
昔、ウユニ塩湖に行ったんですよ。高校のとき「ウユニ塩湖行ったら人生変わった」って、クラスの子が夏休み明け、興奮気味に言ってて、それで、バイト代こつこつ貯めて、どうにか辿り着いたウユニ塩湖は、大きな水たまりみたいで、二分も経たずに飽きちゃったんです。人生は、何も変わらないままです。
— 麻布競馬場 (@63cities) April 16, 2022
昔、ウユニ塩湖に行ったんですよ。
高校のとき「ウユニ塩湖行ったら人生変わった」って、
クラスの子が夏休み明け、興奮気味に言ってて、
それで、バイト代こつこつ貯めて、
どうにか辿り着いたウユニ塩湖は、
大きな水たまりみたいで、二分も経たずに飽きちゃったんです。
人生は、何も変わらないままです。
美咲ちゃんがウユニ塩湖に行ったのは高校一年の夏休みで、BSか何かでそれを見たお父さんが嫌がるお母さんと美咲ちゃんを無理やり連れて行ったのだそうです。結果、美咲ちゃんは「人生が変わった」のだそうです。湖の前でワンピースみたいに片腕を突き上げた写真を、彼女は私に何度も見せてきました。
— 麻布競馬場 (@63cities) April 16, 2022
でも少ししたら熱も冷めたらしく、彼女はもうウユニ塩湖の話はせず、松坂桃李のドラマの話ばかりする元の彼女に戻ったようでした。その熱が再発したのは大学受験直前期でした。「ウユニ塩湖で人生変わった」そんな景気のいい自己推薦書を、彼女は慶應SFCのAO入試に向けて書き始めたのです。
— 麻布競馬場 (@63cities) April 16, 2022
昔、ウユニ塩湖に行ったんですよ。高校のとき「ウユニ塩湖行ったら人生変わった」って、クラスの子が夏休み明け、興奮気味に言ってたんですけど、その子、慶應に行って偉そうにしてたけど、結局地元に戻ってきて、今はスタバの新作の話ばかり。笑えますよね。田舎のスタバはまずいって言ってたのに。
— 麻布競馬場 (@63cities) April 16, 2022
私?変わりましたよ。自分のありのままを肯定してあげられるようになったんですよ。他人なんて羨ましくないし、這い上がろうとする人を、必死だなぁ、って笑えるんですよ。地価がじわじわと下がるこの街で、彼女がじわじわと破滅してゆくのを、汚い水たまりの中に立って、楽しく眺めているんですよ。
— 麻布競馬場 (@63cities) April 16, 2022
雨季に入った後の晴れ間で、雲が少なく風が弱い日のリフレクションは素晴らしいですよ(*´ω`*)
— キャプ (@ayahanakana) April 16, 2022
人生は変わらないが、現地ツアーの面々と風景は死ぬまで覚えていそうです。 pic.twitter.com/CrNM5pgPjH
ウユニ - Wikipedia
ウユニ塩湖はボリビア南西のアンデス山脈にある世界最大の塩原です。この塩原は先史時代の湖が乾燥したもので、ほぼ 11,000 平方キロメートルにおよぶ砂漠のような白塩の大地、岩の形成、サボテンが生える島々の風景で知られています。この別世界のような光景は、中央にあるインカワシ島から眺めることができます。この独特な環境にはほとんど野生動物は見られませんが、多くのピンク フラミンゴが生息しています。
この記事への反応
・〇〇後すぐの「〇〇で人生変わった」ってのは
自分に言い聞かせてるスローガンでしかないんだよな、
ツラいなコレ
・おれもウユニ塩湖いきたい、
いつだかZIPで紹介しててそこから行きたくなった
・同行者に「なんかイマイチだね」って言われても
なんか笑って許せちゃう気がする
イマイチな場所の記憶は「イマイチだね」って言うことで
やっと楽しい記憶になるよな、ウユニ塩湖に限らず…
・創作かノンフィクションか分からないけれど、
やるせなくて切なくて愛おしい。
何て美しいんだろう
・ ウユニ塩湖の鏡張りって、
「行けば見られる」とは限らないからね…。
(普段は水が張っておらず、そのせいかNHKでは「ウユニ塩田」と称してる)
オーロラも見たいんや

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