若い頃にアラフォー辺りのオタクの作品感想に憤りを覚える場面が多々あった、という話をしたい。というのも、感想において「これは〇〇のオマージュ」「いわゆる××的な演出」「△△のパターン」などと、事あるごとに過去作を持ち出して類型化してしまうのだ。これが、昔の自分には疎ましく思えた。(続
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) February 8, 2024
若い頃にアラフォー辺りのオタクの作品感想に
憤りを覚える場面が多々あった、という話をしたい。
感想において「これは〇〇のオマージュ」「いわゆる××的な演出」
「△△のパターン」などと、
事あるごとに過去作を持ち出して類型化してしまうのだ。
これが、昔の自分には疎ましく思えた。
この場合の「若い頃」というのは、オタク筋が付き始めた十代後半あたりを指す。まだ浴びた作品の絶対数(分母)も少ない頃。自分はひとつひとつの作品に真剣に向き合って個々に感想を捻り出しているのに、おっさん達に分かったかのように安易にパターンに押し込んで語られるのが癪だったのだ……。(続
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) February 8, 2024
「あの演出にはこういう意図があるのではないか。あるいはこういう解釈か」と目の前の課題にあーだこーだと取り組んでいるのに、ネットにいるおっさん達は「アレはこういうものですね。お馴染みのパターン」などと分かったような口を効いてさっさと処理してしまうのだ。これを、苦く感じていた。(続
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) February 8, 2024
あの頃の「すぐ類型化するおっさん」に、自分もすっかりなっていた。いつの間にか、とてもシームレスにそれになっていた。発言(ツイート)だけでなく、思考がすぐに類型化しちゃう。ここ最近、これに要因のようなものがあるとしたらそれは何か、ずっと考えていた。それをぽつぽつと呟いてみたい…(続
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) February 8, 2024
やっぱり単純に、接する作品数が減っていく。ライフステージが変わったり(余暇の時間)、体力が落ちてきたりして(加齢)、最もオタク筋を振るっていた十代後半~二十代の頃の感覚やバランスが、どこか全ての基準、感想のスタート地点になってしまう感覚がある。判定ライン(?)の更新が鈍い。(続
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) February 8, 2024
あるいは。作り手に同年代が現れ始めた。これがめちゃくちゃ大きい。映画やドラマやアニメのスタッフ、漫画家に小説家も、自分と同じようなもの(エンタメ)を喰ってきた人がバリバリの「作る側」になってきた。するとどうだろう、パターンが「見える」のだ。驚異の「そうそう!それそれ!」率。(続
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) February 8, 2024
私もおそらく、若いオタクの人に場面によっては疎まれていることだろう。「アイツはすぐ類型化して語る」「パターンだのオマージュだの様式美だのに当てはめるばかりで本質を見てない」。いや、違うのだ。違わないけど、違うのだ。多分君にも分かる日がくるよ。本当にごめんね、って。(続
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) February 8, 2024
どうやったら、適度に(この「適度に」というのが大切である)ギラギラ&ガツガツしたオタクでい続けられるだろう。どうやったら感想基準をアップデートしていけるだろう。そんなことを考えながら、今日も積みアニメより先に軽く100回は観た映画を再生してしまうのであった……(了)
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) February 8, 2024
この記事への反応
・それ否定しちゃうと文学とか芸術学とかも成立しないし、
そうするとこれから生まれてくる作品の品質も薄っぺらくて
つまらないものになってしまうんじゃないかな。
芸術作品って、意外と過去歴史からの積み重ねなので。
・実際問題バックボーンに別の傑作の影響を受けている作品は多くて
教養と経験の積み重ねによって
それが理解できるようになったのもあるんじゃないかな
・ガンダムシードがファーストのオマージュだらけ
エウレカセブンにオマージュっぽい人が出てくる
ファースト見てないと初見の感動しかなく
二重に相乗効果の感動は出来ない
・オタク歴が長いと自分の人生
≒自分が今まで見てきた数多の作品になってしまう。
解決策はオタク以外の人生を豊かにすることと、
作品の専門用語をなるべく一般的な用語に置き換えて語る努力をすること?
