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漁師が1年はいたデニム、価格2倍に… 人気の秘密は?:朝日新聞デジタル

 2万2千円の新品デニムを漁師が1年間はいたら、4万2千円の中古デニムに――。そんな驚きの取り組み「尾道デニムプロジェクト」が広島県尾道市で続いている。漁師や農家など、様々な職業の住民がはき古して色落…

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記事によると

2万2千円の新品デニムを漁師が1年間はいたら、4万2千円の中古デニムに――。そんな驚きの取り組み「尾道デニムプロジェクト」が広島県尾道市で続いている。

・漁師や農家など、様々な職業の住民がはき古して色落ちさせる。味が出た1点もののデニムは、全国のファンを引きつけている。

・企画したのは町おこしを手がける会社「ディスカバーリンクせとうち」(尾道市)。同じ備後地方の広島県福山市などでつくられたデニムを漁師や農家、大学教授や寺の住職など様々な職業の人たちに1年間はいてもらう。普段の生活や仕事で色落ちさせた中古デニムを尾道に来て買ってもらうことで、観光や地場産業の発信につなげる狙いだ。

・旅行で訪れた島田侑季さん(31)は「はいた人のストーリーがデニムに刻まれていておもしろい」と購入を決めた。

・漁師がはいていたデニムは、すねの部分が長靴のはき口で擦れて独特の跡ができ、4万8千円の過去最高値で売れた。シェフがはいたデニムの裾には床を掃除する際に飛び散った漂白剤の跡がついた。眼鏡職人がはいたデニムには、フレームの材料になる竹を採りに山に入った時に、枝などで引っかけた傷が残っている。

・そんな「職業履歴」は商品タグに記載され、1本1本に詰まった物語を店員が話してくれる。九州や関東、時には海外からの旅行客も買い求めていく。2度3度と訪れるリピーターもいる。

・プロジェクトの運営は大変だ。デニムは毎週、スタッフが回収。専門の工場で洗濯と乾燥をし、全ての商品の色落ち具合や生地の傷みなどをチェックする。






プロジェクトの様子




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尾道人の日常が創り出すワン・アンド・オンリーのユーズドデニム/尾道デニムプロジェクト(広島県尾道市)

瀬戸内のデニムというと岡山県の児島が有名。瀬戸内F...について記載された記事詳細ページです。

setouchifinder.com
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記事によると

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尾道デニムとは、尾道の人たちが、日々穿き込むという、超アナログ&ローカルな方法で作られたユーズドデニムです。
漁師さんや猟師さん、お坊さんなど、尾道で働き、暮らす人たちに、1年間デニムを穿いてもらいます。

1年後、しっかりと色落ちしたデニムは、尾道デニムとして販売されるのです。

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尾道デニムの色落ちには、穿き手の仕事や暮らしがしっかりと現れます。
こちらは、漁師さんのデニム。ヒザ下あたりに長靴を履いたあとがしっかりと残っているのが特徴的です。
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このデニムの穿き手は鉄工所の方。
生地に鉄粉が入り込んだことで独特の色合いになっています。
ワンウォッシュのデニムと比べると、色落ち具合がよくわかります。





この話題への反応



新しい商売の形

以前の俺も「こんなん買う奴馬鹿じゃん」っていう立場だったけど、ファッションとは歴史であり文脈であるという主旨のことがティムガンの本に書かれておりとても得心がいったのでなんとなく価値が分かるようになった

おっちゃんに1年デニムはいてもらって¥22000→¥42000即売れ。
ディスカバーリンクせとうち、おもしろいなぁ〜


おもしろい取り組みだけど、いろんなところで真似されそうね。それとは別に、記事中の写真がとてもよい。

ブルセラみたいなことかと思ったら違った

これこそデニム本来の姿!

やはりスーパーに売ってる農作物みたいに「私が履いてました」みたいな文言とともに写真が貼り付けられて売り出されてるのだろうか

ジーンズは加工品が生より高いものが多いので、これをワークの現場での天然加工と考えれば値段がつくのもわからんでもない。生産地に味方を作って、面白い取組ではあるわな。

漁師の皆さんには思わぬ副収入でおめでたい限りですが、何かこう微妙なところで倒錯している気もします。
いえモーホーの方々が購入してうっとりとなさる、というのではなくても根本的に…?


「そんな高値で誰が買うんじゃ」って思う気持ちわかる。でも良い味出てるね。











働いてれば自然とダメージジーンズになると。いい味出てるな!

ブルセラとか言わないの