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【訃報】 Winny作者の金子勇さんが急性心筋梗塞で死去




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「Winny事件」映画化企画が進行中

 あの「Winny事件」を映画化する企画が進んでいる。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で、脚本の開発費を調達中だ。【その他の画像】 Winny事件とは、P2Pファイル共有ソフト「Winny」を開発した技術者の金…

news.nicovideo.jp
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記事によると

・あの「Winny事件」を映画化する企画が進んでいる。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で、脚本の開発費を調達中だ。

・事件の映画化は、古橋智史さん(Web企業・スマートキャンプ社長)が企画。古橋さんは、Winny開発者の金子氏が逮捕され、7年にもわたる裁判にかけられた一方で、同時期に米国で楽曲ファイル共有ソフト「Napster」を開発したショーン・パーカー氏は逮捕されず、Facebookの初代CEOになるなどその後も活躍したことを挙げ、「Winny事件を映画にすることで、日本が世界に誇る技術や人にフォーカスを当て、挑戦者を応援出来る環境を作りたい」としている。

・作品は、Facebookを題材にした映画「ソーシャル・ネットワーク」のようなイメージで、Winnyを取り巻く環境・人間模様をスタイリッシュな映像にしたいという。まずは脚本の完成を目指しつつ、映画製作での仮想通貨の利用や、P2P技術に立脚した配信などにもチャレンジしたいとしている。








Winny事件(ウィニーじけん)とは、ファイル共有ソフト「Winny」に絡む著作権法違反(公衆送信権の侵害)を問われ無罪となった事件である。利用者だけではなく、アプリケーションソフトウェア開発者も、逮捕・起訴されたことで、情報産業従事者以外からも注目された裁判となった。

Winny利用者の逮捕

2003年11月27日、著作権法違反(公衆送信権の侵害)容疑で、Winnyの利用者としては初めて、京都府警察ハイテク犯罪対策室によって、愛媛県松山市の無職少年Aと群馬県高崎市の自営業男性Bの2人を、著作権法違反(公衆送信権の侵害)の容疑で逮捕した。

松山市の無職少年は、2003年9月11日から翌日にかけて、ゲームボーイアドバンス用ソフトの「スーパーマリオアドバンス」など26本のデータを、インターネット上に公開して、不特定多数がダウンロードできる状態にした容疑、群馬県高崎市の自営業男性は、映画2本(「ビューティフル・マインド」「アンブレイカブル」)の動画データをインターネット上に公開して、不特定多数がダウンロードできる状態にした容疑が、それぞれにかけられていた。

2004年3月5日に、松山市の無職少年Aに、懲役1年執行猶予3年の有罪判決、2004年11月30日に、高崎市の自営業男性Bに、懲役1年執行猶予3年の有罪判決が、それぞれ言い渡された。

ソフトウェア制作者の逮捕

2004年5月9日、ソフトウェア開発・配布者の金子勇も、この事件の著作権侵害行為を幇助した共犯の容疑を問われ、京都府警察に逮捕された。この時、自宅と東京大学の研究室が、警察の家宅捜索を受け、証拠品として、アプリ開発に使用されたノートパソコン・Winnyのソースコードが押収されている。

著作権侵害行為幇助の疑いに関わる裁判では、アプリケーション公開・提供行為の方法が罪に問われており、アプリ技術開発の是非については、はっきり言及されていないが、これは「裁判所が判断を避けた」のではなく、どんな技術を開発しようとも、それを自分の頭に秘めておく限り、思想・良心の自由の範疇に含まれるので、技術開発の是非というものは、そもそも論じる必要がないからである。

法律の解釈論

技術を何かに使用した時点で、使用法が問われるのであるから、法律論では、Winny開発・配布者が有罪になった件は、技術開発には全く影響を与えないという考え方がある一方、コンピュータ専門誌のITProは「このような判決が出されたら,今後P2Pソフトの開発はできなくなってしまう」という意見もあり[1]、社会的な影響は、単に情報技術の使用法のみならず、あらゆる技術の開発・使用そのものにも及んでいる。

法的な問題の議論では、

技術そのもの
技術を適用して配布・公開する行為
どのような意図・方法で配布・公開するか

をはっきり区別しなければならない。

多くの法律家は 3.を問題にしているが、金子の弁護団の事務局長である弁護士の壇俊光は「誰かが、不特定多数の人が悪いことをするかもしれないとを知っていて、技術を提供した者は幇助なんだということを、裁判所が真っ向から認めてしまった。これは絶対変えなければならない。高速道路でみんなが速度違反をしていることを知っていたら、国土交通省の大臣は捕まるのか」とのコメントを出しており[2]、法律家の間でもこの件で統一的な見解がなかった。

