話題のツイートより
『鬼滅の刃』主人公・竈門炭治郎の考察
生業としている「炭焼き」と長子相続制について
今も昔も、炭焼きとは、田舎でも特に儲からない職業の代表格だ。それは古くから流通経路が整備され、生産者と消費者の直接取引がNGだったからだ。
— すぽんちゅ (@OGmk23797) October 22, 2020
「炭焼に学問は要らない」とは、今日の田舎でも稀に聞く慣用句だ。どうしようもない市場構造を放置してたから今日滅んでる。
炭治郎の苦労が忍ばれる。
なまじ炭が日々のライフラインであったからこそ、中抜き構造が完璧になっていた炭焼きにおいて、炭治郎が第一話で問屋に行く前に直接取引で炭を捌いてしまっているのは、これはもう、地元の人達が申し合わせてたのだろう。問屋に持ってく前にみんな直で炭治郎から買えと。
— すぽんちゅ (@OGmk23797) October 22, 2020
竈門家は人望があったんだ。
第一話で炭治郎から直で炭を買ってた街の人々は、早くに父親に死なれ、女手一つで大世帯を守っている竈門家を支えてやろうの意味で、わざわざ炭治郎に声をかけ、卸に持ってく前にみんな買い付けて竈門家を助けていたのだ。
— すぽんちゅ (@OGmk23797) October 22, 2020
炭治郎があんなに自己犠牲的なのは、その匿名の恩を知っていたからだろう。
「炭焼きするのに学問は要らない」というのは、裏返せば「長男に学問は要らない」ということだ。
— すぽんちゅ (@OGmk23797) October 22, 2020
現代では長男にこそ高等教育を施すものだが、昔の日本では、長男とは教育云々よりも前に家業を継がせる存在だったので、どうせ外に出ていってしまう次男以降の方が、長男よりよく教育された例が多い。
だから今日において「長男だからみんな我慢できる」と豪語する炭治郎に「???」を思い浮かべる現代っ子は多いだろうが、本当にそうなのだ。
— すぽんちゅ (@OGmk23797) October 22, 2020
炭治郎はあんなことがなければ、弟たちの学費を稼ぐだけの炭焼きとして一生を終えていただろう。
長子相続制とはそういうことだ。
アニメ第一話で、炭治郎は背負い籠に黒炭を満載して街へ売りに出る。
— すぽんちゅ (@OGmk23797) October 24, 2020
炭焼きは炭俵に炭四貫目(約16kg)を一俵として詰めて卸した、と手元の資料にある。炭治郎は炭俵を使ってない。
本当に炭問屋に卸してないんだな……。街の人たちも一俵で欲しがらず、その日使う分だけ買ってたのか。 pic.twitter.com/APpAl7UqRP
今も昔も、炭焼きとは、田舎でも特に儲からない職業の代表格だ。それは古くから流通経路が整備され、生産者と消費者の直接取引がNGだったからだ。
「炭焼に学問は要らない」とは、今日の田舎でも稀に聞く慣用句だ。どうしようもない市場構造を放置してたから今日滅んでる。
炭治郎の苦労が忍ばれる。
なまじ炭が日々のライフラインであったからこそ、中抜き構造が完璧になっていた炭焼きにおいて、炭治郎が第一話で問屋に行く前に直接取引で炭を捌いてしまっているのは、これはもう、地元の人達が申し合わせてたのだろう。問屋に持ってく前にみんな直で炭治郎から買えと。
竈門家は人望があったんだ。
第一話で炭治郎から直で炭を買ってた街の人々は、早くに父親に死なれ、女手一つで大世帯を守っている竈門家を支えてやろうの意味で、わざわざ炭治郎に声をかけ、卸に持ってく前にみんな買い付けて竈門家を助けていたのだ。
炭治郎があんなに自己犠牲的なのは、その匿名の恩を知っていたからだろう。
「炭焼きするのに学問は要らない」というのは、裏返せば「長男に学問は要らない」ということだ。
現代では長男にこそ高等教育を施すものだが、昔の日本では、長男とは教育云々よりも前に家業を継がせる存在だったので、どうせ外に出ていってしまう次男以降の方が、長男よりよく教育された例が多い。
だから今日において「長男だからみんな我慢できる」と豪語する炭治郎に「???」を思い浮かべる現代っ子は多いだろうが、本当にそうなのだ。
炭治郎はあんなことがなければ、弟たちの学費を稼ぐだけの炭焼きとして一生を終えていただろう。
長子相続制とはそういうことだ。
アニメ第一話で、炭治郎は背負い籠に黒炭を満載して街へ売りに出る。
炭焼きは炭俵に炭四貫目(約16kg)を一俵として詰めて卸した、と手元の資料にある。炭治郎は炭俵を使ってない。
本当に炭問屋に卸してないんだな……。街の人たちも一俵で欲しがらず、その日使う分だけ買ってたのか。
