
きっかけ
お久しぶりです。はちまバイト2号です。今回は巷でちょっぴり話題になってるキャラゲー『キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS』です。
本サイトでも何度か取り上げられているこのゲーム、実は話題になる前からプレイ日記を書くつもりでした。というのもまずこのPVを見てほしいんですが・・・
1分20秒ぐらいのところです。
めちゃくちゃ腹に蹴り入れてるんです
こんなの絶対面白いじゃん・・・とか思ってたところにさらに追い打ちをかけてくるPV。
キメゼリフがこれですよ
かっけぇ・・・俺もサッカーサイボーグになりてぇってなってしまったのであらかじめ予約してありました。ってことでさっそく本編へ
サッカーを知らなくてもいい、これはサッカーゲームではないのだから
まずひとつ、間違えてはいけないのがこのゲームのジャンルである。『キャプテン翼』といえばサッカー漫画の金字塔、これをきっかけにプロを目指し、夢を実現させた選手も多いといわれる超有名作品だ。
で、今回のゲームはその「サッカー漫画」をゲーム化したんだからジャンルは「サッカーゲーム」になりそうなものなのだが、公式サイトを見てみると違う。このゲームのジャンルは・・・
サッカーアクションである
プレイするとスグにわかるのだが、まずこのゲーム、ファウルがない。
PVで腹蹴り入れてたんだからそりゃそうだと思うかもしれないが、本当にない。ペナルティエリアでタックルしてもいいし、ボールもった選手をふっとばしてもいい。とにかくボールを奪いさえすればいいのだ。
サッカーのルールに詳しくない人が普通のサッカーゲームをやるとやりがちな「ボールを取ろうとしてボタンを押したらファウルをとられた。意味わからん。」みたいなことがとにかくないのがこのゲームの気持ちよさにつながってるように思う。とにかくボールに近づいたらボタンを押せ!といわんばかりの作りだ。
ちなみにそんな無法ゲームにもちゃんとルールはある。
ハンドはダメ(たぶん)
線を越えたらダメ
オフサイドもダメ
である。ファウルはないけどオフサイドはある。そのへんが素晴らしいバランス感覚である、
▲ざっくり言うと「キーパーを除く一番奥にいるディフェンスより前でパスもらっちゃダメ」っていうルールがオフサイド。それだけはしっかりあるのがキャプ翼流。
そしてもう1つ重要なシステムがゴールキーパーの「体力制」である。キャプテン翼といえば必殺シュート、そしてそれを何とか受け止めるも勢いに押されて体ごとゴール!というのが味である。しかし、インタビューによれば最初は普通のシュートが決まっていたらしい。
「普通のシュートを決められてしまう若林を見て、「これは『キャプテン翼』じゃないよね」と思った開発陣はその後何度も作り直し、「普通にゴールを決めることが難しいなら、キーパーは体力ゲージ性にしよう。ジャンプキャラクターの対戦アクションゲームも、そのマンガで最強のキャラクターだったとしてもゲージを削れば負ける。ならば、『キャプテン翼』もそうしよう」ということで体力制になったんだとか。
具体的にはどういう事かというと・・・
赤丸内のがGKの体力。いまはちょうど半分ほど削れている。
この状態のGKに必殺シュートを打つと・・・
まだ体力があるので止められてしまう。
しかし、シュートにはそれぞれ「威力」「射程」が設定されていて、射程内で撃てば威力分の体力をGKから削ることができる。「減衰」というステータスも設定されており、距離が遠いとその分威力は落ちるあたりもよくできている。
ためしに今度は体力ゲージが0のGKに、必殺技でもなんでもないシュートを打ってみると・・・
一度はなんとか受け止めるものの
耐えきれずに体ごとゴールに突っ込んでしまう。これがこのゲームの「基本的な」点の入り方である。もちろん、パスまわしをうまくしたりすれば普通のサッカーゲームのようなGKをかわしたシュートも入ることがあるにはあるのだがそれらは「レアケース」だと思っていい。
他にもこのゲーム、キャラクターごとに実に細かくステータスやスキルが設定されている。
▲キャプ翼きってのストライカー日向くんはこんな感じ。とにかくシュート威力がすごいのでGKの体力をゴリゴリ削る。
そして今回キャプテン翼のゲームではじめてと言っていいほど、評価が高いキャラクター・三杉くんがこちら
心臓に病を抱えているため、天才的な才能を持ちながらも活躍できる時間が限られているガラスのエース三杉くん。今までのゲームでは「体力消費がはやいだけの何か」というポジションが多かったのだが、今回は「30分だけめちゃ強い。30分たつとめちゃ弱い」というスキルを与えられたことによって前半か後半どちらかだけ最強キャラクターが登場するというカッコイイヤツに。
