超高層ビルの質量とエネルギーについてお話したいと思います。特撮作品の劇中でも、人為的にビルを破壊して怪獣の動きを止めるといった描写がありました。なぜ戦車でも止められない怪獣をビルで足止めする事ができたのでしょうか?

実は超高層ビルが持つ位置エネルギーが運動エネルギーに変換されると膨大なエネルギーになります。

911のテロ事件でワールドトレードセンタービルは崩壊時にマグニチュード2.2の地震を発生させました。

例えば、高さ400メートルクラスの超高層ビルが人為的に破壊され、怪獣に多いかぶさったとします。
延床面積が霞ヶ関ビル(高さ147M、重量は10万tにもなります)の約三倍と仮定するとその重量は30万トンにもなります。

例えば身長100M、設定体重2万t~4万t程度の巨大怪獣を身長150cmで体重50キロの人と仮定してみましょう。

身長の4倍、高さ6M、さらに体重の6倍もある300キロの荷物が入った棚が倒れ掛かってきたら、どんなに頑丈なよろいを着込んでいても脳震盪を起こすでしょう。

全身に分厚いよろいのような皮膚をまとった怪獣たちには戦車の砲弾など痛くも痒くもないかもしれませんが、次から次へと倒れ掛かってくる大質量をそれなりの速度でぶつけられれば、自衛隊の攻撃よりずっとこたえる事でしょう。

超高層ビルとは巨大怪獣さえも押さえつけるほどの質量とエネルギーをもっているのです。












こうやって説明されると確かにそりゃ止まるって感じだなぁ







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