日本国外では、2001年にアメリカの裁判所がNapster, Inc.の活動を「著作権侵害に加担している」とした民事裁判があった[3]。一方で、ソフトウェア開発者やサービス提供企業の著作権侵害責任を問うことはできないとする判決も、2003年以降、欧米で多数出ていた[3]。

京都府警側は、逮捕の理由はソフトウェアの開発行為を理由としたものではなく、著作権違反を蔓延させようとした行為にあるとしているが、多くのメディアでは、アプリケーションソフトウェアを開発すること自体について、刑事事件として違法性が問われたものと認識され、日本では『非常にまれなケースである』と報じられた。
制作者逮捕の余波

Winny事件の立件にあたって、検察側はファイル交換用P2Pソフトウェアの開発自体を、違法行為としているのか判断の明示を避けているが、この一件は、日本国内でのPeer to Peer(P2P)ソフトウェア開発・配布者の開発行為を萎縮させると懸念されると、2004年に開かれた初公判の中で金子は述べており、これに賛同するソフトウェア開発・配布者も少なくない。

日本製とされるファイル交換用のP2Pソフトウェアで、主に同様の目的で使われる種類のものとしては、「LimeWire」「Share」「AsagumoWeb」「Ansem」「Speranza」「BitTorrent」「Cabos」、そして「Perfect Dark」などが存在している。

この中で、アプリケーションソフトウェアの開発・配布行為に責任を問われた事例は、2017年現在のところ存在しない。P2P技術と、違法なファイルの交換を容易にする技術は、全く別のものであり、P2P技術自体は、Skype や Bitcoin や ブロックチェーン のような利用も可能である。

P2P技術と、違法なファイルの交換を容易にする技術を組み合わせたものが幇助に問われたからといって、P2P技術に法的責任が問われる可能性があるというのは、杞憂を通り越して単なる事実誤認である。また日本の法律では、技術そのものが違法という考え方は成立しない。金子が幇助に問われているのは、違法なファイルデータの交換を容易にする技術を実装したことと、そのコンピュータソフトウェアの配布の態様にあると考えられる[4]。違法なファイルの交換を容易にできないように、中立的なソフトウェアの実装方式・配布方法であれば、現状では問題ないと解される。

さらに、開発・配布者の逮捕に伴って、Winny の使用法を解説したウェブサイト「WinnyTips」の制作者も、自宅を家宅捜索され、Winny解説ウェブサイトは閉鎖された。

この件については、間接的にではあるが、事件そのものとは関わり合いのない、個人のウェブサイトを閉鎖に追いやったことから「警察による表現の自由の侵害ではないか」という声も挙がった[5]。



この話題への反応



歴史に残る警察の大失態である。

なんつーか、日本って新興産業の技術者とかとことん冷遇するよな。だからコインチェックみたいに中韓朝に出し抜かれて資産流出とかしちゃうんだよ

使用側のモラルの問題を開発者におっ被せた警察の汚点

この逮捕のせいで日本はP2P技術で海外に大きく遅れた

日本では、理系が激しく冷遇されている、沢山の事例の一部として、そういう切り口で映画化してもらいたいものだ

これもうリアルタイムで見てて、法理を捻じ曲げてでも逮捕して金子氏を社会的に殺そうと躍起になってる京都府警にゾッとした覚えがあるわ

Winnyを作って著作権法違反幇助になるなら、道路整備に関わった人は根こそぎ危険運転幇助で逮捕しないとな。

幇助かどうかは別として、使用者のモラルには限界があるし、winnyも今のyoutubeとかと同じで違法な動画や違法なアップロードを管理しないのは問題でしょ

ショーン・パーカーは逮捕こそされていないものの、訴えられてナップスターは廃業しているがな。つまり彼は彼のしたことについて責任は取らされた。お咎めなしじゃない。あと包丁は料理などに使うのが一般の用途だが、Winnyは著作権を侵害しない用途が何かあっただろうか。幇助犯が規定されている以上、被疑者の逮捕が不当とはいいがたい。

かの有名な「もうだめぽ」の人やね。てか亡くなってたんか・・・。





引用画像

あの「Winny事件」を映画化する為の脚本開発費を集めたい! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

30歳以上の方であれば、きっと聞いたことのあるP2Pファイル共有ソフト「Winny」。開発者である金子勇さんは天才エンジニアとして注目を浴びていましたが、逮捕・起訴されます。その後無罪を勝ち取るまでのドラマと、「起業家」の挑戦を支援する映画にしたいと考えています。

camp-fire.jp
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映画化するのか…
あの事件からもう10年以上経ってるんだなぁ