相模原・両親殺害の16歳少年「自分が死ぬか、父母を殺すしかなかった」　横浜地裁で被告人質問 - ライブドアニュース

記事によると

・昨年2月に神奈川県相模原市の自宅で両親を殺害したなどとして殺人と窃盗の罪に問われた少年（16）の裁判員裁判は2月5日、横浜地裁（吉井隆平裁判長）で被告人質問

・少年は小学生の頃、目の前で両親の性行為を見せられたことがあったといい、「すごく自分が汚いもののように思えた」と述べた

少年によると、母はその時、父が寝ている布団に入り、目の前で性行為する様子を少年に見せ、父が「お前もこうやってできたんだよ」などと言った。さらに、父は少年の頭を母の股間に押し付けたという。

・父の殺害を決意する直前の心境について、「父に対する恐怖心や束縛感、小さい頃からのことがフラッシュバックして恨みが大きくなり、この底なしの恐怖感から逃れたいと思った。でも、人を殺すのはまずい、一線を越えてはいけないと葛藤しました」と話した。

両親を殺害したことへの現在の感情については、「正直複雑だが、父を殺してしまったのは大きな間違いだった。自分だけ自殺すれば解決した問題じゃないかと思う。（母の殺害は）父以上に後悔しかありません」と述べた。

・事件から約1年が経つ中、身柄を拘束されている今の生活についての質問には次のように話した。

「日々生きている上で衣食住の不自由はないが、束縛されている感じもない。精神面でも体調面でもこんなに安定した生活を送れたことはなかった。犯罪を犯したのにこんな生活をしていいのかなと思う」

以下、全文を読む

この記事への反応

・父親から性的虐待を受け5人も子供を産まされた女性が父親を殺害した事件があった。当時親殺しは法律に「尊属殺人罪」があり無期懲役か死刑しかなかった。
しかしあまりに凄惨な家庭環境だったため、法改正され執行猶予3年になった。
この事件も情状酌量の余地あるとおもう

・殺す前に親と離してもらえて、施設に避難して生活出来ていれば、親を殺して捕まることは無かった…可哀想に

・悲しいかな、この世にはこういう環境の人が一定数いるのよね…

ブタ箱の中の方が天国、シャバの方がよっぽど地獄だ、という人が…


・何があっても人を○めることはあってはいけないし、自分の両親を手にかけるなど…絶対にダメだと思うんですが…この少年の言葉を見ると前言撤回したい気持ちにさえなってしまいます…
もっと違う形で両親から保護できていたらと悲しい気持ちになりました…

・本当に支援するべきはこういう子供だよ

・この少年に合った心療内科医と心理士がついてあげられるといいなと思う

そして、こども家庭庁がこういう事件をどう見るのか興味を持ってみていこうと思います
子どもが助けを求めた時に、精神的に安心できる場所に逃げられるように

・複雑で切ない。少しでも穏やかな気持ちでいられるといいな

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