蝗害 - Wikipedia
蝗害(こうがい、英: Locust plague)は、トノサマバッタなど相変異を起こす一部のバッタ類の大量発生による災害のこと。
群生行動をしているバッタは、水稲や畑作作物などに限らず、全ての草本類(紙や綿などの植物由来の製品にまで被害が及ぶ)を短時間のうちに食べ尽くしてしまう。当然、被害地域の食糧生産はできなくなるため、住民の間に食糧不足や飢饉をもたらす事が多い。また、大発生したバッタは大量の卵を産むため、数年連続して発生するのが特徴である。
日本を含む大抵の国では、殺虫剤の普及により過去のものとなっているが、アフリカ諸国など国土が広大で組織的な駆虫が難しい地域では、現在も局地的に発生し大きな被害を出している。
引き起こす蝗害。
それを撲滅するべく立ち上がり
アフリカに単身乗り込んだバッタ博士、
前野ウルド浩太郎さんが画期的な大発見を報告!
全人類よ、待たせたな。。。
— 前野ウルド浩太郎 (@otokomaeno175) October 30, 2021
バッタ退治の必殺技を編み出しました。https://t.co/SXey1mJpQd
(この喜びをバッタに表現してもらいました) pic.twitter.com/dgQjqdjNnz
<要約>
バッタは広範囲に広がって移動するため、
バッタを駆除する防除(農薬の散布)が難しいという問題があった。
しかし、サハラ砂漠での9年間にわたる野外調査で
サバクトビバッタの大群は繁殖行動として
雌雄が集団別居していることを発見。
オスが交尾するためにメスの成虫の背中に乗ると、
オスは交尾に夢中になっているため、なかなか逃げようとせず、
メスはオスがしがみついているせいで、
飛んで逃げることができません。
すなわち、「狭い範囲に、あまり移動しないバッタが大集合する」
という、防除に絶好の状況が生まれていたのです。
バッタやっつけ放題です。
この習性は今まで学術的に報告されてませんでしたが
その理由は
1)現場にアクセスするのが難しい。
2)バッタは同じ場所にずっととどまっているわけではなく、
移動しまくりのため、研究者が現場に遭遇できなかった。
3)誰も興味を持たなかった。
4)たとえ持ったとしても、研究できなかった。
が挙げられる。
しかし、この習性を理解しておけば
「いつでも、誰でも、どこでも」
防除ができる期待感が生まれる。
まだ研究半ばではあるが、人類には大きな進展だ。
『バッタを倒しにアフリカへ』行き、必殺技を見つけてきました - 砂漠のリアルムシキング
— 蝉川夏哉 (@osaka_seventeen) October 30, 2021
冗談みたいな話だけど、これって「飢餓で死ぬかもしれなかった数十万人を救う」レベルの大発見ですよ…… https://t.co/5R2292l6bA
「国際農林水産業研究センター(国際農研、茨城県つくば市)の前野浩太郎主任研究員」という実に堅そうな肩書の人がまさかこんな人だったとは…。https://t.co/Dncx3kYllZ
— ひばり (@emihibari) October 30, 2021
この記事への反応
・『バッタを倒しにアフリカへ』を読んだときも思いましたが、
バッタへの愛だけでなく、
文章力・ユーモアのセンスが素晴らしいです!
また先生の論文や著書を拝読できるのを楽しみにしています。
・蝗害を防げるようになるかも、ってことか…。
これはすごい事ですね。
・・昆虫食としての利用
・バッタによる食害を防いで農業収穫量アップ
なるほどなぁ・・・
・この方テレビで初めて知り、
自身がバッタアレルギーになられるほど研究されている方なんですよね。
本当にテレビでもトークもお上手で面白く、本も即購入しました笑
ついに必殺技を見つけられたのですね、感動です♪
・こういうの読むと、
いま義務教育の教科書に出てくるような
偉大な研究者が生きていた時代に
ブログがあったらさぞ面白かっただろうな、と思う
・オスだけの群れとメスだけの群れが愛の季節に出会って、
交尾中に無防備になるところを狙って一網打尽と言う事ですか?
愛はさだめ、さだめは死。
・“途中、無収入になり、研究を続けられなくなる危機に陥った”
...研究者の地位と待遇をなんとかしてくれ。
アフリカ、いや全人類の救世主では?
こんな偉大なバッタ博士でも
研究予算が出なくて無収入になってたとは…
もっとお金出してあげて!
