
AI創作の俳句、高浜虚子の句より評価高く 京都大学の研究グループ調査
記事によると
・人工知能(AI)が作った俳句のうち京都大の学生が選んだ作品は、有名俳人の句よりも評価が高かった、との調査結果を京都大の研究グループがまとめた。同グループは「AIと人間の協働でより創造性の高い俳句創作ができる可能性がある」としている。
・AIは言語を用いた分野での事例は少ないものの、言語処理能力や生成技術は向上しているという。京大人と社会の未来研究院の上田祥行特定講師らのグループは、「五七五」と最も短い詩でAIを取り入れやすいことから俳句を題材とした。
・調査はインターネット上で385人に実施。対象となる俳句を、AIで生成した句をランダムに選んだもの、AIで生成した句のうち京大生がよいと評価したもの、著名な俳人の句、の3種類に分けた上で、その分類が分からないようにして評価してもらった。
・例えば晩秋を表す「夜寒(よさむ)」の季語が入った句では、
〈白雲の 海を見ている 夜寒かな〉(京大生が選別したAI俳句)
〈少年の 日の終わりたる 夜寒かな〉(ランダム選択のAI俳句)
〈家近く 夜寒の橋を 渡りけり〉(俳人高浜虚子作)
などで「美しさ」を7点満点で評価してもらった。
・その結果、選別を経たAI俳句が平均4.56点と最も評価された。俳人の句とランダム選別のAI俳句はそれぞれ4.15点、4.14点とほぼ同じ評価だった。
以下、全文を読む
この記事への反応
・これは選考者泣かせ…と思った。しかし、普段AI俳句で、投稿や宿題提出してる人間は、身一つの時に良い句ができるかという事で見分けがつくかな…
・高浜虚子敗れる
・AIも日本の風情や趣き深さを手に入れたってわけか!
伝統や文化もAIをツールとしてより良いものを作って欲しい✨
・美的価値が多数決で決まるとしたら、批評家はいらないことになる。
・俳句は蕉風以前より圧縮によって歪められた景の美、錯綜する語の指向性のエネルギーの炸裂なので、ランダム生成に生まれた句は強いだろうなと思う。個々の句が面白いかどうかは別として。
・AIイラストとかみてもその生成物が一定の質を抱えているのはわかるんだけど、こういうアプローチだと、じゃあそれがどういう質のものなのかっていうことにたいして、なんの回答にならないよなー
・こう言う議論が出てくること自体、明治期に場のコンテンツであった俳句や短歌などを、単独のアートと見立てるすり替えを行った成れの果て。単独の句を評価者がいて評価すると言う愚かな誤謬。
・興味深いな……大喜利AIもあるし、そろそろ人間がAIと賞レースする時代になるのかな。
・心に響く何かを表現できるってのは、もう感情を理解して、そのうち精神も宿したAI誕生する(してる?)かも知れないね
・俳句に限らず
人がどの様な想いで作ったかが
知りたいんです。
質ばかり追い求める社会では
相手の気持ちをくみ取れなくなります。
おーいお茶の俳句大賞にAI作品が選ばれるのも時間の問題か・・・


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はちま起稿
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1. はちまき名無しさん
絵師おわったw