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Wi-Fiを暗号化するWPA2に脆弱性発見 ~対応のあらゆる機器が影響

 Wi-Fiの暗号化に使われるWPA2プロトコルに脆弱性があり、攻撃を受ける可能性があることが明らかとなった。12月4日~7日にイギリス・ロンドンで開かれるセキュリティイベント「black hat Europe 2017」で、博士研究員のMathy Vanhoef氏が、この件に関する詳細を解説する。

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Wi-Fiの暗号化に使われるWPA2プロトコルに脆弱性があり、攻撃を受ける可能性があることが明らかとなった

・12月4日~7日にイギリス・ロンドンで開かれるセキュリティイベント「black hat Europe 2017」で、博士研究員のMathy Vanhoef氏が、この件に関する詳細を解説する。

・これによれば、WPA2セキュリティプロトコルにキー管理に関するいくつかの脆弱性があり、キーの再インストールを利用して攻撃できるという。プロトコルレベルの問題のため、標準に基づいて実装されたものに関して、すべて影響を受ける可能性があるという。





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Wi-Fi認証のWPA2に複数の脆弱性? 研究者が公表を予告

12月開催予定のBlackHatの講演リストに「WPA2」のセキュリティ問題が記載され、騒動になっている。

japan.zdnet.com
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記事によると

・この予告の直後からインターネット上ではさまざまな憶測が飛び交う。

・WPA2は、現在普及しているWi-Fiサービスではセキュリティレベルが高いとされていることから、脆弱性の発覚によって多数のユーザーに危険が及ぶと懸念する意見が目立つ。

・既に共通脆弱性識別子(CVE)が割り当てられ、「一部のネットワーク機器メーカーがファームウェアのアップデートで対処したようだ」といったうわさも散見される。

・Vanhoef氏は10月16日のツイートで、「これほどの反響を予期していなかった」とコメントし、情報公開が解禁されれば問い合わせに応じると説明。
脆弱性情報は16日中(日本時間16日夜から17日未明頃か)に公表される見通しだという。









Wi-Fi Protected Access(WPA、WPA2)とは、Wi-Fi Alliance の監督下で行われている認証プログラム。Wi-Fi Alliance が策定したセキュリティプロトコルにそのネットワーク機器が準拠していることを示すものである。また、そのセキュリティプロトコルそのものも指す。

WPAプロトコルは、それ以前の Wired Equivalent Privacy (WEP) に対して脆弱性を指摘されたため、その対策として策定された。IEEE 802.11i の主要部分を実装したプロトコルであり、802.11i が完成するまでの間、WEP の代替として一時的に使うために策定された。WPA対応以前の無線LANカードでも(ファームウェアの更新で)機能するよう設計されているが、第一世代のアクセスポイントでは必ずしも機能しない。

WPA2 認証マークは、その機器が拡張プロトコル規格に完全準拠していることを示す。この拡張プロトコルは古い無線LANカードでは機能しない。

WPA2
Wi-Fi Alliance の WPA2 プログラムで認証される拡張プロトコルは、802.11i の必須部分を実装したものである。特に新たにAES(共通鍵暗号方式)ベースのアルゴリズム CCMP を導入している。2006年3月13日から、WPA2 認証を受けないと "Wi-Fi CERTIFIED" を名乗れなくなった。





この話題への反応



場合によっては隣の部署がどったんばったんおおさわぎになるやつだこれ…詳細はよ…

続報待ち。

むむむ、これホントなら大事だな。

Wi-Fiで使われてるセキュリティ方式に穴があったって話みたい。

これを悪用したらWi-Fi使ってネットショッピングした人の暗証番号盗めるやつかな?


どの程度の危険性かはわからないけど,嫌だなぁ。

トレンドに上がってたのコレか。
しかし、他に手立てないからなぁ


プロトコルレベルか、どうなるんだね.

WPA2になんかあったのかと思って検索してみたら、あーなるほど暗号強度とか法則性とかそういうレベルじゃない仕様上の脆弱性があったらしい、と。

まだ論文公開待ちらしいけど怖いな。ちゃんと調べないと











研究者が反響にびっくりしてるぐらいだしそんなに重大じゃない…?

とにかく続報を待つしか無い