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原田Pのトーク番組「はらだのばぁー」より



内容を一部抜粋して要約

・鉄拳7では、数百万人いるユーザーのプレイデータから、各キャラクターの勝率や使用回数など様々な統計情報を作っている。

ネット上で「強すぎ」と言われているキャラは実際のところ勝率が低かったりする。

・今の時代、ネット中継された大会で起きたことの"印象論"が全てを支配し始めている。

・実際のユーザーは統計データ上位のキャラにボコられているのに、大会のトッププレイヤーが発揮した"例外"の戦いによって起きたものが「Tier list(強キャラランク)」として語られる。

・そうなると、統計を取っているからバランスのいいゲームを作れる、という状況ではなくなってくる。

「いつも大会に出てる」「いつも大会で勝っている」という、もはや「感情論」に近いものを調整したほうが「いいゲーム」だと言われる時代になっている。

・大会でずっと勝っているキャラをナーフ(弱体化)したり、なかなか出てこないキャラを強化して、たまたま大会で使われた時に「いいゲームだ」と言われるのであれば、(統計上そうでなくても)そっちを優先したほうがいいとなる。

・そういう意味では、大会で現地やネット上で叫ばれている言葉というのは、とても影響を与えている。

・本当は統計データを公開したいが、そうなると今度は、この統計データが「Tier list」になってしまう。

・ツイッターをやっていると、統計データよりも「あのキャラいつまでクソなんだよ」という一言のほうが余程響く。


以下略







この記事への反応



鉄拳7のバランス調整でスマブラの桜井もファミ通のコラムで同じこと言ってたなネットでは弱キャラが統計では実は上位だけど統計が全てじゃないと 強キャラもこのキャラはあくまでも玄人が使えば最強なんだろうけど自分は見た目に惹かれて使うかな格ゲーはやっぱ愛が大事!

面白かった、統計はリアルに起こったとこなのにそこに答えは無いっておもろいな、あと高まるな、低きに流れよが鉄拳コミュニティーにも存在してるのワロタw

これ、格ゲーもそうだけどLOLにも通じる話だなぁ。 LOLの場合、opggとかの統計サイトがあるけど、プロシーンとソロQの勝率違うし

バランス調整の話。確かにプロプレイヤーの考えるランクと一般ユーザーの印象って違うし、統計取っててもどこに合わせるか?という究極命題があるから難しいよなぁ

統計と感情論。凄い話だw





格ゲーだけじゃなくて、全ての対戦ゲームが同じ状況なんだろうなぁ
番組は他にも面白いこと語ってるので見てない人はぜひ!

B07G7K4QR4
バンダイナムコエンターテインメント(2018-09-06T00:00:01Z)
5つ星のうち3.7