※サッカーは通常前後半45分ずつの90分だが、中学サッカーは体力を考慮して前後半30分ずつの60分。
とにかく随所に『キャプテン翼』らしさが感じられるゲームになってるなぁというのが素直な感想だった。
一人でもおもろいストーリー
そんな対戦アクションゲームであるキャプテン翼、ツイッターでバズってる動画とかを見てもわかる通り、友達とワイワイ遊ぶのは当然めちゃくちゃ楽しいのは未プレイでもわかると思う。しかし、このゲーム一人用のモードもなかなか凝った作りになっている。
ひとつは原作をなぞっていくタイプの『エピソードオブ翼』。こちらはチュートリアルの役割も担っているので最初はまずこちらをプレイするのがオススメ。
そしてこのゲームの本編はこっち『エピソードオブニューヒーロー』。こちらがどういうモードかというと、端的に言えばパワプロの「マイライフ」みたいな感じ。エディットで自分のキャラクターを作り、学校のサッカー部で活躍していくモノだ。
ちなみに選べるのはこの3校
そう、翼くんのいる南葛が存在しないのだ。なぜならこのモードの目的は「自分が強くなり、原作では勝てなかったチームで南葛に勝利すること」だからである。もうこの時点でめちゃくちゃアツいのだ。
今回はやっぱり前述のとおり三杉くんが使いたいので武蔵中に。前は正直、三杉くんがいればどうにでもなりそうなので自分はディフェンダーとしてチームを支えることに。
キャラクリもあるがそこまで細かくはできない。特に髪型がなんともいえない感じなので過度な期待はしないほうがいいかもしれない。
トレードマークのピンク頭がひときわ目立つ期待の新人が誕生した。
今回のストーリーは原作の「フランス国際ジュニアユース大会」が中止となった世界線のお話になっている。なぜ変えたのかについては先ほどのIGNさんのインタビューで語っていた内容によると「舞台を変えることで参戦チームの制約を取り払いたかった」「開催時期もズラすことで選手に新たな技を覚えさせてもいいように」とのこと。
このモードの進み方としてはだいたい
先輩たちにイビられたりするストーリーを見て
生意気なルーキーを気取って
三杉くんに宿題だされて
DFだって言ってるのに三杉くんについていって
あたりの敵にタックルしまくって評価をもらい
ステータスをもりもりあげていったり、新しいスキルを覚えて言ったり。
だいたいそんな感じ。
全体的にこのゲームどう?
正直基本的には期待値低めなキャラゲーの中ではかなりデキがイイ方。がちゃがちゃ遊んでもそれなりに楽しめるし、どうやら練習したら上手くなれそうな要素(今回あまり詳しく説明しなかったドリブルムーブとタックルの読み合い)とかあって結構長く遊べそうな雰囲気。
少しアレな点としてはまず最初に食らう罠「チュートリアルループ」だろうか。
チュートリアルはだいたい3つか4つぐらいの項目を連続して行うようになっていて
1つ目をクリアしたら次の項目に・・・って感じなので途中に上画像のようなメニューがはさまる。
デフォルトで「次」になっているので連打していると・・・
最後だけ「やりなおし」になっているのでチュートリアルをもう1回やらされるのだ。細かいところだが正直どうにかしてほしかった。
そしてもう1つが同点で試合を終えた時のPKだ。
ルール的にはGK側が不利なただのジャンケン。点差がつくまでこれを続けるのだが・・・
CPUとやると、やたら強くてお互いまったく終わらない。シュートごとに短いロードが入ってボールをセットして適当に方向キメてシュート。みたいなことをひたすら15分近くやらされるハメに。
ほかの要素が非常によくできているので、普通といえば普通の仕様なのだがPKにやや不満を感じた。もう少し読み合いを楽しめる要素なんかがあったらよかったなぁといった感じ。
などなど少しばかり最後に不満を書いたが、この作品が『キャプテン翼』のゲームとしてめちゃくちゃよくできてるのは間違いないと思う。キャラゲーにありがちな「必殺技を格好良く見せるために演出が長くなりテンポが悪い」とかってのも無いのにキッチリカッコイイ。
とにかくボタンを押していて楽しいゲームに仕上がってるキャプテン翼、やってみてはいかがだろうか。それではまた。

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はちま起稿
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