・わー、よーくかわります…
自分の場合、特に感じるのは音楽です。
あー、昔の◯◯に似てる!とか◯◯に影響受けたんだろうなとかすぐ思ってしまう…
これだけ音楽に歴史があるんだから影響は受けて当たり前だし、
どうしたって似た感じにはなって仕方ないんですけどね…
・単純に見た作品数が増えてくるから
パターンがわかるようになってくるというのが大きいんじゃないかな。
でそれは悪いことばかりではなくて、
パターンを破っているところが作者のやりたいことなんだ、と見えてきたりとか。
先行研究を擦ってるのは意味があると思うんだよな
・とても良くわかります。
オタクがポエマー気質で話が長いのは、
その作品の素晴らしさを自分の言葉で表現したいからなので、
何かを引き合いに出して評するようになったら、
卒業するか界隈から身を引くか(せめて黙るか)した方がいいと思ってます。
時間を空けて戻ってくると世界に輝きが戻りますよ。
薄っぺらいパクリ指摘っぽくて
なんとなくイラっとくる、みたいな心境はわかる


ゲームでも多い
例えば今の異世界転生チートみたいなパターンとかとは全く次元の違う話だが
こういう人はもう生み出す側になるくらいしか無い
長ーーーーい
〇〇のパクリだの
多分知能が低いんだろうな
自分のフィールドで語りたい・語れる相手に飢えてるパターンも多い
そういう奴はSNSで勘違いおじさんになりやすい
君たちはどっちだい?
違うと思ったらそう意見すりゃいい
作品のジャンルごとにある程度似たような設定や展開とかにはなりがちだから
単純に色んな作品をみてたら既視感はしょうがないな
子供や体験少ない人に分析したことや評論を言う必要はないが
パロディやオマージュは知ってた方が面白くなったりするから教えたりもするけど
だから、たまに先の読めない作品に会うと興奮する。
題材にもよるがダンジョンでモンスターとか出るとWiz要素は避けて通れないし、近未来でアンドロイドとか出るとブレードランナー要素は必須
そう。パルワールドのように
あっ…
だから~、むかしそう思ってたヤツが同じような年になったら同じようなジジィになってましたって話だろ😅w
経験や学習積んで見えてきただけ
たったそれだけなのに説明長いよ
普通に参考になる
なんだコレは!?ってバズって注目集まるから
新しいもの作れるクリエイターが求められてるってだけだろ
あらすじ読んだだけでお腹いっぱいになる作品は結局それまでの作品だよ
学祭時代に校長の話しなげーなと愚痴言って、自分もその校長のようになったでいいでしょw
年取れば見たことあるものばかりだからカテゴライズしやすい。
Z世代の理解力のなさでそんな言葉が出てくるかよ
最近でもパルワールドがポケモンのパクリオマージュ言う奴大量発生してたしな
「(声優名)さん、演技してくださいwww」とかも寒い
ただ単に無知無知ポーク過ぎただけ
そこで精神成長が止まると任天堂信者になるってなだけw
任天堂信者w
日本は平和
オタクはアニメを楽しんでるのではなく情報を食ってるだけ
という悲しい結論に
内容的には別に長文だとは思わんが、
わざわざ140文字しか書けないtwitterを使うなよとは思う
なんでもそうやろ
そりゃ過去から今に至るまでの経験から評価できるのだから、 そりゃ強味があるよ
ただ若者が有利なのは” 全く新しいモノ ” を取り入れるのが年寄りよりも早い、そこはアドバンテージだ
高齢オタクはそのジレンマに一生苦しめられることになる
他人との結び付きを拒否してきた若い頃の自分を生涯恨み続けることになるからね
あなたのコメってラーメン発見伝のオマージュですよね?
ちゃんと処方されたお薬飲もうな
そう!この世の全ての創作はあずき大先生のオマージュなのだ!