「鬼滅の刃」と矢口高雄漫画はなぜか自然とコラボする(俺だけ?)。「ボクの手塚治虫」で本当に涙が出る場面、少年矢口が手塚マンガを買うために「杉皮背負い」でお金を稼ぐシーン。植物由来の重い品を山から運ぶ大変さ、という点では竈門炭治郎の苦労を追体験できると思うのでぜひ読んでみて。 pic.twitter.com/6OJL7JPALi
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) October 23, 2020
いい話じゃないの?なんで逃げたの?という問いに
— 果哉屋(kanariyaさん) (@kanariya_YA) October 24, 2020
当時も炭焼きは儲からない仕事で
その家が貧しかった事や
そして何よりも
そこの娘さんが父より12も年上な上
離婚されて戻って来たばかりの
身長170センチくらいある女性だったので
「まぁ、逃げるよね」(父談)
うんまぁ、🥴やむなしかな
1890年代 • 炭を運ぶ女 https://t.co/MPUpNO2lIW pic.twitter.com/GQ12p9VePn
— 石部統久 (@mototchen) October 23, 2020
この記事への反応
・炭焼きは勉強もいらないし需要もあるしだれでもなれるしできつくて儲からない仕事だったんだな。
・せっかく炭焼き屋の息子が主人公の作品が大ヒットしてるのだから、炭メーカーは鬼滅とコラボするべきでは?
・炭治郎が手紙書けるくらいには読み書きができてるのすごいんだよな
あの時代に炭焼きとして一家支えるくらい働いてるし下の子たちいるけどちゃんと勉強はできたんだな
・母方の長男は頭が良かったのに農家に学問はいらないといわれて上に進めなかった。
・これな。炭焼き長者のお話は炭焼きをする人間をとどめておくという役目もあるからな。
・日本の炭焼きはもともと鉱業燃料の需要(もののけ姫のタタラ場ね)にはじまるもので、これが近世に都市の発達にともなって家庭用の需要が急増したんだそうだ。農家が副業でやるようになったのは近代に入ってからで、もっぱら水田もつくれないような奥山の住人が炭焼きの主体だったようだ
・炭治郎ってエリートとか貴族の家系じゃないから人気あるのだろう。代々鬼殺隊ですらない。山奥の炭焼き農家で貧乏。本人も才能は相応にあるけど最強じゃない。容姿も普通。ジャンプ主人公=血統主義という意見へのあてつけみたいな設定。
・こうやって色々考察できる作品はいい作品。
・長男制度は一次産業社会が生き抜く知恵だからなぁ。公平分配したら田分けで速攻詰む。商業が発展してようやく長男制度が必須じゃなくなった。
・長男に炭の字を入れる時点で家業を継ぐ宿命感がすごい
・うちのじいさん(故人)は炭焼きのうちの子で、小学校までしか出てないらしいけど、先RTでなるほどと。
鬼滅、気になってきたじゃないか
・鬼滅の世界観に限らず、先生の描写はきっちり大正時代の世情を反映してるので、竈門家の炭焼きに対してそういう部分をちゃんと踏まえた第1話の描写だったのだろうという気はする。
・炭焼きの話。炭治郎んち6人もこどもがいて実際食ってけるのかとか思ってたのよね。
ねずこ早々に嫁に出されてそうとか。
【炭焼きとは - コトバンク】
木炭を生産すること,またはそれに従事する人。製炭労働の作業行程は,築窯,原木伐採,運搬,木拵 (きごしらえ) ,詰込み,炭化作業,窯出し,炭切り選別,俵装,その他製炭中寝泊りする小屋掛けなどに分れる。日本の製炭業は農家などの自営生産が大部分で,賃労働による企業的生産はごく少い。製炭労働者の賃金形態は出来高払いが一般で,炭窯,鋸,斧,鉈 (なた) ,そりなどの生産手段を自弁するほか,その家族も補助的作業に参加する場合が多い。製炭労働者は 1948年約 40万,そのうち 70%は農業その他を兼業していた。第2次世界大戦後の燃料革命は薪炭の地位を急激にくずし,65年を 100とする生産指数は 70年には薪 42.1,木炭 30.0に落ち,木炭生産者も激減した。しかし近年高級料理店や刀鍛冶の間で,あるいは川の汚水浄化などの目的で炭が見直され,各地で今日も伝統的な炭焼きが保持されている。
炭焼きで家族養っていくのは大変だったろうな…

飯塚幸三「私に殺されることは大災に遭ったのと同じだと思え」
飯塚幸三「死んだ人間が生き返ることはないのだ いつまでもそんなことに拘っていないで 日銭を稼いで静かに暮らせば良いだろう」
飯塚幸三「異常者の相手は疲れた いい加減終わりにしたいのは私の方だ」
あんだけ子供作るとか無計画過ぎるし
家族養えるのか?
