株式会社カプコンの2018年3月期第3四半期連結業績(2017年4月1日~2017年12月31日)は、売上高477億40百万円(前年同期比10.8%減)、営業利益70億9百万円(前年同期比36.9%増)、経常利益70億99百万円(前年同期比71.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益44億39百万円(前年同期比60.7%増)となりました。

当第3四半期は、当社の主力事業であるデジタルコンテンツ事業において、『バイオハザード7 レジデント イービル』、『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.』が堅調に推移したものの、アミューズメント機器事業においては、市場環境の変化を踏まえ新作の発売時期を見直したことにより減収となりました。一方、利益面ではデジタルコンテンツ事業の利益率が改善したことにより増益となり、5期連続の営業増益に向け堅実に足場を固めています。

なお、2018年3月期の業績予想につきましては、2017年4月27日決算発表時の業績予想を変更しておりません。

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(1) デジタルコンテンツ事業

1) 当事業におきましては、『バイオハザード7 レジデント イービル』(プレイステーション4、Xbox One、パソコン用)や『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.』(Nintendo Switch用)が堅調に推移したほか、『ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ』(Nintendo Switch用)もスマッシュヒットを放ちました。一方、昨年9月発売の欧米をターゲットにした『マーベル VS. カプコン:インフィニット』(プレイステーション4、Xbox One、パソコン用)は、軟調に展開いたしました。

2) オンラインゲームは、配信10周年を記念して大型アップデートを行った『モンスターハンターフロンティアZ』が根強い人気に支えられ底堅く売上を伸ばしました。他方、現状の局面打開に向けて提携戦略等の事業改革を推進中のモバイルコンテンツは、『モンスターハンター エクスプロア』が安定した人気を持続するとともに、IPを用いたライセンス収入が利益向上に寄与いたしました。

3) この結果、売上高は308億44百万円(前年同期比8.5%増)、営業利益62億57百万円(前年同期比328.2%増)となりました。

4) なお、第4四半期は当期の旗艦タイトルである『モンスターハンター:ワールド』(プレイステーション4、Xbox One用)の発売により本格的な攻勢をかけてまいります。


以下略









バイオ7とスイッチモンハンが引き続き堅調
第4四半期はモンハンワールドの発売で凄いことになりそう




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