話題のツイートより







60代前半の会社員男性。自分の「偏狭な正義感」を持て余しています。
モットーは「正直者がバカを見る世の中は許さない」です。電車内のマナー違反などが気になり、大声で話したり、我が物顔で座ったりしている人を見たら、すぐ注意してしまいます。
昨年、宴会帰りに電車に乗ったら、混雑した車内で学生が数人、足を投げ出して座っていました。普段は言葉でやんわり注意するのですが、酒が入り、つい蹴飛ばしてしまいました。
すると、学生たちに羽交い締めにされ、殴られました。ケガこそなかったものの、服は破れ、家族に「警察官じゃないんだから、そんな人たちは放っておいて」と泣かれました。
私が子どもの頃は、悪いことをしたら大人に叱られるのが当たり前でしたが、今は、注意した方が危ない目に遭う時代です。私も聖人君子のような生活をしているわけではありませんが、悲憤に堪えません。心の持ちようをお教えください。

(東京・S男)






回答 眉村卓(作家)

直接、行動に出るのはどうかと思いますが、お気持ちはよくわかります。そして私自身、どうかと言われれば、正解など持っていないと答えなければなりません。
きっと、自分がスーパーマンみたいに強く、失うものもないとなれば、人はおのずと正義感を通すのでしょう。あるいは、とても強い他人の力を借りて、やりたいのでしょう。
しかしその正義感、絶対に正しいのか、となると、なかなかむずかしい。人間、年齢や経験や世界観の変化などで、考え方が違ってきます。となると、変化する前の「正義の実現」とは何だったのでしょう。立場が違うと、人は考え方も違うといいますが、それだけではないようです。
では、許せないことがあっても、見て見ぬふりをするのか?それで生きていると言えるのか?
わかりません。
自己の命を懸けてでもやらなければならないこと、というものが、自分の中にあるのか。それは自分や世間や世界や人類にとって何なのか……。人はそれぞれ自分なりに悩むしか無いと思います。





この記事への反応


・明らかに刑事事件なのに、回答者に弁護士ではなく作家をあてがって来る新聞社にモニョる。

・酒が入って暴力沙汰。
なに?このクズ
他人のマナー以前にテメェはなんなんだよとしか。

・この人が持つべき心構えは「力なき正義は無能なり」じゃないかな、力を以って正義を示そうとした人だから力の論理が腑に落ちるはずだ

・注意したほうが危ない目に…って注意してないしいきなり蹴ってんじゃんw 家族にも迷惑すぎる…… 狂うとりますなぁ

・60代なら若い頃の「学生運動」のノリか 

・残念ながら蹴った時点で負けだ。酒が入っていた、は言い訳でしかない。

・正義感じゃなくて暴力の理由を探しに電車に乗ってただけでは。

・アカの他人を俺ルールで蹴り飛ばしてカウンターを食らうか……これで赤旗投稿欄だったというオチが付いたら最高なんだが

・傍から見たら老害じゃねーか…きいつけやw

・正義感が偏狭なのではなく自己中心的なだけです。

















酔っ払いが蹴り入れたらこうなるわな

そら家族も泣くわ(´・ω・`)