週刊ファミ通より




CC2が、これからの10年を闘う新プロジェクト「NEXT PLAN」を発表

以下、CC2松山洋氏へのインタビューより気になった部分を抜粋して要約

・ゲームソフト1本で世の中を変えていくのは難しい時代になっている。ユーザーも"そのゲームが好きだから遊ぶ"というより、そのIPコンテンツが流行っているからゲームも遊ぶし、劇場版アニメも観に行くという時代になっている。

・これから先はIPそのものに惚れてもらわなければならない

・ゲーム以外にアニメや漫画など、そのIPを盛り上げる手段のひとつとしてゲームソフトがある、という考え方のもとにこれから取り組んでいきたい。

・これまで受託という形でゲーム制作を行ってきた。今現在進行中のプロジェクトもあるので、こちらの制作は今まで通り継続する

・このラインとは別に、小規模・短期間の開発でCC2ならではの作品をお届けする自社パブリッシングプロジェクトを新たに立ち上げた

・現在は大きなプロジェクト受託タイトルは3ライン、自社タイトルで新たに3ラインが始動。合計6ライン体制で開発を進めていく

・今のスタッフ約200人は受託ラインでフル稼働しているので、今後2年でおよそ300人に増員する予定。

・自社パブリッシングタイトルに関して、新たに「C5(サイバー・コネクト・クリエイティブ・チャレンジ・コンペティション)」というプロジェクトを立ち上げた。

・全スタッフを対象にした新規タイトル企画コンペを行い、目を惹く10タイトルを選出。そこからさらに厳選した3本をプロジェクト化した。

・以前話した"プロジェクト・ヴェノム"は、結論から言うと現在凍結中。

・理由はMOBA系のゲームとして企画が進んだことで、小規模・短期間での開発ではなくなったから。もうひとつは担当者が別の大きなタイトルのディレクターとして動いているから。

・今関わっているタイトルの完成後に再検討しようと考えている。

・新作3本は、いずれも復讐をテーマにしたもので、勝手に"復讐3部作"という異名を付けた。

・今後1年~1年半程度のペースでどんどん作っていく。


■復讐三部作その1 戦争×復讐×ケモノ 「戦場のフーガ」
「テイルコンチェルト」や「ソラトロボ」で描かれた世界設定"リトルテイルブロンクス"の系譜を受け継ぐ作品で、イヌヒト、ネコヒトの少年少女たちの冒険譚が描かれる。

主人公は、ベルマン帝国に親をさらわれた11人の子どもたち。
大人たちを助けに向かう道中で見つけた巨大戦車タラニスを駆り、激しい戦いに身を投じていく。

ジャンルはシミュレーションRPGだが、単調にならないようシューティングアクションやローグライクな要素も含まれている。




■復讐三部作その2 女学生×復讐×スチームパンク 「刀凶百鬼門(Tokyo Ogre Gate)」
妖怪や呪術が一般的な日本の首都"刀凶(トウキョウ)"を舞台に、少女・陸奥十和子の孤独な闘いを描いたハイスピードアクション。

第一次世界大戦後、日本政府の転覆を狙う九尾塚幻舟の企みによって、地獄とこの世をつなぐ"百鬼門"が開かれたところから始まる。

どんどん加速しながら相手をスラッシュしていく。加速すればするほど攻撃能力が高くなる。

横スクロールだけではなく、奥スクロールや手前スクロールがステージごとに変わる。



■復讐三部作その3 ゴスロリ×復讐×魔女 「CECILE(セシル)」
四姉妹が血みどろの闘いを繰り広げる2.5D横スクロールアクション。

母親に呼び出された四姉妹は魔女になるための儀式に参加させられ、儀式の代価としてそれぞれが最も大切にしているものを失う。

長女・アリステルは愛する夫を失い、罪人として拘束具をつけられ体の自由を奪われる。
次女・レザリアは両足を失う。
三女・カーラは豊満な肉体と成長を奪われ、幼い姿に。
四女・セシルは声を失う。本作の主人公。

四姉妹は仲が悪く、お互いに心臓を奪うため血で血を洗う殺し合いをすることに。





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これからは小規模な新作を投入していくのか。
どれも設定はなかなかおもしろそう。




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