こんな偉大なバッタ博士でも
研究予算が出なくて無収入になってたとは…
もっとお金出してあげて!

我々はいずれ虫が主食になるだろう
サバクトビバッタは筋が多くて食えたもんじゃないらしい
これの時点で無理なのでは?
まぁ、バッタホイホイみたいなのは作れるかも知れないけど
こいつら不味いらしいぞ
他にベルダンディーとスクルドもいるのか?
こういう大移動やらかすバッタは移動効率化のため身がスッカスカで食べるところないんや…
海外に移籍した方が良いよ
渋谷事変で虎杖悠仁がバッタ倒したろ
賢いやつは自分のこと賢いと言わないと
大量発生時のバッタは味が極端に落ちるらしい
・何でも食べるから毒性を蓄積している可能性がある
グールか
蝗害には良い発見だな
あれを防げるのか
コオロギはエビの味らしいな
パウダー状にしてふりかけになるなら食べれそう
どういう意味? 別にどこの国の人間でも問題ないし、そもそも食糧問題や日本の亜熱帯化と他人事ですらないが?
バッタの大移動の動画見てから考えを改めるようになった
頑張ってほしい
ブラウザ閉じた
防除ができる期待感が生まれる。
↑これの意味が分らん
繁殖期の時期や場所は限られているだろう?
殻だけでも食えばいいのに何もないのに贅沢言うなとは思う。
イミフで草
黙示録に蝗害やアバドン(バッタ率いる奴)が出るって知った時大げさだと思ったけど、今日に至るまで解決できないのを見ると神格化されるのも無理ないと思ってまうな…
そういうのいいから
孤独相のバッタなら美味しいかもな
将来食うことになっても俺は食わんよ
金持ちはいつの世も自由に食が選べるんだわ
馬鹿でも考えつきそうな方法としては、小型の発振器を取り付けて逃がす、とか?
まあ頭のいい奴らならもっといい方法見つけるかもしれんが
こいつらは体中に農薬や殺虫剤付けてる上に、味もまずいし消化も悪い
研究者も食用としては考えるなって結論を出してる
マジレスするとバッタの害のせいで時の皇帝の地位が揺らぐほどだったかららしい
食える状態で捕獲するの難しくね?
農薬まきまくりで駆除したからどうなるかはしらん
これは博識
でも集団を補足できませーん
↑
ファーwww
そんなの嫌だ
虫食うぐらいなら死を選ぶ
ほーん
マジなんそれ?
やっぱ時代は黒十字軍よ
ほんまアフリカンはさぁ
人工衛星で追跡すればいいんじゃね?
北海道でもあったんだぜ。国によっては貧民は食えるものも決まってたから地獄だったと思うよ。
今までは飛行機や機械で広範囲に駆除剤ばら撒いてて、でも蝗害って発見してからどこに向かうかも分からんしそこから駆除に向けた移動を開始するから常に後手に回ってた
また駆除剤の確保と保管だけでも相当な金を捻出せざるを得ない状況
それが発見したら誰でも簡単に捕まえる事が出来ると分かった
これは人類史上最大の蝗害対策の発見なんやで
Switchは次世代機のバッタもん
もうそれやった。
火が付いたまま飛び回って火災が発生したはず。
意外と面白かったからお勧め
イナゴの方が美味しいから
バッタは苦くて固い、はっきり言って不味いから食用に向かないそうな
虎杖ごときに言われてもね笑い
何も解決してないじゃん
焼石に水じゃねーの
日本は我々の土地ニダ!
諸説ありだけどそういう説もあるのはマジ
先進国に蝗害被害はほぼ無いから研究されない
研究されないから海外に優秀なバッタの研究家はいない
そうなると全て自国で研究と資金を捻出せねばならず、そんな余裕がアフリカには無いという状況や
実際どうするのかはこれからの研究じゃない?
オスメスが別集団で移動してることさえ分かれば、繁殖場所を見つけていくのは簡単でしょ
蝗害被害に遭ってない国が蝗害に対する研究出来るわけねえじゃん、研究資金だって出ねえよ
ハイ ミヤイリガイ
ミヤイリガイは成功例だな
あとは無関係だったけどニホンオオカミもそうか
いつから生産しない人間が金持ちで居続けられると錯覚していた
そういう思想がバカだってんだ
ただでさえ資源もない生産力もないんだからこういうところでアドバンテージ作っていかないで他国と張り合えるかよ
このバッタは食えないの。
毒含みまくってるから。
じゃあお前も金出せよ
ちゃんとウルドの著書買ったんだろうな?
