
ヴィレヴァンが知らぬ間にマズいことになってた 「遊べる本屋」はなぜ魅力を失ってしまったのか | 街・住まい | 東洋経済オンライン
記事によると
【遊べる本屋】ヴィレヴァン、赤字が拡大https://t.co/HCCVyhj5Su
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 18, 2024
2023年11月中間決算によると、営業損失が7億4900万円で、前年同期の1億7600万円の損失から赤字が拡大。既存店の数はここ数年で減り続けており、それによる単純な減収、そして人件費や物価高の影響も響いている。 pic.twitter.com/K1TQHt0rqj
ヴィレヴァンの大きな特徴は、本やCD、DVDといった雑貨がジャンルレスにそこかしこに並べられ、まるで洞窟のようになっている店内空間だ。エンターテインメント性を押し出した店舗の空間こそ、ヴィレヴァンの強みの一つだった。だから、オンライン事業への注力は、その強みが生かせなくなるジレンマを引き起こすのだ……と、有識者は言う。
私は、このヴィレヴァンの世界観を演出する空間戦略にこそ、その不調の原因があると思っている。それを以下の2点から説明しよう。
①ヴィレヴァンを支える「サブカル」という言葉が曖昧になり、その空間も曖昧になった。
②「世界観」を強く訴求することと、消費者のニーズに齟齬がある。
やや率直な表現になってしまい恐縮だが、ヴィレヴァンの店舗には「こういうカルチャーを知っておくべきだ!」というような、「押し付けがましさ」が感じられてしまう。なんだろう、この感じ……と思いながら、創業者の回想を読んでいると、腑に落ちる記述があった。彼が初期の社員たちに語った言葉である。
「本というのは特別な消費財なんだ。まず、本を売ることに矜持を持とう。コンビニで本を買うようなセンスの悪い奴は相手にするな」(菊地敬一『ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を』、p.50)
言い方がやや厳しいかもしれないが、ヴィレヴァンにはどことなく「選民意識」みたいなものが流れているのだ。それは「センスの悪い奴を相手にするな」という言葉によく現れている。
で、こういうある種の「押し付けがましさ」は店から出される「圧」といえるとも思うが、それはヴィレヴァンの店舗空間にもよく現れている。そこには「余白」がないのだ。
以下、全文を読む
この記事への反応
・ヴィレヴァン若い頃はあのカオス感が好きだったんだけどね
歳とるとあの圧迫感はちょっと疲れちゃう
・客はたくさん入っているけど
レジに商品持って行っている人は見た事ない
・正直なところ、ヴィレヴァンに行ってセンスの良さをあまり感じなくなった。
前はもっと尖って深く潜った店員さんがチョイスしていたように思う(気のせいかも)。
えーそんな本が、みたいな出会いがないというか
・まあ個人的にはヴィレヴァンが面白かったのって90年代で、
イオンモールに入ったあたりには輝きの大部分が既に失われていたので、
長く保った方だと思うよ
・ガロ系のマニアックなサブカル本が鳴りをひそめて
普通の漫画書店で売ってるもんばっかりになっちゃったな
・ 押し付けがましいとまでは思ったことはないが、
商品の見せ方や値札に書かれてるコメントが
ちょっと受け付けなくなってきたのはある。
・ヴィレヴァンってサブカルなのに
5年前や10年前と同じもの売ってるよねえ、という会話を
15年くらい前にしたなあ。
さすがにもう死んだんだと思う。
「サブカル」という概念自体が
お高くとまった意識高いものとして
受け付けられてない感が
昔より強まった感じはある
お高くとまった意識高いものとして
受け付けられてない感が
昔より強まった感じはある


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はちま起稿
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1. はちまき名無しさん
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