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LJL最悪の日 Dara選手引退について|J1N1|note
https://note.mu/j1n1/n/n74d7938e449d
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記事によると
2018年5月3日は、LJL最悪の日となった。
SCARZ Burning Core所属のDara選手が引退を表明した。


Dara選手は、『リーグオブレジェンド』の日本プロリーグ、LJLにおいて2015年から活躍し続けてきたベテラン選手で、PENTAGRAM(旧Rampage)を3度も優勝に導いた実績を持つ、実力・人気共にトップクラスのプレイヤーだった。

しかしながら、彼はPENTAGRAMから別のチームに移籍する際、後述する事件でハラスメントを受けた。

そして、今年の夏から1部で再び活躍が見れる、そうファンが期待していた頃、彼から「自分にとってLJLでの心理的な傷が大きすぎた」として引退を表明した。


恐らく、誰もが認めるスター級のプロゲーマーがこのような形で引退するのは、LJLは愚か日本のesportsにおいても前代未聞である。

まず彼が引退に至った経緯を説明する。

Dara選手は以前、プロゲーミングチームPENTAGRAM所属中に、入国管理局により発行される「在留カード」という身分証明書を、チームのオーナーである中村洋樹氏が代表を務めるy’s agencyにより取り上げられ(PGM側の見解では「預かった」)た経験がある。

在留カードとは、日本に中長期滞在する者に対し、日本の「出入国管理及び難民認定法」により携帯が義務付けられている身分証明書だ。

そのためDara選手は、在留カード更新のためにチームに提出を再三要求し続けたにも関わらず、中村洋樹氏はこれを「在留カードはPENTAGRAMの所有物」であるという理由で拒絶し、同y’s agency所属の藤田拓也氏の「預かり」行為を追認。

更に同じくPENTAGRAM所属のTussle選手に対しても、在留カードはPENTAGRAMの所有物であり、またチームに帰さなければビザ更新に悪影響が出るという虚偽の情報を与え、在留カードを提出させた。

このため、LJLはPENTAGRAMに「LJL 2018 春スプリットWeek 1から5での各マッチにおいて各1ゲーム没収」というペナルティを与え、中村洋樹氏と藤田拓也氏に3ヶ月間の「LJLおよびLJL CSへの出場停止」、Dara選手とTussle選手に口頭での注意を行った。

結論から言って、今回の中村洋樹氏の行為は何ら擁護する余地のない、極めて悪質な行動である。

中村洋樹氏らの行為は、本来選手たちを保護・監督すべき立場でありながら、「外国人」でありかつ「労働者」である二重の弱みを握り、日本の法律に詳しい日本人として、選手らの雇用者として、彼らに卑劣な人権侵害行為に及んだことは否定の余地がない。

言うまでもなく、在留カードといった身分証明書は、日本在住の外国人にとって何よりも重要な私物である。どんな身分の者であれ、どんな誤解があれ、決して当人から奪う等という行為は、一般常識から考えてもあり得ないことだ。

それでも、Dara選手は新たにLJL2部リーグのSCARZ Burning CoreにSupport兼コーチとして所属し、2部では破竹の快進撃を遂げ、昇格戦では遂にRascal Jesterに勝利し、1部リーグへの昇格を決めた。

これで、ようやくまたプロシーンでDara選手の活躍が見られると、ファンの誰もが安心して約1ヶ月。Dara選手が衝撃的なツイートをした。




「私はプロを引退します。理由はLJLに失望しました。
1部でRPGの人と会うのは心がどうしても無理でした。
RPGを考えたら怖い記憶が戻って頭が痛い、薬が必要。
ゲロでプレイが出来ない。心が壊れてしまった。私は韓国に帰ります。」




「在留カードを渡さないと韓国に帰さないって言われて、私はそうするしかなかった。
外に出ようとしたら追いかけてくる。
大きな怒った声でプレッシャーを私にあげる外国で一人の私に力はなかった。
本当に怖かった。」




「RPGの公式メッセージは、自分がしたこと一個も認めてない。
「在留カードはRPGのもの。置いていかないと韓国帰さない」これを預かっただけって言う。
ごめんの気持ちを期待した自分が馬鹿と思ったし、悲しいだった。
そういうことをして、ペナルティ3ヶ月の世界にも、もういたくない」




「ファンさんたち、俺にいつも力あげて感謝します。
ファンさんたちがなかったら、もっとはやく引退してたと思います。
まっててくれたのにごめん。いままでありがとうございます。」




「BCは俺に機会をくれてありがとうございます。
メンバーには本当にごめんね。皆の成長みる楽しかった。
皆とごはんもあそぶも楽しかった。皆の心が凄く暖かいだった。ありがとまたね。」



彼はそのプレイングから「Daraママ」との愛称で呼ばれているが、
実績を考えれば本当にRampageの「母」であり、それどころかLJLの「母」でもあるのだ。

その「母」が、今日、日本のプロリーグを去った。
これ程恥ずべきことはない。



LJL史上、いや、日本のesports史上にとっても、
最も看過し難い事件であると言わざるを得ない。


まず、LJLは改めてこの事件について徹底的に調査するべきである。
そして、その内容を遅滞なく可能な限り詳細に報告し、かつ中立的な制裁を改めて考慮すべきだ。

加えて、LJLはこの事件について、Dara選手の引退に至る全ての流れの報告書を、
日本のLeague of Legendsトップに掲載するべきである。


同時に、私が最も呆れたのは、コミュニティのリアクションだった。
大手メディアはGameSparkやNegitakuらを除いて殆どこの事件を取り上げず、
SNSにおいてもLJL関係者はおろか、
プロストリーマーや個人ブロガーでさえ、我が身可愛さで口を噤んでいた。


esportsを支えるのがコミュニティなら、esportsを不正のないものに監視するのもコミュニティではないのか。

雇用者が外国人の身分証明書をいたずらに取り上げる等という行為が、人道に反することは誰の目から見ても明らかだ。

Dara選手は病気や事故に合ったわけではない。複数人のチーム運営者による「人災」で苦しんだことを、決して忘れてはならない。








この記事への反応


eスポーツのヒーロー(プロゲーマー)が
日本の最悪な雇用環境とハラスメントにより
心を壊して引退した話。 なんというか、日本おわた。


これ普通に刑事事件じゃないの?

コメント欄まで含めてTHE☆日本案件ですね…

日本チームを助けに来てくれた助っ人スタープレーヤーに対する
仕打ちがコレ
これが日本


プロゲーマーにあこがれる気持ちを利用するクズ人間の話だった。
非常に嫌な気持ちになる。
コミュニティもなれ合いで過ちを指摘しづらくなるなら考えものだ。


>(現状、私はいくつか海外メディアに相談して、
この事件を報道してもらえないか相談している。
国内外問わず、掲載してもらえそうなメディアや記者があれば、
是非Twitterで教えて欲しい。)


e-sports団体のカシラがここまでアホだとは思わなかったし
ちょっと盛大に燃えた方が界隈の為だよ
外国実習生問題と地続きですぜこれ









裏でこんな事が行われてたなんて
全然知らなかったけど流石に非人道過ぎる!!
大々的に問題になって実行者達は法的に裁かれるといいよ



※Dara選手の動画



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