ぶっちゃけ募金しても教育が行き届いてないから金の使い方知らないし無駄だよな
ついでに中国にも
何かのスイッチで群生相という群れだすらしいけど先進国みたいに住める環境作らせなければいいんだけどね
時間かかるね
日本にはバッタの天敵のカビが自然にあって
蝗害を防いでくれてるが、適度な湿気が必要なんで
アフリカでは無理なんだよな
後のバッタ人間の登場である
勝手に食い尽くしてくれるぞ
アフリカにどれだけ人がいると思ってるんだ
住民にそういうのを見つけたら連絡くれ、本当だったら金払うで1日か2日遅れで情報がくるよ
雄か雌の集団を追跡して、合流した所を駆除する
一網打尽&繁殖行動の阻止
漠然と蝗害を無くすという目標が、交尾中を狙えば良いという風に明確になったんだからこっからどうするかを検討できるやろ
どうやって見つけるの?
でも見つけられないから無理ゲーなんだろ
遺伝子じゃないがこの人は蝗害が発生する相変異の起きる卵と起きない卵の大きさが違う
(これ自体は前から知られてた)事に着目して
大きい卵から卵黄を吸出して孵化させたら通常(黒くない)のバッタが生まれたという
実験をしたことがある
こいつ馬鹿か?w
集まる時があるから見つけたら頑張って駆除しようってことだろ?
粉末にすりゃ食えるのか?
食料問題を解決するために食用バッタを飼育しよう
お前らライダーキックかますぞ
そんでまあ本人も言ってるけどわかってないことは多いからそれ解明しないとといってて、じゃあわかってないのとはってざっと研究紹介の方みたら
交尾できる状態になる→夜になると産卵できる雌が一緒になる→交尾する→産卵できるやつはオスが多い集団にそのまま残る
これがオスに性別が偏った集団ってのになってるけど、実際はこの成長期というか成熟期に入るともう一つメスが多い集団ってのがあってこっちはなんでそうなってるかわからんぽい
まあなんにせよ片方の生態と理由がわかっただけ儲けもんやな
記事おっそ
蝗の寿命は2ヶ月と短く、普通なら放っておいても勝手に自然な数に落ち着く
ただ群生相の場合繁殖力も強化されてて、食ったカロリーを全部繁殖と移動に費やすから
バッタみたいに大人数の男女での大舌し交パーティーが開ければねぇ
お前より役立たずな人なんていないから安心しろ
生態系が壊れて別問題出そう
こいつ「交尾中は逃げないので駆除しやすいでちゅ!でもどこで交尾してるかは分かりましぇん!」
ショッカー「使えねえークビ^^;」
コイツらが生態系壊すレベルなんやで
長期でみたらどうか知らんが
雄と雌が一緒にいる時が交尾してる時だから、各集団を追跡すりゃいい
日本の利益になるなら出せばいい ならないならほっとけ
そもそも追跡できないから今まで駆除できなかったんだろ
居るものだな人材って
こういうことがわかればあとは現地人使って人海戦術で駆除していくんやで
現地人もバッタに困らされてるからすぐ協力してくれるわ
数多すぎて下手すりゃ鳥が食われる
えっっ
これで日本すごいなどと言わないように。
この人は日本人ではあるが、この人が個人で努力をしたことがすごいのであって、日本人だからこの発見をしたということにはならない。
よって、日本人はすごいと思ってはならない。日本はもはや先進国から脱落しているのだから、日本人は自分が日本人であることを深く恥じるべきで、愛国心は絶対に持ってはならない。日本が中華人民共和国に大敗北しているという事実を受け止めるべきである。
しかも毒草も食うようで体内に蓄積されるだろう
日本はすげーんだよ
建国して数十年の人民共和国とか赤ちゃん
オスは交尾に夢中になっているため、なかなか逃げようとしない」って人間と同じ。
食用は厳しいが細かく砕いて「工業用キチン」を取り出す研究ならしているんやで
現実には役に立たない趣味の研究してる奴が送り込まれるのが国際農研。実態としては研究者のフリした現地駐在員。
学者は基本山師。学問の鉱脈は予測と推測と閃きで当たりをつけそこを掘り進む作業なので、鉱脈が見つかるまでは誰もが胡乱げに見守るくらいしかできないのです
勿論先進的な支援者という方はいます。その方々にしたって紹介されて初めてその研究を知るのですから、もっとこのような研究をしていますとアピールしてくだち
そこをナパーム弾でドーン!!!すれば一網打尽出来るかもしれない!という報告か
・・・なんというかクリスマスが憎いというのと紙一重だがすごく有用で貴重な報告ありがとう
ここまで言うってことはある程度算出の目処は立ってるってことが?
