
財務大臣政務官、衆議院議員、いさ進一氏より
日本の量子力学のショッキングな話
日本が基礎理論を構築したのに、実装段階で海外に持っていかれる
日本の量子力学、最後はショッキングな話。
— いさ進一 (@isashinichi) 2019年5月29日
量子コンピュータの計算手法、東工大の西森教授が1998年に理論構築したが、10年後に実用化したのはカナダ
超伝導回路量子ビット、NECの中村氏が1999年に論文発表、20年後に実用化したのはIBM
基礎理論はすごいのに、実装段階で海外に持っていかれています pic.twitter.com/h03NZrs7Sr
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農業研究者の篠原信氏より
日本の大企業が新しい技術を開発することができない理由を考察
大企業ほど経営陣は近視眼的で、研究の担当者をコロコロ変えてしまう
結果、開発力が衰えて実用化ができなくなってしまう
私の同僚に、ノーベル賞も夢ではない人がいる。一部研究を手伝ったこともあり、授賞式には会場で拍手を送るのが夢。しかしそんな技術がどうしたわけか実用化しない。原因は「担当者がすぐ異動する」。 https://t.co/ZOHfRfTnA0
— shinshinohara (@ShinShinohara) 2019年6月1日
組織幹部は大企業と共同研究したがる。開発力があると信じてるし、大企業なら資金提供もしてもらえるし、何より大企業と共同研究してると鼻が高くなるし。
— shinshinohara (@ShinShinohara) 2019年6月1日
しかし、今の日本の大企業は開発力が相当衰えてるように思う。その大きな原因が、「担当者をコロコロ変える」ことによる粘り腰のなさだ。
共同研究を申し込んできた最初の担当者は熱心。技術にホレてるから、是非とも、と。研究開始すると実によく働く。分からないことがあればどんどん質問。コミュニケーションも密に取れて、開発がどんどん進む。
— shinshinohara (@ShinShinohara) 2019年6月1日
ところが。
一年か二年ですぐ担当者が変わる。すると、ほとんどの場合、次の担当者は面倒くさそう。前任者がツバつけたテーマをやるのは二番煎じのようでイヤだ、という、研究者にありがちな気持ちが働くから。自分が今までやってきたテーマを継続するため、いかにダメかというデータ採りさえすることがある。
— shinshinohara (@ShinShinohara) 2019年6月1日
こちらが「新技術なんだから古い技術のやり方じゃダメ」と言ってるのに聞かない。質問は一切してこなくなるし、何をしてるのかの連絡さえ来なくなる。
— shinshinohara (@ShinShinohara) 2019年6月1日
やがて、共同研究終了。大企業はみんなそんなところばかり。私もこれまでに20社以上と仕事してるが、似たような感じ。
私もコッソリ、ノーベル賞を狙ってる。ノーベル農学賞がないから無理だけど(笑)。土壌という、誰も人工的に製造できなかったものをゼロからデザイン・製造できるのだから、農業を根幹から変える可能性があると思ってる。けれど、大企業ほど、近視眼的。一年でモノにしようとする。粘り腰なさすぎ。
— shinshinohara (@ShinShinohara) 2019年6月1日
少なくとも、大企業でも、担当者をコロコロ変えることがなければ、様々な技術が花開くと思う。けれど開発という時間の要する職業で、短期間に異動させるのは、自らクビを絞めてる。発芽したばかりの苗を頻繁に移植し変えるようなもの。環境が落ち着かず、枯れてしまう。
— shinshinohara (@ShinShinohara) 2019年6月1日
私の技術は、かなり腰を入れる必要があるのである程度仕方ないと思っていたが、天才同僚の技術さえモノにできない日本の大企業の体たらくには呆れる。
— shinshinohara (@ShinShinohara) 2019年6月1日
安易に人を動かすな!研究は植物と同じで、根を張らないうちに移植を繰り返せば枯れるのだから。
私の同僚に、ノーベル賞も夢ではない人がいる。一部研究を手伝ったこともあり、授賞式には会場で拍手を送るのが夢。しかしそんな技術がどうしたわけか実用化しない。原因は「担当者がすぐ異動する」。
