話題のツイートより




99年7月~2004年7月まで『コロコロコミック』編集長を担当した横田清さん

当時は『フルカウルミニ四駆』『ポケモン』ブームで200万部を突破した時代














(つねにフレッシュな状態にさせておく?)
横田「というより、『コロコロ』は読者と一緒に成長しちゃいけないんです。たとえば『コロコロ』には、女の子がメインのマンガって1本もない。男の子がミニ四駆じゃなく、女の子に興味を持ち出したら、その子たちは『コロコロ』を卒業していってもらっていいんですよ。「でもミニ四駆が好きで、女の子が気になる子もいるんだから、1~2本は学園ものとか、ラブコメも載せたら?」っていう人もいるです。でも、絶対に載せない」

(なぜ?)
横田「それは、子供が成長して次の段階に入ったということだから。そしたら『コロコロ』は卒業して、『少年サンデー』でも『少年ジャンプ』でもなんでも読んでもらえればいいんです。その読者にしがみつくことは、『コロコロ』が下の世代を失ってしまう危険性を持っているってことなんです。そこをスッパリ切ることで、もう1度2~3年生に戻れる。読者の成長にしたがって内容を高めに合わせていくと、どんどん下の子が読めなくなってしまう。」

(そうか。だから小学校高学年で『コロコロ』から離れていくんですね)
横田「6年生になって、チンチンに毛が生えだして(笑)、女の子に興味を持つようになったら、必然的に「『コロコロ』って子供っぽいな」って思うはずなんです。でも、「それでいいんだよ、『コロコロ』を卒業する時期なんだよ」ってメッセージでもあるんですよね。」













この記事への反応


・ボンボン派は目から鱗

・この人が編集長やってた1999~2004年って、樫本学ヴにオリジナルの「コロッケ」描かせたり、むぎわらしんたろうから「ドラベース」や曽山一寿から「でんじゃらすじーさん」を引っ張り出した時期じゃないか?すごいなあ・・・・

・さすがは「小学〇年生」シリーズをやってた小学館だけあるなぁ…
あっちも連載内容が続く場合は年度ごとに上位学年の雑誌に持ち上がって、雑誌自体は毎年同じ年齢層に的を置いていたし、本質の考え方は近いのかも。

・読者と一緒に成長しちゃいけないって言い切る強さが素晴らしい。離れて30年は経ったけど、子供が読んでるコロコロをめくると相変わらずあの頃のコロコロだもんなぁ。

・おち先生のスーパービックリマンとかはちょこっとだけ恋愛要素もあったし、バーコードファイターは男の娘のさくらとかもいたから明らかにあの時代は変だったんだな…

・ヒロインちゃん可愛かったけどあれは普通に友達ポジだったもんな

・そこがボンボンとの違いか。

・コレ。ワイがコロコロから卒業した理由がようやく分かったわ。

・深い。
毛が生えたら女のコに興味を持ってコロコロ卒業、の下りはガッテンボタンが壊れるほど連打したい。
















この潔い編集方針がコロコロが読まれ続ける理由か

ちゃんとブランド戦略してるなぁ