ヴァルキュリアプロジェクトのスタッフが『戦ヴァル』についてコメント




一部抜粋

2017年1月19日(木)発売の『蒼き革命のヴァルキュリア』。特集第2回では、本作のチーフプロデューサー・下里陽一氏と、ディレクター・小澤武氏に話を聞く。なぜ「ヴァルキュリア」に"蒼き革命"を冠したのか? その真意を語ってくれました。


――『蒼き革命のヴァルキュリア』の企画、及び開発がスタートしたのはいつ頃なのでしょうか?

小澤武氏(以下、敬称略):『蒼き革命のヴァルキュリア』に関連した、最初の連絡が2014年の8月になりますね。そして私が最初の企画書を書いたのが、同年の9月。過去のメールをひっくり返して確認しました(笑)。

下里陽一氏(以下、敬称略):小澤に、新しい「ヴァルキュリアプロジェクト」の企画を考えてもらえないかという話をしたところから始まっています。いちプロジェクトとして正式に動き始めたのは、2015年の2月辺りですね。

小澤:『戦場のヴァルキュリア3』の発売後から、「ヴァルキュリアプロジェクト」の新展開の提案を社内では行なっていたんですが、タイミングもあって、すんなりとは企画が立ち上がらなかったんです。
今回の『蒼き革命のヴァルキュリア』は、セガがセガゲームスになり、色々と改革の時だったということも手伝って、こうして形にできました。

下里「戦場のヴァルキュリア」シリーズは、すでにひとつの作品として確立していたので、それとはストーリーやシステムが違うもの......、全く新しい「ヴァルキュリア」を立ち上げたいという考えがまずありました。
今回のリリースに伴い、「戦場のヴァルキュリア」シリーズはもちろん、『蒼き革命のヴァルキュリア』もひとつのIPとして、両者をひっくるめての「ヴァルキュリアプロジェクト」を展開していければと考えています。



――小澤さんが最初に書かれた企画書の段階で、すでに新「ヴァルキュリア」として動かれていたのでしょうか。

下里:はい。その時点でまったく新しいタイトルとして立ち上げるべく動いていました。

小澤:完全に新規の企画として考えていましたし、ゲームジャンルや世界観など、すべての要素をゼロから構築しています。タイトル名も、聞いても内容がよくわからない仮のものが付いてましたね(笑)。
ただ、ユーザーの皆さんに誤解していただきたくないのが、我々が今後「戦場のヴァルキュリア」シリーズを作らないわけではない、ということです。

下里「戦場のヴァルキュリア」シリーズは終わらせて、今後は『蒼き革命のヴァルキュリア』で行くつもりなのか、といったようなことも噂されたみたいですが、そんなことはないのでご安心ください。

小澤:そもそも「戦場のヴァルキュリア」シリーズは、すでに世界観が固まっていて、その中でハードも進化していく状況を見据えながら次の展開をどうするか、というのは常に考えています。
しかし、「戦場のヴァルキュリア」シリーズに固執して、そこから無理やり変革を促そうとすると、今度はシリーズ自体のコンセプトであったり、屋台骨になっている部分を崩してしまいかねない。
その上で、我々はやはりクリエイターであり、常に新しいことにチャレンジしたい、という想いから今回の流れに舵を切ったのです。














>今後「戦場のヴァルキュリア」シリーズを作らないわけではない

なんという曖昧な表現・・・

蒼ヴァルの結果で会社がどう判断するかって感じなのかなぁ