大変そうだったよなぁ
鬼殺隊な
しかも家族は銀次郎以外全員死んでる
でも鬼滅の作者は銀魂好きじゃん
韓国人の方が女にモテる
新しい教育に力いれる場合はとくにな
長男は実験台だよ
正真正銘のただの炭焼きではなかったやん
サイコロステーキ先輩が上に行けば給料いいみたいなこと言ってたし、柱レベルは相当いいんじゃない?
現実は違うけどな・・・下調べしないの圧倒的だし
炭谷銀仁朗は余裕で家族養えるだろ
子供いなかったら医療体制皆無の親父が体調崩したら終わる時代やぞ
っていうか知らないだろ。
鬼滅はオタク以外も見る国民的アニメやぞ
一方で、恋柱は桜餅の食い過ぎで髪の色がピンクになったとか
無茶苦茶いい加減な設定もあるし
凄いのか凄くないのかよくわからんなw
それが長男にとっては幸福であったけどな
すげー仲いいよね
死ぬまで弟たちの学費を稼ぐって、何年学生やるつもりなんだろ
弟たちも卒業して仕事についたら兄貴に炭焼きなんかさせ続けないだろうし
チョッバリサイテーwwwww
🔺🔺 あっ、もしもし。警察ですか?>> 1
🔻◉∈◉🔻📱⊂
u 🐴
偶然だよ
チョニーw
🔺🔺 日の丸🇯🇵基地外がいます。>> 91
🔻◉∈◉🔻📱⊂
u 🐴
🔺🔺 日の丸🇯🇵基地外がいます。>> 51
🔻◉∈◉🔻📱⊂
u 🐴
🔺🔺 逮捕して下さい。>> 57
🔻◉∈◉🔻📱⊂
u 🐴
🔺🔺 5Gやぞ‼️>> 61
🔻◉∈◉🔻📱⊂
u 🐴
結局、炭焼きだろう
殺し合いよりも炭焼きを望んでいるのだから
それが本人の幸福だ
自然に解けたか、暑いからはだけてるかだろう
あるいは写真の撮影者が面白おかしい演出を施したのかもしれん。当時の写真は海外に売るためのもので撮影者も外人だから演出過多の不自然なものが多い
今炭売ってるのは奇跡的に生き残ったところだとか
🔺🔺 在日朝鮮韓国人を逮捕してください性犯罪しか犯しません
🔻◉∈◉🔻📱⊂
u 🐴
炭焼き業とコラボしようぜ
鬼滅ブームがある内なら支援する人も多いだろう
…まあ時代は脱炭素社会に動いているけども
さりげない部分にも設定されているものだな
ねずこの片乳
まぁ、飽くまで『炭治郎の家族が鬼に殺されなかったら?』というifの話をした場合の考察だからね。
共同体の中で炭焼きの役目を担ってるともいえる
一応録画だけは全話しといたけど
面白そうだからコラボしてみてくれ
生き残りのために完全に契約でやってるから無理だと思うぞ
産屋敷家との交流は鬼殺隊解体後もあったみたいだし
無惨倒した功績でお金もたんまり貰っただろうし
写真と耳飾りまで残ってるくらいだし、片腕でも何かしらやって重役にでもなったのかな
それが今回の映画だな
折角のビジネスチャンスなのに、千載一遇のチャンスをフイにするのかね?
急いで感染広げればオリンピック間に合うかもしれんぞw
デカイし、かなり良いもん食ってたのか?
