記事によると

・東洋経済が、『機動戦士ガンダム』の生みの親の一人であり、著名な漫画家・アニメーターの安彦良和氏にインタビュー

・安彦氏は学生運動に明け暮れ、母校をバリケード封鎖して逮捕され、退学となった後、アニメの世界に入った

・ガンダムで画期的だったのは「正義の戦争」がないという世界観。ガンダムは敵も味方もない、善と悪もない、戦争をただ戦争として描いた作品だった

一度アニメ界から手を引いたが、一部の人のガンダムへの認識に違和感を覚えていた。「ニュータイプ」という設定が歪められ、ガンダムは宗教の解脱よろしく覚醒したニュータイプが世界を救うという話だと言われることがあった

・そこで安彦氏は自分の理解するガンダムを世に提示しようと決心。ガンダムの連載漫画を執筆した

最近のアニメはますますゲームに支配されている

ゲームではプレーヤーは絶対者で、世界はプレーヤー中心に回っている。死んでもやり直せるし、プレーヤーのレベルが上がって最終的には神に近づく

残念ながら最近のガンダムもゲーム化しているように思う。たかが小僧っ子が、俺が世界の中心だと言わんばかりに戦争を語り、世界を変えると言い張る。変えられるものか、世界は魔物なんだよ。



この記事への反応


安彦さんて学生運動の人だったのね。いや作風から予想はしてたけど。

安彦さん「今のアニメに疑問を感じる」俺「支持します」 
富野「今のアニメに疑問を感じる」俺「また老害が・・」


これ見て、ああ・・・新しい時代を作るのは老人じゃないんやなって思った

「たかが小僧っ子が、俺が世界の中心だと言わんばかりに戦争を語り、世界を変えると言い張る。変えられるものか、世界は魔物なんだよ」安彦さん、それオルフェンズのテーマです…

俺TUEEEE系のことだろうか? 群像劇がかなり減ったのは確かだが、ヒーロー→ダークヒーロー→群像劇→ヒーロー…ってのが流行の流れだとは聞いた。 つまり今頃の若いもんは(最近のアニメは

これなんですよ。これ。世界が理不尽に動く物語が、今少ない気がする。

言いたいことは判るけど、ゲームって表現に違和感あるなぁ

なろう愛読者的には納得しかない

安彦さん上手いこと言うなあ。確かに今は俺TUEEEがラノベやなろう界隈のアニメでは大人気だけども、ガンダムはそういうのじゃないでしょ、と。棲み分けは大事ね。

最近のアニメが面白くない理由。同感。

そうか、SEED辺りからのガンダムを見て感じる違和感はこれか・・・
と思う記事だな


たえらくカビの生えたゲーム論をのたまってるなあ

そういうアニメやゲームが蔓延している危機感、やっぱりありますよね…。

色々と納得した
結構痛烈に今のアニメに刺さるよ…






安彦 良和(やすひこ よしかず、1947年12月9日 - )は、日本の漫画家、アニメーター、キャラクターデザイナー、アニメ監督、イラストレーター、小説家。 北海道紋別郡遠軽町出身。現在は、埼玉県所沢市在住。
遠軽高校、弘前大を経て、1970年虫プロ養成所に入りアニメーターとなる。虫プロ倒産後はフリーとなり『宇宙戦艦ヤマト』や『勇者ライディーン』、『超電磁ロボ コン・バトラーV』、『無敵超人ザンボット3』など数多くのアニメ作品に携わるが、中でもキャラクターデザインおよび作画監督を務めたアニメ『機動戦士ガンダム』は、その後放映された劇場版とも併せ社会現象ともいえるブームを巻き起こした。1990年以降、アニメ製作現場を離れて専業漫画家となり、『ナムジ』、『虹色のトロツキー』、『王道の狗』など主に歴史ものを描いて第19回日本漫画家協会賞優秀賞(『ナムジ』)、第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞(『王道の狗』)などを受賞した。2001年から2011年まで漫画雑誌「ガンダムエース」に連載した『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、累計発行部数1,000万部を超えるヒット作となっている。2006年からは神戸芸術工科大学映像表現学科で客員教授をつとめている。
2015年2月に公開されたアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』では総監督を務め、約25年ぶりにアニメの現場に復帰した。










なろう系はゲームプレイ日記とも言われてるし、最近のトレンドは特にゲーム化してる気がする




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