
https://www.asahi.com/articles/ASM3351BKM33UCVL007.html

記事によると
・法改正を進めるために賛成意見を水増しして与党に報告し、海外での先行事例も恣意(しい)的に選んで都合のいいところだけ紹介している――。
・権利者の許可なくインターネットに上げられたと知りながら漫画や写真、論文などをダウンロードすることを全面的に違法とする著作権法改正を進めようとしている文化庁が、自民党に正確ではない説明をしたと指摘する「検証レポート」が3日、明治大学知的財産法政策研究所のホームページで公表された。
・今回の検証は、違法とする行為をもっと絞り込むように緊急声明で求めていた著作権法の専門家らの一部が行った。その結果、自民党への説明で主に以下の問題点があったと指摘した。
賛成意見を水増しした
・文化庁は、法改正の方向性をまとめた2月の文化審議会著作権分科会でどんな意見が出たのかを紹介するため、発言者の名前を伏せて「慎重な意見」を三つ、「積極的な意見」を七つ、説明資料に載せた。
・慎重な意見については、8人の委員の連名で慎重な検討を求める意見があったことも付記されてはいたものの、分科会の議事録と照らし合わせると、法改正に「積極的な意見」のうち【学者】の発言とされた四つが、1人の2回にわたる発言を論旨ごとに四つに分割したものだったという。
・また、文化庁が示した方向性に賛同している委員の意見は余すところなく紹介しているのに、「慎重な意見」を出した4人の意見は省略し紹介すらしていない▽紹介した慎重派2人の意見についても重要な部分を省略している▽別の慎重派2人の意見の一部を切り取って、積極派であるかのように誤解させている――とも言及。
・全体として「積極的な意見は少数派であるにもかかわらず、多数派であったような誤解を誘っている」と指摘した。
・文化庁が配布資料で、ドイツやフランス、カナダなどの「諸外国」を引き合いに出し、著作権侵害物のダウンロードを全面的に違法とすることが国際的な潮流だと読めるような説明をしていることについても、「比較対象国の選択がフェアではない」と指摘した。
・米国や韓国、台湾、シンガポールなど、公正な利用と認められれば権利侵害にはならない「フェアユース」の規定を持つ国もたくさんあり、軽微なスクリーンショットやコピー&ペーストなどは適法と考えられているためだ。
・こうした国々について「なぜ参考にしないのか、理由が不明」だと疑問視。ドイツなどの実情についても都合のいいところだけを紹介した「つまみ食い的な比較」と切り捨てた。
この記事への反応
・ なんでこんなに暴走してんの?
馬鹿なの?
・ 厚労省の統計不正だけでなく、文化庁でも報告書に偽装数字を。
役人は上見て仕事をする。森友、加計問題で財務省が文書改竄しているのを見てマネしている。安倍政権の意に沿うことなら改竄はOK。
DL違法化は被害者の出版業界も、表現の自由を侵すと慎重にと声明を。
・ 成果を出すこととその成果が適切なものかどうかは別物なんだぞ…
良心に従って仕事してくれてもいいんだぞ…
・ 文化庁って文化破壊庁のことで良いのかw
これが文化庁のオウンゴールになってくれりゃ良いが。
・偽データで騙されるほどバカにされてんのに「今国会で法改正案を成立させる必要性については一致」しちゃう今の自民党、マジだらしない。ほんと、
・ さーて、水増ししまで、こんな法案を通そうと、だれが画策したんだろうね?
・改竄はもはや日常茶飯事?
・ "これマジ?"と思うような恣意的な進め方が見られるが、この件だけでなく、こういう「手法」ってありふれたものなんだろうな……と思ってしまう。
・スクショを違法にすれば、企業や役所、政府の都合の悪いことは証拠なしにできるからな…
・ 文化庁何がしたいんや…
結果ありきで話進めようとするからこういうことになるんやろうな

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はちま起稿
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1. はちまき名無しさん
【美しい国日本日報】
文化庁が、権利者の許可なくインターネットに上げられたと知りながら漫画や写真、論文などをダウンロードすることを全面的に違法とする著作権法改正を進めるために、自民党に正確ではない説明をしたと指摘する「検証レポート」が3日、明治大学知的財産法政策研究所のホームページで公表された。
今回の検証は、違法とする行為をもっと絞り込むように緊急声明で求めていた著作権法の専門家らの一部が行った。法改正について議論した昨年10月から今年2月までの文化審議会の会合でどんな意見が出たのか、自民党議員らに説明するために文化庁が配った資料を入手して分析したという。その結果、自民党への説明で主に以下の問題点があったと指摘した。
■賛成意見を水増しした
文化庁は、法改正の方向性をまとめた2月の文化審議会著作権分科会でどんな意見が出たのかを紹介するため、発言者の名前を伏せて「慎重な意見」を三つ、「積極的な意見」を七つ、説明資料に載せた。
慎重な意見については、8人の委員の連名で慎重な検討を求める意見があったことも付記されてはいたものの、分科会の議事録と照らし合わせると、法改正に「積極的な意見」のうち【学者】の発言とされた四つが、1人の2回にわたる発言を論旨ごとに四つに分割したものだったという。