むしろ大正初期は木炭の価値が史上最高値になってた時期で木炭需要が追いつかずに禿山何個も生み出しながら炭焼き職人が移住を繰り返してたような時期やからそんなに貧乏してないと思うで
その代わりその期間は軍事需要含めた爆発的な需要で儲けてるから長男も別に貧乏ではなかったやろ
窯に入れて時間のかかるものをいっときの為に割くわけ無いだろ
やるなら炭を買った企業側がやるだろ
いやファンタジーだろ
こんなギリギリなりに助けてくれる人に恵まれた家とか、神楽継ぐとか
そこは塩梅だろ
「たぶん作者そこまで考えてないよ?」
エヴァ信者に失礼。
おにめつ信者はもっと酷い
ビジネスチャンス?
なら具体案を箇条書きで10項目以上挙げてみてくれ
こういう考察がシラけるんだよ
常連さんに炭を売ってそれなりに生活しているという風にしか見えなかったが
お母さんが桑島ボイスのサキュバスだからなw
だから何?
日の呼吸の型教えてもらっただけのただの炭焼きの家だぞ
作者が知らんかっただけやろ
今、お前らが炭なんか使ってないくせに炭焼きで食えるわけねえだろ
備長炭とか一部ブランド化したもの以外炭の価格なんて当時以下だっつーの!
お前アホだろ
不平不満の奴はマジで何やってんの?
弟の学費なんて余裕じゃ
お前も都合よく解釈してるアホやん
お前ニートだろ
手塚治虫みたいに時代考証ちゃんとやってるのは稀
は?平成生まれ舐めんなよ?
無惨が最終戦でお前たちは異常者の集団と吐き捨てたのに上位者が下々を嬲り殺しにして当然という
異常な傲慢に誰のせいで俺たちは異常者に仕立てられた!と主人公がブチギレ金剛になるのも無理はない
権力者という奴はいつもコレだ
まあカナヲと結ばれて子孫は残せたみたいだが
炭焼き続けていたほうが幸せだったんじゃなかろうか?
読者も作者が思ってる以上に読み込む
そこが批評、考察とかの面白さなのに
まぁアホばっかだから仕方がないかw
まぁ同じジャンプ漫画なら剣心はもっと血統から外れた出生だけどね
コレラで両親を失った農民の子だし
左乳出てるやんけえええ
ぼくなつのオオカミじじいの方が、炭焼きについての設定が細かいだろうよ
そもそも便利屋みたいにみんなに使われてたから結局性格だろ。
あと
>>ジャンプ主人公=血統主義という意見へのあてつけみたいな設定。
結局日の呼吸の正当後継者で何故か知らないけど最強の鬼になれる身体とか全然あてつけになってない。ほんとに作品見たんか?
1姫2太郎をご存知ないか。
教えてもらって誰でも使えるならそもそも水の呼吸マスターしてるし、黄色いのが一の型しか使えないのもおかしいだろ。
それにもし鬼になってたら最強だったって言ったんだからただの炭焼きではない。
そもそも北の方の炭焼きって稲作できない時期に木切って炭作ってるからある意味副業だぞ。
鬼滅の舞台がどこの地方か知らないけど冬にあんだけ雪積もってるから北の方だと思うが。
初代の日の呼吸が老人なってるしおそらく寿命設定は無くなってると思うが。
お父さんは子供の学費、食費を稼いで死んでゆく
サラメシで見たけど備長炭で昼飯の干物焼いたり楽しそうだった
ライブ感で描いてるって言ってるし設定ガバガバやのにな
女の方が凝る、男の設定ガバガバほんとひで
しょせん鬼滅も血筋じゃんって
先祖が日の剣士と交流があっただけの代々炭焼きじゃん
継承者なって立派なもんじゃないぞ
親父の儀式を見て覚えてただけ
笑笑笑
親に止められても「稼がなきゃ不味い」ってリスク管理出来てる辺り無学ではない。
親父の教育の賜物かもしれん。
最近の家庭用の炭は除湿消臭やその用途を兼ねた鑑賞用
炭焼きも山暮らしが好きな人とか芸術家肌の人が増えてるわ
まあね。
鬼殺隊に入ったら命を投げ捨てるようなもんだろうから、俺なら炭を焼く。
夏はあちこちのコンビニやスーパーでも炭売ってるわ
炭治郎の炭は人気があったようだし腕もあったのだろうな
昭和30年代後半になってプロパンが普及してから木炭の需要が減ったの。
ドングリやトチの実で食いつないでいたサンカや水上生活民が姿を消したのも昭和40年初冬の頃やで。
途中ではだけても直せません。担いで歩けても、担ぐときには他人の手助けが要りそうだって誰でもわかるでしょ