0538a78a




「誰も話せる相手がいない」日本の既婚男性が次々と発症する見えない病の正体 友達ゼロ、趣味ゼロで1人ぼっちに | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

tyuww


記事によると



 「会社を辞めてから友達がいなくなった。どうすればいいか?」

この質問は、まず、前提の認識が違っていると思います。「友達がいなくなった」というのは、元は「友達がいた」という前提です。しかし、こうした質問をされる方は大抵「そもそも友達なんて元からいなかったのに、それに気づいていない」場合が多いのです。

彼らのいう友達とは、あくまで会社の同僚や上司・部下という「自分の周りにいた人」の事を指していて、決して友達ではありません。

残念ながら、退職された高齢男性の多くは、在職中にそのことに気付けません。それどころか、多くが仕事上の人間関係を友達と勘違いしています。

会社ではポストに応じて、人間関係が自動的に用意されます。上司がいて、部下がいて、同僚がいて、一定以上のポストであれば、秘書的な役割を果たす人材も用意されていました。自ら努力せずとも、自分の周りは人であふれていたでしょう。それが当たり前でした。ランチには誰かがお供についてくれて、「飲みに行くぞ」といえば、大勢の部下が(内心は行きたくないと思っていても)ついてきてくれて「俺って人気ある~! 慕われてる~!」などと思っていなかったでしょうか。

とんでもない勘違いです。上司だから、評価権があるから、人事権があるからついてきただけであって、決してあなたの人徳ではない。

中略

では、友達もいない、趣味もない高齢男性はどうやって生きていけばいいのでしょう?

それは「友達を作る」でも「趣味を作る」ことでもなく、1日数時間、週2~3日でもいいから他の人達との共同作業を続けることです。金を得るための仕事ではなく、人と接する機会を得るための仕事です。


他愛のない話でいいのです。人と喋ることはとても大事。「俺の話を聞いてくれる相手がいる」と感じられることはとても大切です。それはテキストのやりとりだけではカバーできない心の充足と脳の活性化を生みます。

そういう意味で、高齢男性のクレーマーが店頭や電話口でまくしたてるのは、こうした会話欲求を満たすはけ口として使われているのかもしれません。



以下、全文を読む

この記事への反応

   
記事を読むと、女性は幼少時から人と人との繋がりに
生きがいを見出してずっと交流を大事にしてきたけど、
男性は人とのコミュニケーション自体わずらわしく思う人ばかり。
在職時は職場がポストに応じた人間関係を用意してくれてたから
なんとかなったけど、自力で人間関係を作れないので詰む。
という話。
正直、因果応報としか。
https://president.jp/articles/photo/53123?pn=3


半分は対人関係を捨ててきた自分のせいだけど
そうしないと仕事人として生きていけない社会も
どうかと思うのよ


「高齢男性のクレーマーが
店頭や電話口でまくしたてるのは、
こうした会話欲求を満たすはけ口として
使われているのかもしれません」
自分もそうなるかも知れないと思うと…つらい


熟年離婚も完全にこれと同じだよね。
信頼度の積み重ねって時間経過だけじゃなくて
その人の不断のコミュニケーション努力の貯金でもあるのに。
夫は仕事にかまけて家族を無視しても、
その間ないがしろにされてきた事を妻子は何年経っても覚えてる。


これ結構、切実な問題だよなーと 40代に入ってから痛感している

いい感じの友達とはSNSの繋がりだけじゃなくて、
ちゃんとオフで何度か会って連絡先交換しなきゃダメだよ……
データが飛んだらその瞬間に消える人間関係なんて
無いのと同じだ。


辛辣だけど非常に的確で傾聴すべき記事。
だけど、必要な人ほど刺さらんのだろうね。



友達が一人もいない割合
男性は高すぎやろ……
会社の上司部下同僚以外の
人間関係も作らないと人生詰むで…



B09NBQ8FPG
桜井のりお(著)(2022-01-07T00:00:00.000Z)
レビューはありません



B09MVST5B6
三浦建太郎(著)(2021-12-24T00:00:00.000Z)
5つ星のうち4.9



B09MRZPV8F
芥見下々(著)(2021-12-25T00:00:00.000Z)
レビューはありません



B09MS1ZYTZ
蝸牛くも(GA文庫/SBクリエイティブ刊)(著), 黒瀬浩介(著), 神奈月昇(著)(2021-12-25T00:00:00.000Z)
5つ星のうち4.8