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デーヤァ!!




「お前の命はあと3分だ……」 プレイヤーに立ちはだかる大きな壁とは?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120608-00000020-it_gadget-game

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古来からアーケードゲームでは、ゲームスタートからおよそ3分が経過すると必ず“魔の時間帯”が訪れることをみなさんはご存知でしょうか?

“魔の時間帯”とは、ゲームの難易度がそれまでよりも急にアップしてプレイヤーのミスを誘い、100円玉を取り上げようと牙をむくタイミングのこと。なぜ3分なのかといえば答えはいたってカンタンで、100円玉1枚で1時間も2時間も遊ばれてしまってはゲームセンター側が商売あがったり状態になってしまうからです。

実際、筆者の知人で1980年代からアーケードゲーム開発を担当していた方にお話を聞いたところ、「営業担当者から『3分以上遊ばせるな!』と、お達しがあった。」と証言しています。商売だからしかたがないとはいえ、プレイヤー側視点で見ると実に厳しいお話ですよね……。

では、いかにして3分後に“魔の時間帯”へと変貌するのか、実際のゲームのプレイ動画および画面写真を例に挙げてご覧いただきましょう。
 
以下のプレイ動画は、タイトーが1988年に発売したシューティングゲームの「達人」です。本作では、ゲーム開始からほぼ1分おきにいわゆる“中ボス”と呼ばれる強敵が登場してプレイヤーに襲い掛かり、約3分後(※ノーミスで進んだ場合)に出現する3体の“中ボス”はかなり手強く、初めてプレイした人は必ずと言っていいほどここでミスをしてしまいます。また、本作はクリアするまでの時間が1面あたりおよそ6分かかるので、開始から3分後の“魔の時間帯”を乗り越えたさらに3分後には強力なボスキャラと戦う地獄が待っているという、まさに計算され尽くした仕掛けが用意されているというワケです

「ファイナルファイト」をはじめ、「天地を喰らう」「D&D」シリーズなど、カプコンが発売したいわゆるベルトアクションゲームも、3分でプレイヤーの息の根を止めにかかる“魔の時間帯”がやって来るのがある種のお約束になっています。なぜなら、これらのゲームはいずれもスタートから3分が経過したあたりでちょうど1面ボスの登場シーンにピッタリ重なるからです。


以下略


















懐かしのアケゲにはそんな秘密が

ゲーセンに通いつめた人たちは、3分毎の壁を超えるために100円を入れ続けたのか・・・