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松山洋氏トークライブイベントで明かされた『エンタメ薬』後日譚 - ファミ通.com

2017年11月7日、サイバーコネクトツーの代表取締役社長、松山洋氏のトークライブイベントがクリーク・アンド・リバー社本社にて開催された。このイベントは、松山氏の著作『エンターテインメントという薬 -光を失う少年にゲームクリエイターが届けたもの-』の出版を記念したもの。ここでは書籍の“後日譚”が明らかにされた。その模様をお届けしよう。

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記事によると

・2017年に100万本以上売れたタイトルは2017年途中までの暫定集計だが、ニンテンドー3DS用ソフト『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』、ニンテンドー3DS用ソフト『モンスターハンターダブルクロス』、プレイステーション4用ソフト『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』、Nintendo Switch用ソフト『スプラトゥーン2』の4本だ。ちなみに、松山氏の予想では、Nintendo Switch用ソフト『スーパーマリオ オデッセイ』が年末にかけて本数を伸ばし、この上位4本に食い込むだろう、とのこと。

・国内の販売本数ランキングをさらに追っていくと、10位のプレイステーション4用ソフト『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』は約34.3万本、48位のニンテンドー3DS用ソフト『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』は約10.4万本、100位のプレイステーション4用ソフト『シャドウ・オブ・ウォー』は約3.5万本。前述の通り、年間約400タイトルが発売され、そのうちの上位1/4に入っても販売本数は3万本程度というわけだ。

・では、ゲームソフトは何万本売れれば黒字になるのだろうか? 松山氏は「もちろん、物による」としながらも、「たとえばプレイステーション4で、きちんとワールドワイドで勝負できるタイトルを作ろうとしたら最低10億円かかります。もちろん、開発費だけじゃなく、宣伝費など諸々の費用も必要。そういうことを鑑みると、業界的には10万本売らないと赤字になっちゃうじゃん、と言われてます」。ということは、先ほどのランキングによれば、1年間に発売される400タイトルのうち、黒字となっているのは上位48本のみ。乱暴な言いかたになるが、「家庭用ゲームソフトは、だいたい1割が黒字、残りの9割は赤字ということです」(松山)。



この記事への反応


海外狙って作ったゲームが日本で10万本売れなかったら 海外でいくら売れても赤字なのか。へ~

ハードボイルド澤田さん、ガタイがゴッツイ人やと思ってたら、想像してたより優しそうな人だった!! ぴろし社長に対しては毒舌やったけどww

本読んでから澤田さんの動画を見ると、なるほどなって思います(笑)。

この本の話を聴いてから、必死にvol.3の発売日が早まったかどうか思い出そうとして無理でした(笑)Amazonでポチったので届くの楽しみです♪







この本のトークイベントで話された模様。







やっぱ中々厳しいんだなぁ。残りの1,2割で利益だしてるってマジなのかな