任天堂:第77期 定時株主総会質疑応答
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2017/qa1706.pdf
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Q6
事業報告の「対処すべき課題」に「これまで当社製品を遊んでいらっしゃらなかったお客様」にも任天堂が創り出すゲームの世界に触れていただくとあった。Nintendo Switch で遊べるゲームの数が増えてきたのはいいと思うが、『Wii Sports』や『Wii Fit』のような、従来型のゲームではないカテゴリーの遊び方の追求が少ないのではないか。これまでゲームをしていなかった層がたくさんあると思うが、女性層や、スポーツや音楽を楽しんでいる層に対するソフトウェアを開発する予定はないのか。



A6
君島:
例えば、『1-2-Switch』というソフトは、画面を見ながらプレイする今までのゲームと異なり、2 人でゲームをする場合でも、スクリーンを見るのではなく、相手の目を見ながら、相手の様子を感じながら、それに対して反応しながら進める、というゲームも収録されており、従来とは異なる遊び方を提案しています。まだ Nintendo Switch は発売したばかりですので、今後にご期待いただきたいと思います。

宮本:
「新しいゲーム機に求められるのは高い性能である。」と言われる方もいらっしゃいますが、Nintendo Switch の売れ行きを見ますと、世界中の多くの皆様は遊び方の多様性を求めておられたと思います。もちろん Nintendo Switch にも一定の性能がありますので、高性能を求めている方にも意外に受け入れられたと感じています。これまで『Wii Fit』、『nintendogs』等、それまでのシリーズソフトとは異なるソフトを私自身が楽しみながらつくってきましたし、そういった文化は当社の開発現場に浸透しています。


高橋:
Nintendo Switch は任天堂の商品ですので、任天堂の代表的なソフト、今回でいうとハードと同時発売した『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や『スーパーマリオ オデッセイ』といったソフトは、しっかりつくっています。まだ発表していないソフトもありますが、先日の E3 では『メトロイドプライム 4』というゲームを開発中であると発表しました。『1-2-Switch』はこれらとは違うもので、Nintendo Switch で新しい遊びの提案を行った最初のソフトですが、『1-2-Switch』のように、「Nintendo Switch を使っていろいろな遊びをしたらどうなるんだ、どう楽しんでもらえるんだ」ということを考えていて、今も動いているプロジェクトがいくつもあります。近々お知らせできるプロジェクトも出てくると思いますので、お楽しみにお待ちください。












1-2-Switch的な体感ゲームの新作も動いているらしい

サードは高性能なスイッチにどんどんマルチしてくだされー!