
「人殺しの息子」と石を投げられ16歳でホームレスに…「加害者家族」として差別され続けた男性の23年間の苦悩(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース
記事によると
「加害者の息子」として、そして同時に母親を殺された被害者として生きて来た男性の、20年以上にわたる苦悩と現実に密着しました。
■父親が母親を殺害「人殺しの息子」として社会から排除される日々
今から23年前の2000年3月、寛人さんが小学6年生の時に父親の大山清隆死刑囚は、保険金目当てに妻の博美さんを自宅の風呂で殺害しました。
幸せだった家族は全員いなくなり、寛人さんの人生は大きく狂っていきます。
(大山寛人さん)
「(友達の)親御さんが『大山君の家とは関わっちゃだめだよ』と。そこからドンドン友達が離れてしまった」
周りから「人殺しの息子」というレッテルを貼られ、排除されていく恐怖。寛人さんはいじめを恐れるあまり、窃盗や暴走行為など非行に走るようになりました。
(大山寛人さん)
「(施設の職員が)僕にたばこを渡して、たばこを吸わせてくれた。向こうの言い分としては、『たばこを吸わせてやるからおとなしくしていてくれ』と。当時、本当に僕に必要だったのは、たばこでも勉強でもなく、優しく手を差し伸べてくれる、安心させてくれる大人の存在だったと今となっては思います。ただ当時、そういった大人は僕の周りにはいませんでした」
高校を3日で中退すると施設からも追い出され、16歳でホームレスに。寝泊まりしていたのは公園のトイレの個室でした。
(大山寛人さん)
「友達はみんな帰る家があるにもかかわらず、僕の帰る場所はここ(公園のトイレ)にしかなかった。悲しさや寂しさで心がつぶされたことはよくあった」
2011年、最高裁で父親の死刑が確定しました。寛人さんが働きだすと、勤務先に「人殺しの息子だ」という電話が入って解雇されてしまうなど、世間のバッシングは止みませんでした。今は、風俗業界で働いていますが心から安心できる場所はないといいます。
(大山寛人さん)
「ここは自宅ではなく、僕がダミーで借りている家になります。住民票を置くためだけに借りている部屋です」
実際に暮らしている場所は明らかにしていません。自宅の住所(住民票)を置いている場所がばれて、その家自体に嫌がらせをされたり、「人殺しの息子」といった差別的な用語が書かれた張り紙を貼られたりすることがよくあったからです。
(NPO法人World Open Heart・阿部恭子理事長)
「日本人の感覚で、家族連帯責任という刷り込みがすごいと思う。加害者家族はあくまで加害者ではない。『日常生活を送る権利がある』そのように助言しています」
寛人さんは今も年に数回、故郷の広島にある母親の墓参りをしています。心には、母親を助けられなかった罪悪感を今も抱いています。自分も連れてこられ、母親の遺体が捨てられた港にも毎回、線香をあげています。
以下、全文を読む
この記事への反応
・「加害者家族」であると同時に「被害者家族」でもあるという
珍しいケースだと思います。
被害者家族でもあるのに
どうして加害者家族の面ばかりがクローズアップされるのかと思います。
加害者本人でもないのに非道い仕打ちだと思います。
まだ35歳、これから先もこのようなバッシングを受けながら
生きていかなければならないと思うと暗澹たる気持ちになります。
・2階で寝てたのに、「夜釣りに行こう」と父親に誘われて
せっせと支度して港に行った話しですよね。
実はその前に父親が手をかけており、
お母様が息絶える直前に息子さんの名前を呼んだ、という。
以前にも記事を読み、
凄く苦労されてここまで生きてこられた方だったと記憶しています。
「僕の名前を呼んだのはきっと助けて欲しかったからだ」と
ずっと苦しんでいる様子でしたが、
お母様はただただ愛する息子の名前が咄嗟に出たのだと思います。
あまりに切ない話しで、この方には幸せになって貰いたいです。
・遥か昔、自分が小3の時に父親が母親の再婚相手を刺傷。
父親は精神病院に入院し、弟と共に親戚の家に預けられました。
他人から攻撃された記憶はないけど、
親戚の家では随分辛い思いをしました。
・この人には、何の罪もない、
両親がいなくなり、ひとりぼっちになった少年なのに。
・この方、何かのドキュメンタリー番組で拝見した事があります。
自分が2階の部屋に居た時に、
1階の浴室でお母さんが殺されていたんですよね。
それを隠ぺいする為に、遺体を乗せて海へ行き、あろう事か息子も同乗させる。
しかも、その後拘置所の父からは
『頑張れ』『応援してる』と他人事のような息子宛の手紙が…。
親ガチャ以前のもうどうしようもない父親だよ。
親族で犯罪者が出た場合、苗字名前共に変えて、
遠方で暮らせる保障制度とか無いのかね。
・加害者家族への支援がしっかり作られなければならない。
・加害者家族を
自分のストレス解消や憤りをぶつける道具にする人が多いのですね。
わざわざ職場を調べて嫌がらせの電話をかけてくる暇人さに驚きました。
父親と息子は、【別の人間】で【別人格】だと区別できない分別のつかない大人がたくさんいること、
自分でなにが正しいのか考えることもできずに親の言うがままになっている友人たち、
こんな環境下では非行に走ってしまうのは無理もないことだと思いました。
第一にこの方は母親を殺害された
被害者なのにあまりに酷すぎるだろ!
こういう方を保護する法制度が出来ればいいのに
被害者なのにあまりに酷すぎるだろ!
こういう方を保護する法制度が出来ればいいのに
クリス・プラット(出演), アニャ・テイラー=ジョイ(出演), チャーリー・デイ(出演), ジャック・ブラック(出演), アーロン・ホーヴァス(監督)(2023-09-06T00:00:01Z)
5つ星のうち1.0


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