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Twitterより









売れ行きの良いライトノベルを職業柄ウォッチしているが、数年前と状況は変わらず「8割イラスト売れ」である。残りの1割ずつはタイトルとマーケティング。
これは内容が評価されていないということではなく、「内容が評価される以前の段階で、優れたイラストが表紙である必要がある」ということだ





これはライトノベルに限った問題ではなく、一般文芸市場にもその傾向が強い(ジャニーズ売れなどその顕著たるものだろう)
ただ、市場の中でもライトノベルはそもそも、イラストでコケれば内容も転けるのが確約されてしまっている。売れるかどうかに著者の力量は関係なくなっている……





これはキャラクターコンテンツという性質上仕方がない。どうしようもない問題ではあるのだが、イラストレーターを選びOKを出す側である編集者に、作品の命運が全てかけられていると言っても過言ではないということになる。
ただ……その目利きのセンスがあると感じる作品はあまりに少ない……





著者側に出来ることといえば、「イラストレーターに指定できる範囲で、特徴的なデザインを組み込んでおく」という辺りだろうか。簡単に言えば、髪を隠すような大きなリボンだとか、兎に角デザイン上無視されない、イラスト化した時に眼を惹く、そのキャラクターを指し示す記号を与えておくしかない





最終的にはイラストレーターの技量と編集のセンスに委ねるしかないとしても、デザインの方向性を示しておくのは無駄では無いはずだ。「デザインしやすいキャラ造形」はそのまま、親しみやすいキャラクター性にも繋がるのだから、市場的にも有利に働く……はず





つまり、市場を見据えた時にアピールする先は「読者」ではなく「編集者」と「イラストレーター」になる。それが結果的に、市場で評価される為の1歩になるのだから皮肉なものだ。








この記事への反応



YouTubeのサムネとかも同じですよね~。どんなに内容が良くてもサムネが良くないとクリックされず、内容を評価する段階まで視聴者が辿り着かないみたいな。まあサムネはYouTuber自身が作れるのでそこはラノベの方が厳しいかもしれませんが....

CDの「ジャケ買い」も昔からある買い手の買い方の一つですから、あまり悲観的になる必要はないと思います。それでも多すぎる気がしなくもないですね。
一方で、アニメやドラマを見てから購入を決めたという人もどれほどいるのか気になります。


絵が上手い=優れたイラストではなさそうな所も悩ましい所で、例えばカイジみたいな絵柄の表紙だったとしても、特徴的…にはなるので手に取って貰える可能性があるって事ですよね。

そういえば、とある心理学で有名な方も本を書く時、書き方より表紙についての勉強をしたとか
また、YouTubeを見てても分かりますがサムネイルが大事だったり、配信ではサムネイルをテキトーでもいいから作ると見る方が増えたりするそうですね
全て体感ですが、1つのチャンネルの最多動画を見ると分かる


表紙買いってやつですね
表紙が良いと手に取り、あらすじを読むから買うか悩む
手に取ることすらされない本は永遠に買うことはないからな~


職業柄「ウォッチ」するって初めて見たww

人同士も、第一印象(見た目)って大事だものね

ラノベの表紙は芸術作品

ラノベがイラストに命握られてる感あるの、正直わかります。
ラノベのイラストは作品の顔ですからね……イラスト八割というのも、根拠云々というよりは「人は見た目が八割」的なものと自分は受け止めました。
巷でたまに使われる絵師ガチャという言い方は流石にアレすぎるのでどうかと思いますが……


確かにラノベに限らずジャケ買いってある。



表紙イラストが好みの絵柄だったりすると目にとまるもんな・・・