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『進撃の巨人』エレン役声優
梶裕貴さんのツイートより














『「プロフェッショナル 仕事の流儀」
エレン・イェーガー』をご覧いただき、ありがとうございました。

ひとつ、ご報告です。
本番組製作にあたり、今回、私はエレン・イェーガーの声優のほかに、
EDクレジットにもありましたように、脚本協力としても参加させていただきました。
「ヤツらの倒し方」コーナーを除く、
彼のインタビュー回答部分の新規セリフについて、
すべて担当させていただいております。

最初お話をいただいた時には畏れ多すぎて、
実は、一度お断りさせていただいたという経緯があります。
しかし、本企画の実現に際し、私がセリフを執筆することを望まれているのが、
何を隠そう諫山創先生ご本人だという事実を伺い、
悩みに悩んだ末、そして、度重なるやり取りの上、
お引き受けさせていただくことになりました。

当然ながら、作品のこと、キャラクターのことを誰よりも理解しているのは原作者である諫山先生に他なりません。そんな中で、なぜ私が執筆をするという発想が生まれたのかをお尋ねしたところ、まず「あえて作品と現実(現代)の境目を曖昧にしたい、するべきだ」という思いがおありだということ、そして「10年間エレンを演じてきた梶さんに、ご自身の思う彼を表現してほしい。梶さんご自身の要素も入れ込んだものを観てみたい」という意図がある、というお返事をいただきました。

変わらず、畏れ多いことには違いありませんでしたが、「諫山先生がそこまで仰ってくださるならば」と思いとどまり、「自分にしかできない作業なのだとしたら」と悩み、そして最終的には「今、このタイミングでやっておくべきことなのかもしれない」との結論に至り、お引き受けさせていただく形となりました。

エレンのことを想い、作品のことを考え、諫山先生を想像しつつ、自分を投影していきました。心を込めて、10年間の思いを込めて、書かせていただきました。本当に、本当に、身に余る光栄です。貴重な機会をありがとうございました。最終話放送に向けた特別プログラムとして、視聴者の皆様が本番組を楽しんでくださっていたら嬉しいです。

最後に。
今回、これらのセリフを書いていて感じたのは、エレン・イェーガーという人物と私は、限りなく、人間として近い部分があるんだなということ。とりわけ"戦え"という言葉、そして"家族"や"プロフェッショナル"という概念の捉え方については色濃く、そう感じています。

まだ最終話放送前ということもあり、書ききれなかったこと、また、書くべきではないと判断したことも多々あり、表現が不十分であることは自覚しております。なので、その補足に関しましては、またいつか、どこかでお話できたらなと思っております。

まずは何よりも、まもなく放送の『進撃の巨人』最終話を、どうかご覧ください。

エレン・イェーガーと出会えて、私は幸せです。


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諫山 創(著)(2024-05-02T00:00:01Z)
レビューはありません



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この記事への反応


   
梶さんがキャラと向き合ってきた歴史があるから
出来ることですね


担当声優にホン書かせてやねぇ…
自身で演じさせてやねぇ…
叩かれるかもしれないタイミングでほぼ一人で書いたって明かすのもウマいで!


権限の使い方はこうッ
  
エレンのインタビュー、サイコーでした!
リヴァイさんの掃除の話も!


本気で理解度めちゃくちゃ高くて驚いたんだよね



てっきり原作者の脚本と思いきや
まさかの声優脚本!
しかも原作者からの依頼!
予想できんかったけど違和感ゼロだったわ!




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