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平安時代の「幻の物語」断片発見
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140529/k10014808201000.html
(記事によると)

・平安時代後期の作品で結末部分のほとんどが欠損した作品『夜半の寝覚』の一部が京都の古書店主が所有する掛け軸から発見された。

『夜半の寝覚』は主人公「寝覚の上」(女性)がさまざまな男性に愛される波乱の生涯を描いた物語
作者不詳だが「更級日記」の菅原孝標女が著したと言われている。
原本は見つかっておらず写本のみ残されているがそれも物語の一部にとどまり、結末部分は長らく欠損していた。

今回写本の一部が10枚前後見つかっており、物語の結末に近い場面が復元できたという。
『夜半の寝覚』の全容を知る手掛かりになると専門家は話す。

見つかった写本の一部は、来月7日から東京・渋谷区の実践女子大学で公開される。


夜半の寝覚について

『夜半の寝覚』(よわのねざめ)は平安時代後期(11世紀後半ごろか)に成立した王朝物語の一。

『夜の寝覚』『寝覚物語』『寝覚』などとも称し、作者については現在のところ確定的な説がないが、『更級日記』や『浜松中納言物語』の菅原孝標女であるとする説が有力である。
いわゆる源氏亜流小説のひとつに数えられ、途中に本文の大きな欠落があるなどの理由から、従来はあまり重視されてこなかったが、戦後、研究の進展や中村真一郎などによる王朝物語の再評価の機運にのって、広く注目を集めるようになった。
登場人物たちの心理を克明に観察し、精緻な描写によって定着させてゆく独特な手法が特徴的であり、現在では中古後期を代表する作り物語として評価されている。
14世紀の作かと思われる、改作本『夜寝覚物語』が現存する。
後述する第四部は長らく失われていたが、2014年、京都市で第四部の写しの古筆切が発見されていたことが明らかになった。
確証が得られなかった他の古筆切の内容を結びつける存在と見られ、今後の分析次第では、本文の幾分かの内容が復元できる可能性が出てきた。

(詳しくはWikipediaへ)













インドにもおなじような大説話集の『ブリハット・カター』っていうのがあるけどこっちは亡失してしまった模様



幻の物語がどんなものかと思ったら



>女性の主人公「寝覚の上」がさまざまな男性に愛される波乱の生涯を描いた物語



オトメイトさんあたりがゲーム化しそうなストーリーだったw