3行でまとめるやん!天才かよ!
全然違う
記憶の整理に使うラベルをつけているだけで面白いとかの感想はまた別
この人はそういう感想なんだ〜フーン、でいいじゃん
いちいち人に気に入られる感想言おうとするのもキモいんじゃ
パターンだけことごとく外すのはパターンがわかるやつしかいない
面白いかはともかくパターン外しパターンの類例が増えるとそこから別のクリエイターが刺激受けることもある
そして太古の昔からそうやって物語は作られてるし、それが面白いんだからしょうがないのよ
ある意味王道と言うか、メタ的にそうせざるを得ない所がある
昔の作品に影響されて当たり前なんだけど
まずはそこから知ろうぜ
長文というより「駄文」
長いのに中身もないからつまらない
さらになんでこのゴミクソの書き込みと漫画の読み方を関連つけるかもだいぶ頭おかしい
おじさんとはこういうものだと語ることでまだ若いつもりか若くあろうとするのはもうおじですらない
大切なのはどういう意図を持ってどのパターンをどういう風に組み合わせるかだ。「いつものパターンだ、終わり」じゃない。パターンを把握してからが本番の始まり。
それすら見えないなら本当に鈍ってる
バカはストーリーで作品の良し悪しを決めようとするから、まずはそこから卒業しよう
もし卒業できたらストーリー云々言うバカって、マジでバカなんだなってわかるようになるよ
一回で纏めれるだろ
なにぶってんだこいつ
過去は批判してたっていうムーブも含めて一番クソダサい大人になっていったな。同情できないくらいに。
人間経験を積むと過去のデータと照合してしまうからあたりまえ
新鮮な気持ちでいられるのは子供だけだよ
長文に対する中身も無いし
昼と夜の顔が違う主人公はどれだけ量産された事か
単純にソレを一から説明するのって面倒なんよね、だから類型した物言いで短縮する
特にネットなんて三行以上は長文早口扱いなんやから圧縮する技術もオタ解説には必須
今日始まって今考えて終わりの浅い作品じゃないって思えばいいんじゃないか。
オタクってすぐ長文で語るよな
まあ長々と…典型的な阿○じゃん
まずキッズはパクリとパロディとオマージュを同じ意味だ思ってて
それぞれの違いを説明されても「でもパクリなんだろ?w」というような知能だからな
いろんな作品見てから「七人の侍」とか見たら
「あっこれが元ネタかあ」みたいなことあるし
ほんで「それめっちゃ思ってました」って賛同ばっかになる。
今の話題作だってぽっと出で生まれたわけではなく、先人が築き上げた創作文化の上で生まれたものであることを認識すべきだし、「オタク」を名乗りたければ歴史の繋がりや名作を履修すべきだと思う
私自身も学ぶべきことも多く、本物の「オタク」にはまだまだ程遠い...
作り始めると、作り手の気持ちがわかっちゃうんだよ
どこをパクったとか、そう言うの、自分でもイヤになる
今の作り手は俺の子供くらいの年齢だよ、
小室哲哉もほぼ同世代か年下なんだよね
新しい世代の音楽を分かっちゃいないと思ってた、けども、
歳くって来たら、昔の音楽が好きだし、段々、新しい物を受け入れる力も萎えて来た
これが歳を取るって事だよ
いつまで経っても、若い頃聴いていた音楽が最高で、大好き
これは仕方ないし、変えようが無い
昔は大体〇〇のパクリとかって表現が大半だった気がする
批判や文句を言い続けながらコンテンツを消費するぐらいなら別の楽しめるコンテンツ探した方が良い
無知による新鮮なキラキラした体験って実はそんなに面白くないからうっちゃってOK
ただの過去作の類型・再生産ならそう評価されても仕方ない
「ぼくが夢中になった作品をそんなふうにいうな!」ってガキの感情的な意見に忖度する必要はない
まともな思考なら古典に触れるきっかけとして前向きに捉えるはずだし