立命館大学の論文がBLを含むpixivのR-18小説を無許可で有害な情報のサンプルとして晒し上げてして炎上









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問題の論文(現在は非公開に)




記事によると

題目
ドメインにより意味が変化する単語に着目した猥褻な表現のフィルタリング

著者
近江 龍一(立命館大学大学院情報理工学研究科)
西原 陽子(立命館大学情報理工学部)
山西 良典(立命館大学情報理工学部メディア情報学科)

時間
05月24日(Wed) 13:50〜14:10
概要 Web上に投稿される情報の中には青少年にとって有害な情報,特に猥褻な意味を持つ言葉は直接記述されず暗喩により表現されることが多い.本研究の目的は暗喩を用いて表現されている有害な文に対してフィルタリングを行うことである.提案手法では有害表現が含まれる文をドメインごとに機械学習し有害表現の分類器を作り,有害表現をフィルタリングする.提案手法の有用性を評価する実験をR-18指定の小説を使い行った.

論文
PDF非公開 ※例外的に発表原稿を非公開としました








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サンプルの小説は作者に無許可だった模様


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この話題への反応



立命館、論文非公開になったそうだが、一度情報が出回ったらどうなるか、情報工学をかかげる研究室が認識ないわけではあるまい。


しかも、この立命館の「ひわいな表現を検知してフィルタリングする研究」。将来的には全てのR18表現規制を狙うものの、まっさきに手を付けるのはボーイズラブ狙い撃ちかい。近江 龍一 、西原 陽子、山西 良典という名はBL史に悪い意味で刻まれるなあ。


立命館大学情報理学部での研究倫理がどうなっているのかよくわからないんですが、他者が趣味の範囲で書いたものを実名でなくともその人と特定できる形で了承を得ず公表するのはまずいと思いますね。商業作品でもできる内容だし。そもそも研究の目的と対象選定がかみあってないと思う。

そんなに、暗喩的エロ表現のフィルタリングの実験をし、その成果を発表したいのなら、私らみたいなプロのエロ作家の作品を使えばいいのですよ(お金払ってDLしてちょうだいね!w)。なのに、表立って戦えない可能性が高そうなアマチュアをあえて狙うとは、卑怯ではありませんか?

立命館大学の人工知能学会発表論文で驚いたのは、そこで「猥褻」または「有害」な表現として挙げているのが小説である点です。四畳半襖の下張事件の頃じゃあるまいし、今時、テキストを猥褻表現と断ずるのはゴリゴリの表現規制論者だけだと思っていましたよ。

わざわざ登録したのか もしくは普段からお世話になっているのか…

まあ男の18禁ものは基本的に「有害物」扱いされてるから、俺的には「有害物のレッテル貼られた!」って腐女子がキレてるのがピンとこねーんですわぶっちゃけ。これ書いた教授もそんな認識で有害物のサンプルとして使ったんちゃうかな

研究趣旨としては、検証対象は読み手が自分でたどり着けるくらいには明示しなければならないし、フィルタリングの研究なら『どういう表現か』も明記する必要がある。 あるけど、これはあまりにお粗末すぎる。

いやこれ倫理委員会で通るはずなくない・・・?通してないのか・・・?

なぜpixivでアマチュアの書いた小説を使おうと思ったのだろう?猥褻表現についてなら、公に猥褻と指定を受けたものを使ったほうが研究としては有意義なのでは?

植物園の花壇をずけずけ踏み荒らして、スズランを摘んで「見てください!ここにこんな危険な毒物がありますよ!」と言っているようなものだ

著作財産権的には引用の範囲だと思うし、フィルタリングの研究も学問の自由だけど、他人の作品やセクシュアリティ(現実同性愛の話ではなく二次元文化それ自体のこと)を「有害」呼ばわりすることへの苦言呈するべきだと思う













研究テーマはさておき、倫理的にどうなのこれ・・・







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