記事によると

・カドカワ <9468> が8月10日大引け後(15:30)に決算を発表。18年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は0.2億円の赤字(前年同期は10.5億円の黒字)に転落した。

・ 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.6%→1.6%に大幅悪化した。


Webサービス事業においては、平成29年4月に「ニコニコ超会議2017」を開催しました。動画サービスの競争が
激化する中で、会場来場者数は15万4,601人と過去最高を記録、505万9,967人のインターネット視聴をいただき、
niconicoの発信するインターネット文化を共有することができました。
ニコニコ動画では、有料の「プレミアム会員」の会員数は当期末に236万人まで減少した一方で、「ニコニコチ
ャンネル」の有料登録者数は61万人に達し、収益を下支えしております。
NHN PlayArt㈱との共同プロジェクトに
よるリアルタイムオンライン対戦ゲーム「#コンパス〜戦闘摂理解析システム〜」のダウンロード数は、
iOS/Android版合わせて200万を突破しました。公益社団法人日本将棋連盟と主催する「叡王戦」はタイトル戦への
昇格が決定し、インターネットを通じて伝統文化の普及、発展にも関わっております。
また、音楽配信サービスのドワンゴジェイピーにおいては、ジャニーズ事務所所属アーティストの楽曲の先行配
信が人気を集めています。
一方、「プレミアム会員」の会員減による減収や、niconicoの新バージョン(く)の開発費用が減益要因となり
ました。

以上の結果、売上高は76億8百万円(前年同期比3.9%減)、セグメント損失(営業損失)は72百万円(前年同
期は営業利益4億48百万円)となりました。

 
出版事業においては、紙書籍では、「いのちの車窓から」、「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」や、
リーズ作品の「けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック」、「Fate」等がヒットしましたが、主力のライト
ノベル、コミックスがやや勢いを欠いたこと、在庫の評価減等により、前年同期比では厳しい業況となりました。

雑誌では、ウェブメディアへの移行等ビジネスモデルの転換を図る中で、大型ムック「別冊カドカワ乃木坂
Vol.4」がヒットしました。
電子書籍・電子雑誌では、総合電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」の増収に加え、他社の電子書籍ストアでのキャ
ンペーン、㈱NTTドコモが運営する雑誌読み放題サービス「dマガジン」からの収益の増加により、好調な業績が続
きました。
以上の結果、売上高は270億13百万円(前年同期比4.1%増)、セグメント利益(営業利益)は10億94百万円(前
年同期比49.3%減)となりました。


映像・ゲーム事業においては、映像では「幼女戦記」、「この素晴らしい世界に祝福を!2」の映像パッケージ
ソフトの国内販売が好調だったこと、海外へのライセンス販売ビジネス強化策が「ロクでなし魔術講師と禁忌教
典」、「Re:ゼロから始める異世界生活」等の成果につながったこと、映像関連子会社の業績が好調であったこと
から、実写の劇場公開作品が低調に推移したことによる減益影響を緩和できました。
ゲームでは、「DARK SOULSⅢ」から、本編とダウンロードコンテンツを完全収録したバージョンの販売収入や海
外からのロイヤリティ収入が続いているほか、アプリゲーム「戦刻ナイトブラッド」、「天華百剣 -斬-」、「結
城友奈は勇者である 花結いのきらめき」が好調でした。

以上の結果、売上高は107億35百万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益(営業利益)は6億42百万円(前
年同期比38.9%減)となりました。












けもフレやFateやダクソ3あってもこれだし相当負担になってるんじゃ・・・

ニコニコ動画新バージョン、はたして時代遅れの汚名を返上できるのか