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妙見山 上原寺の仁部前叶さん(@6SYAKU_HOUSHI)のツイートが話題に









僧侶として新興宗教脱会の相談を受けていてよく耳にする「新興宗教に入信してから心が軽くなった」というのは、多くの場合「人生の選択と決断のコストを宗教的教義に委ねられるから」なんですね。つまり自分で決めなくて良いという状況が楽なんですね。裏を返せば、大切な選択や決断すら出来ないような精神的、肉体的、経済的な状況にあると、人は縋るものを欲してしまう訳ですね。

例えばそこで伝統宗教(寺社など)と縁があると、根本治療として生活自体の改善を指摘される場合が多い※もちろん例外もある

しかし新興宗教、カルト宗教にとってみれば研修の要らない新人のようなものですから、団体にとって都合の良いように言葉巧みに依存させていく、というケースが多く見られます

だから何という事ではないのですが、そういう例もあるよという話です

一応追記なんですが、伝統宗教の例で「根本治療」と表記しましたが、我々は医療者ではありせんから、実際の治療をするという意味ではありせん。

しかし必要に応じて、通院をお勧めする場合もあります。
それも宗教家としての役割かと思います。
















この記事への反応



新興宗教に入信したうちの親もこれだなぁ。何かモメ事があると「霊視してもらったらこうだった」とか宗教を言い訳に使う。根本的解決にならず困っている。

「自分のことを自分で決める」っていうのが人は意外と苦手みたいで、何でも一方的に命令してくる人に依存してしまう人がよくいるのはこの為らしい

これが正解だと言い切ってくれるところが、宗教にハマる最も重要なことだと聞いたことがある。

親戚のおばさんがキリスト教だけど、自分の意見を持たないし聞いても答えられない人で、すべてを聖書に頼り切ってる。子供が喧嘩したら聖書を引いて事例を探してる。自分の頭で考えるのがツライんだと思ってる。

自己啓発系セミナー行って「判断に迷わなくなった」「決断力がついた」ってのも、セミナーで言う価値観をインストールすることで自分の中に頼れる(あるいは依存できる)判断軸を作れるからって部分はあるんだろうなー

民主主義は個々のメンバーに高い決断コストを要求する割に見返りが少ないかマイナスだったりするのは事実なので、専制政治家/政党が人気を集めるのも、望ましいとは思わないが理解はできる。

水は低きに流れるって言うけど、まあ簡単な道に行っちゃうよね。程度が人によって違うだけで。私も選択と決断のコストを外部に委ねているところが多分にあるもの。幸いそこにまだカルトが入り込んでないだけ。

占い師とかも言い切ってくれるから自分で決めずに済むのが良いんだろうな。

オウムの時も話題になったけど、簡単に答えくれるんだよ。信者増やしたいだけの団体は。

だから宗教はなくならんのやな








なるほどなぁ
判断や決断が苦手な人ほど新興宗教にハマっていくのか





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坂野 杏梨(著), 逢沢 大介(その他), 東西(その他)(2022-10-25T00:00:00.000Z)
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冨樫義博(著)(2022-11-04T00:00:00.000Z)
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