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「とと姉ちゃん」に異議あり! 「暮しの手帖」元ベテラン編集者が激白 〈週刊朝日〉|dot.ドット

 週間平均視聴率が毎週20%を超え、トップを独走するNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」は、まもなく大団円を迎える。ドラマは「暮しの手帖」を創刊した大橋鎭子(しずこ)、花森安治(やすじ)をモチーフとしているが...

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記事によると

  • 「週刊朝日」9月23日号で暮しの手帖」の名編集長・花森安治氏の愛弟子、小榑雅章氏によるドラマ批判が掲載された。

  • 唐沢寿明さんが演じる花山伊佐次は、「暮しの手帖」編集長の花森安治がモデルになっていますが、ドラマでは原稿を書くだけの人のように描いている。
    実際は記事の企画や取材、内容の全てのページの絵、写真、レイアウトなど雑誌一冊を隅から隅まで作っていた。

  • 高畑充希(みつき)さんが演じる小橋常子は、「暮しの手帖」創刊メンバーの一人、大橋鎭子さんがモデルで、作中では常子が商品テストをやろうと提案したり、編集長と対等に接する人物として描かれていますが、実際には、花森さんの指示のもと、走り回っていた編集部員の一人

  • 「商品テスト」の話ではアカバネ電器が悪役として嫌がらせをしてくるが完全にフィクション。
    企業の方々はもっとビジネスライクに来て、文句などは言わずに話し合いをしていたと当時を振り返る。

  • 8月15日の放送から「このドラマはフィクションです。登場する団体や商品は実在のものではありません」というテロップを入れてもらうように要請。
    また「ドラマの出版指導」という名目でクレジットされていたが降板した。

    小榑氏は「“モチーフ”を免罪符に何をしてもいいのかと怒りさえ覚えます。」と強い口調で放った

  • 一番違和感を感じた描写は花森編集長の描き方だという
    「欲しがりません勝つまでは」「ぜいたくは敵だ」などの標語を作った人物だとされ、戦争責任があるとされ、NHKは戦争責任の罪滅ぼしのために雑誌を作った線で花山さんを描こうとしていたのが納得できないとした。
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週刊朝日 2016年 9/23 号 [雑誌]週刊朝日 2016年 9/23 号 [雑誌]


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反応


「暮しの手帖」というこだわり抜いた雑誌だからこそ異議ありと言いたくもなるのだろう

近現代が舞台で実名モデルを明言しておきながらフィクションだからとドラマの都合が良いように改変しまくるのは、当事者として譲れないところがあるだろうし、作り手としては易きに流れて志が低いのではないか

これってある意味で編集者を貶めて
女社長を良く描き過ぎなのですね。
脚色も程々にすべきで、
今回の場合やり過ぎですね。


本編の展開で編集長が戦争責任を感じてペンを折ろうとするが、人々のより良い暮らしのためにとと姉のオファーを受けて復活する、となっていたけど、そういう裏があったのか













予想以上に脚色されてて震えた







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