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話題のツイートより






「性差の日本史」展で見た衝撃の資料の一つが
この、とある江戸末期ごろの遊女の食事の記録。

こんなん普通に飢えて死ぬやろというレベル。
でも生きて、しかも夜遅くまで客を取らされていたというのだから。
平均寿命(年齢じゃなく寿命)が19~20歳だったというのも頷ける。



朝 腐ったおしんこで茶漬け 夕 食べず
朝 おしんこで茶漬け 夕 食べず

……といった記述が並ぶ
ほとんど一日二回か一回茶漬けを食べて終わり



粗末な食事で遊女を飢えさせる。
遊女は客の食べ残しを食べたりもするし、
客に飯をねだらせ店の収入にして…涙出てくる。
女衒は女児を買うときに
「白いおまんまが腹いっぱい食べられるよ」
って常套句がある。大嘘。
昭和の話になるけど、
女児を売った父親や、その兄弟も遊郭を使う。普通に使う。




  


この記事への反応


   
江戸の町人は皆ご飯の量は山盛り食べてるのに
この量と粗末さは異常

lqip


売れてる花魁以外は
奴隷同然だったんだな


食中毒で死んだ人もいたかもしれません…
  
客から奢ってもらったりは
3月17日「内緒で豆いりと酒をご馳走になる」だけだとすると、
しんどいな😭
3月15,16日なんて絶食だし...。


胸が詰まります。
客と同じ物を食べられたならこんな貧しい献立を逐一丁寧に書き残さないと思う。
食べられない日もある中で、食べられる日が有難く、
あったかいおまんまがすごく嬉しかったのではないかな。


これでは奴隷状態です。今の世相にもつながります。

遊女を死ぬ以外で引退できるって、
身元を引き取ってくれる旦那を見つけることのできた
豪運者だけでは。




貧しい農家の娘が
売られてくイメージだったけど
こんな過酷な食生活だったのか…
痩せて皮ばかりになりそうやが






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吾峠呼世晴(著)(2020-12-04T00:00:00.000Z)
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