
株式会社KADOKAWA
2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
記事によると
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高1,226億39百万円(前年同期比17.0%増)、営業利益132億37百万円(前年同期比33.2%増)、経常利益168億97百万円(前年同期比59.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益105億37百万円(前年同期比48.1%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各セグメントの業績は、以下のとおりです。なお、成長・重点領域としての事業の重要性が今後さらに高まると見込んでいるため、第1四半期連結会計期間より、従来「その他」に含めておりました「教育」を報告セグメントとして記載する方法に変更しております。
[出版事業]
出版事業では、書籍、雑誌及び電子書籍・電子雑誌の販売、雑誌広告・Web広告の販売、権利許諾等を行っております。当事業においては、メディアミックス展開の重要な源泉として年間約5,000タイトルにおよぶ新作を継続的に発行しており、蓄積された豊富な作品アーカイブが当社グループ成長の原動力となっております。
電子書籍・電子雑誌は、市場全体の成長が継続していることに加え、異世界ジャンルのコミック等、当社が得意とする作品を中心に他社ストア向け販売・自社ストア売上が好調に推移し、増収となりました。
書籍では、北米の戦略子会社であるYEN PRESS, LLCを中心とした海外事業における高成長が継続しました。国内では『20代で得た知見』(ノンフィクション)をはじめ、『オーバーロード(16)』(ライトノベル)、『ダンジョン飯(12)』、『大蛇に嫁いだ娘(2)』(コミック)等の販売が好調に推移したものの、市場全体の縮小が継続していることや新刊点数が前年同期比で減少したこと、また人気タイトルの権利許諾収入による貢献が大きかった前期からの反動があったこと等により、減収となりました。
費用面では、中長期的な成長を見据えたコンテンツや人材への積極投資や、国内の資材・印刷費、海外の物流費等が増加しました。
この結果、当事業の売上高は661億42百万円(前年同期比1.6%増)、セグメント利益(営業利益)は57億32百万円(前年同期比38.9%減)となりました。
なお、さらなる返品削減、製造コスト削減、利益率の向上に向け、埼玉県所沢市において2021年4月より書籍製造ラインの稼働を開始し、文庫やライトノベル、新書、コミックス等のデジタル印刷による小ロット・適時製造を行っております。現在、製造ライン拡張を推進していることに加え、物流設備についても将来の稼働に向け、準備を進めております。
[映像事業]
映像事業では、実写映像及びアニメの企画・製作・配給、映像配信権等の権利許諾、パッケージソフトの販売等を行っております。
アニメでは新作本数の増加に加え、『オーバーロードⅣ』や『盾の勇者の成り上がり』等の国内向け配信売上や海外向け売上が伸長し、力強く成長しました。実写映像では、増収となった一方で、一部の作品において一過性の評価減が発生しました。
この結果、当事業の売上高は189億53百万円(前年同期比16.7%増)、セグメント利益(営業利益)は60百万円(前年同期比94.1%減)となりました。
[ゲーム事業]
ゲーム事業では、ゲームソフトウエア及びネットワークゲームの企画・開発・販売、権利許諾等を行っておりま
す。
記録的大ヒットとなったゲーム作品である『ELDEN RING』の海外向け出荷に関連する収益等が増収増益に大きく貢献しました。また、共同・受託開発事業や㈱スパイク・チュンソフトの新作も増収に貢献しています。
この結果、当事業の売上高は171億37百万円(前年同期比255.1%増)、セグメント利益(営業利益)は75億92百万円(前年同期比1,116.8%増)となりました。
[Webサービス事業]
Webサービス事業では、動画コミュニティサービスの運営、各種イベントの企画・運営、モバイルコンテンツの配信等を行っております。
動画コミュニティサービスでは、動画配信サービス「ニコニコ」の月額有料会員(プレミアム会員)が9月末には136万人となり、前年9月末からは減少となりましたが、動画にアイテムを贈る「ギフト」や広告等の伸長により増収となりました。各種イベントの企画・運営では、今後のクリエイター投稿とユーザー視聴のさらなる増加を企図した『ニコニコ超会議2022』をリアル会場でも開催しました。コロナ禍ながら9.6万人が来場したことにより、チケット・物販売上が増収に貢献しましたが、大規模開催のための費用増加により、全体では減益となりました。
この結果、当事業の売上高は115億48百万円(前年同期比5.3%増)、セグメント利益(営業利益)は9億42百万円(前年同期比24.7%減)となりました。
[教育事業]
教育事業では、専門学校運営及びオンライン教育のための教育コンテンツ・システム提供等を行っております。
クリエイティブ分野の人材育成スクールを運営する㈱バンタンでは、ゲームクリエイターを多く輩出する「バンタンゲームアカデミー」をはじめ、前期の新コース設立や展開地域拡大等により引き続き生徒数が増加し、増収増益に貢献しました。また、インターネットによる通信制高校であるN高等学校・S高等学校でも生徒数が順調に増加しており、同校等に教育コンテンツ・システムの提供を行う㈱ドワンゴの収益貢献により、引き続き好調に推移しました。
この結果、当事業の売上高は62億65百万円(前年同期比12.0%増)、セグメント利益(営業利益)は13億16百万円(前年同期比13.7%増)となりました。
[その他事業]
その他事業では、IP体験施設の運営、キャラクターグッズ等の企画・販売を行うMD事業等を行っております。
IP体験施設の運営では、角川武蔵野ミュージアム、アニメホテル、イベントホール、飲食店などの商業施設を展開するところざわサクラタウンにおけるイベントが好評を博し、レジ通過者数や来場者一人当たりの購買回数が直近四半期において過去最高を記録したことにより、増収となりました。MD事業においては、EC販売を中心に増収となりました。
この結果、当事業の売上高は75億65百万円(前年同期比32.4%増)、セグメント損失(営業損失)は17億88百万円(前年同期 営業損失21億22百万円)となりました。
以下、全文を読む
決算説明資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9468/ir_material_for_fiscal_ym1/125311/00.pdf













>ゲーム事業 売上高171億3700円(同255.1%増)、セグメント利益75億9200万円(前年同期比1,116.8%増)
エルデンリング強すぎる
ゲーム版メイドインアビスなどのスパチュン新作も貢献した模様
エルデンリング強すぎる
ゲーム版メイドインアビスなどのスパチュン新作も貢献した模様


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1. はちまき名無しさん
これはぶーちゃんの発狂案件