組織幹部は大企業と共同研究したがる。開発力があると信じてるし、大企業なら資金提供もしてもらえるし、何より大企業と共同研究してると鼻が高くなるし。
しかし、今の日本の大企業は開発力が相当衰えてるように思う。その大きな原因が、「担当者をコロコロ変える」ことによる粘り腰のなさだ。
共同研究を申し込んできた最初の担当者は熱心。技術にホレてるから、是非とも、と。研究開始すると実によく働く。分からないことがあればどんどん質問。コミュニケーションも密に取れて、開発がどんどん進む。
ところが。
一年か二年ですぐ担当者が変わる。すると、ほとんどの場合、次の担当者は面倒くさそう。前任者がツバつけたテーマをやるのは二番煎じのようでイヤだ、という、研究者にありがちな気持ちが働くから。自分が今までやってきたテーマを継続するため、いかにダメかというデータ採りさえすることがある。
こちらが「新技術なんだから古い技術のやり方じゃダメ」と言ってるのに聞かない。質問は一切してこなくなるし、何をしてるのかの連絡さえ来なくなる。
やがて、共同研究終了。大企業はみんなそんなところばかり。私もこれまでに20社以上と仕事してるが、似たような感じ。
私もコッソリ、ノーベル賞を狙ってる。ノーベル農学賞がないから無理だけど(笑)。土壌という、誰も人工的に製造できなかったものをゼロからデザイン・製造できるのだから、農業を根幹から変える可能性があると思ってる。けれど、大企業ほど、近視眼的。一年でモノにしようとする。粘り腰なさすぎ。
少なくとも、大企業でも、担当者をコロコロ変えることがなければ、様々な技術が花開くと思う。けれど開発という時間の要する職業で、短期間に異動させるのは、自らクビを絞めてる。発芽したばかりの苗を頻繁に移植し変えるようなもの。環境が落ち着かず、枯れてしまう。
私の技術は、かなり腰を入れる必要があるのである程度仕方ないと思っていたが、天才同僚の技術さえモノにできない日本の大企業の体たらくには呆れる。
安易に人を動かすな!研究は植物と同じで、根を張らないうちに移植を繰り返せば枯れるのだから。
この記事への反応
・そんなこんなで人が入れ替わるのもあって意思決定に時間がかかる。もう会社というもののシステムを一から作り直さないとダメだと思う。
・いつもの日本だよねぇ、こういうの。
だいたい基礎を作ってもビジネスに乗せるのは他国企業だし、この国で才能を振るう事に何の意味があるんだろうかとつくづく思うね。
・コロコロ変わることではなく継承されないことが問題なのでは。縦割り組織を横に動くことはコネクションを作る(残す)という事ができれば有効だと思うけど、まぁ(業務的には)切れちゃうんでしょうね…
・産学共同って、企業はすぐにでも収益を上げたいけど、大学は担当教授の生涯テーマにしてだらだら研究しがち。利害が一致してるようでしてなくて上手く行かないケースが多いよね。
・これ、なんの仕事でもそうだけど担当がポンポン変わるの!その原因は大体待遇悪いとか環境が悪いとか結局ブラックなのが問題なんだけどねー
・要は経営者層が近視眼的過ぎる。まぁ経営者層に限らないけど、トップがそうだと下もそうならざるを得ない。
・ジョブローテは大いに結構なんだけどキャリア構築のための経験を積むという目的じゃなくただたんにジョブローテが目的になってしまっているというのが悪なのではないかと思う。
・人事ローテーションは悪い文明
・日本って結局0から1を作るが国自身も企業含めて苦手なんだよなーと思う。国民性なのかなぁ。
・そうなんだよな。20年30年のスパンで物事を考えられる企業がなさすぎる
・mp3プレイヤーつくれたのに、音楽部門に配慮してつくらなかったり そういう馬鹿なことをやってるから日本企業は潰れていくんです
・研究関係無く、大企業だとローテで人コロコロ代わるから派遣や下請けの出向者が一番長く居て物知ってるとかあるからなー、あれほんと良くない
・そう。大企業って技術に限らず担当をすぐ変えてしまうので信用できないんだよね。お前が頼み込んできてやってる事業でなんでケチつけはじめるんだよ、ということが起こる。
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1. はちまき名無しさん
基礎理論ってそう言うもんやぞ
2. はちまき名無しさん
プロフェッショナルを育てるか癒着を防ぐみたいな話はどこでもあるな