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「GAME ON」トークイベント「セガハードの歴史を語り尽くす」レポート
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20160523_758667.html


(記事によると)

セガの最後の自社製家庭用ハード、ドリームキャストではアーケードゲーム基板の性能に追いつき、アーケードと家庭用が同じラインに立ったことがポイントであることを奥成氏が説明した。そのドリームキャストと互換性のある、アーケード用のNAOMI基板を開発したのは矢木氏で、「NAOMIはドリームキャストを要素をそのままアーケード版に持ち込んだものですね。なぜNAOMIという名前にしたかといいますと、当時の我々の上司であった鈴木副社長が、スーパーモデルのナオミ・キャンベルの名前をMODEL1やMODEL2の基板にかけて、スーパーなMODELなんだからNAOMIだろうと言ったからです」と説明し、これには来場者も大ウケだった。

 また、ドリームキャストを最後にセガが家庭用ゲーム機を作らなくなったことについては、「ハードの開発競争をしようとなると、Microsoftやソニーなど世界の一流企業との対決となるため、もはやおもちゃ会社のセガだけでは太刀打ちできない時代となりました。家庭用でも予算効果などの面で追いつかれてしまったので、自社ハードの製造はいったん落ち着いたというわけですね」と奥成氏が解説した。さらに、MODEL2の後継であるMODEL3を後に作った梶氏からも、「MODEL3は、当時の最新のCPUを使用したアーケード用基板の最高峰でした。ただ、この後に家庭用ゲーム機とPCもグラフィックスの性能がどんどん向上して、こちらのほうが性能がよくなる時代になったので先に進まなかった」と、市場環境の変化が大きな影響を及ぼしていたことを説明した。

 ちなみに、セガ製最後の純正ハードは1999年に登場した「セガヒカル」で、「消防士」や「バーチャロンフォース」などのアーケードゲームに使用されていた。八木氏「セガはやっぱりオリジナルハードの開発をやりたいという技術屋としての気持ちがありまして、「セガヒカル」は多くの人数をかけて作りました。フォンシェーディングの技術を使ったことによって、より光をリアルに表現できるようになっていました。さらに特許も絶対に取ろうと考えて、弁護士さんにも相談して実際に特許も取ったうえで完成させました。言葉は悪いかもしれませんが、これまで馬鹿正直に必死に一生懸命ハード作りをやってきたのは、日本ではおそらくセガ以外には他にほとんどないのではと思っております」と、長年にわたり活躍したエキスパートならではの矜持を示していた。



NAOMIについて

NAOMIという名称の由来は、同社製アーケードゲーム基板「MODEL3」に続くファイナルモデル、スーパーモデルという意味あいがある。 そのため、当時ファッション界のスーパーモデルであった「ナオミ・キャンベル」にあやかった名称がつけられたといわれている。公式にはあくまでもNew Acarde Operater's Machine Ideaの略とされているが、発表会の前日に決まった後付けの名前であることが公式サイトの裏話として書かれていたことがある。

※Wikiでも曖昧になってたこの話が事実だったことが判明

(詳しくはWikipediaへ)



- この話題に対する反応 -




・家庭用だけでなく業務用基板まで網羅した『セガハード』。実にセガセガしい話だった。

・セガってカッコイイ、カッコイイよな

・純正がヒカルで最後って事はもう10年以上アーケード基板すら開発しなくなったのか…。

・ポリゴンにテクスチャをはめ込む技術が無かったからGEアビエーションに協力を依頼したって、サラッと凄いこと書いてあるな…。













>もはやおもちゃ会社のセガだけでは太刀打ちできない時代となりました。



とはいえ、ゲーム機にネットを導入し、オープンワールドの先駆けとなったソフトを生みだしてるから
技術力はトップだったよね


ただ、時代を先取り過ぎただけだったんだ・・・