キメェぞ支.那畜
自分じゃ絶対できない
実際食ってたぞ。
飢餓状態なら人間にだって噛みつく。
交尾のために狭い範囲に集まるタイミングがあるってこと?
この状態のバッタは中身スカスカでタンパク源にもならん
研究しても中国にとられるだろ
それに欧米が過剰にアフリカに無意味に寄付しまくったのが
原因でもある
自然災害っや他国の研究は発展途上同様、先進国が
もっと知性をつけてからにするべきだ
そんなバッタが美味いとは思えんが
蝗害が広がると生産量が減っていってる世界最大規模の消費国の日本としては他国と奪い合いでいつも苦しい立場になって大変だった
アメリカとの関係次第では小麦が槍玉に上がるし生産国が揺れると消費側の負担が大きくなるからできれば安定していて欲しい
罠に成るっていうことなのか
使えるじゃん、動かないなら余裕で倒せる
人工衛星とかを使った虫レーダーとかで虫群を追い続ける
処理はドローンで
とかならツーチャンある
群れに突っ込んだりしないからなヤバすぎるよ
同居時期に居場所を割り出せばいいってことかな
発信機つける作業が大変だが
利益にならなそうな動植物の研究学問は金出す人が居なきゃ研究費用出ないから誰もそれを研究しない、ちゃんと金出して研究者にやらせりゃ幾らでも新発見の有る分野ってのは多いのよな。テレビ番組は潤沢な資金でそれを偶然満たす可能性が高い
蝗害は世界的な問題だからしっかりどこか金出せよって感じだったのが実ったんやろう
読んだぞ
というか書き方から見てお前も読んでるっぽいが
鳥もちでぐぐろう。
交尾の時を狙えば効果的で、群れの構造上、群れの個体が一斉に交尾するという性質が判った
ということなら十分に効果が期待できる研究成果では?
薬剤を抱えたまま、異性の群れと合流する瞬間を待って、一気に薬剤を散布すれば、そこで蝗害が止まるという話なんだろ
・・・それはさておき、ゼントラーディとメルトランディのマクロスネタがここまで一つも出てないのがちょっとデカルチャーw
群れの中に突っ込んだら石つぶての嵐を食らっているのとダメージ的には大差ないからな
狭い範囲に大量に集まるならそれこそ今までもそれを狙えばいいだけの話で、
別に言うほど一網打尽に出来るほどの集まりにならないから今まで誰も注目してこなかっただけのような
結局数と範囲があまりに半端無いのが全てだろこのバッタ対策の難しさは
場所も特定出来て誘導も出来るようになれば確実に減らせるよ
2)バッタは同じ場所にずっととどまっているわけではなく、
移動しまくりのため、研究者が現場に遭遇できなかった。
これ見ると実用性のない発見と思われれるんだが・・・
群れのサイズが大きいから今ならドローンで
24時間自動追尾は出来そう
留まった所でドローンから殺虫剤を撒けばいいよ
つまらなかったのを思い出した
飛行型は人間に消化できない硬いチキン質の外骨格がほとんどで
しかも毒素を体内に蓄積する性質なので食用にならない。
原文によると殺虫剤を散布しようとすると飛んで分散して逃げるので効率が悪い。
しかし夜間の交尾中は密集しているうえ、飛べないので効果的に駆除できる。
ノーベル賞ものだよ
そりゃ発展しないわ
バッタに快楽なんてない
日本には武井壮が居るから問題無い
現地の人につけてもらったらしい
詳しいことは本読んだらわかる
面白かった
この人の新書が児童書版になって再出版されたんだが内容クッソ笑った
ヤギみたいに食べてくれるよ
某ラーメンの人と違って気持ち悪くないおじさん構文というかなんというか
国連が説明する方法よりも飢餓が解決する
オスの集団に夜間にメスが来て交尾するのだから
オスの集団見つけたら夜に突撃すればいい
大規模な自然災害が起きるときってのは
皇帝の「徳」が失われたって結びつけられるんで
易姓革命の遠因になったりする
だから時の政権は必死になって対策するんだわ