
トキの「野生絶滅」指定見直しへ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181229-00000053-kyodonews-soci
記事によると
・環境省が絶滅の恐れのある野生生物を分類したレッドリストで「野生絶滅」に指定している特別天然記念物トキを、絶滅の危険性が1ランク低い「絶滅危惧1A類」に見直す方向で検討していることが29日、同省関係者への取材で分かった。
・野生復帰が順調に進んでいるためで、2019年の変更を目指している。実現すれば1998年の指定以来、21年ぶり。
既に「日本産」のトキは絶滅している
【トキ】
トキ(朱鷺、鴇、Nipponia nippon)は、ペリカン目トキ科トキ属に分類される鳥類。
2010年12月上旬の時点で中国・日本・韓国を合わせた個体数は1,814羽。学名は Nipponia nippon(ニッポニア・ニッポン)で、しばしば「日本を象徴する鳥」などと呼ばれるが、日本の国鳥はキジである。新潟県の「県の鳥」、佐渡市と輪島市の「市の鳥」である。
・分布
中華人民共和国。ロシアでは絶滅したと考えられ、大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、日本、台湾では絶滅した。
・飼育下での繁殖の取り組み
1981年に捕獲され、佐渡トキ保護センターにおいて人工飼育下に移されたトキは足輪の色から『アカ』『シロ』『ミドリ』『キイロ』『アオ』と命名された。この時点において、1981年以前に捕獲されたトキのうち、生き残っていたのは『キン』のみであり、日本産トキはわずか6羽、うちオス個体は『ミドリ』の1羽のみとなっていた。また、年内のうちに『アカ』『キイロ』が死亡。その後、人工繁殖が試みられ、『シロ』と『ミドリ』のカップリングに成功したものの、産卵時に卵が卵管に詰まり『シロ』が死亡したため、繁殖には失敗している。1995年に『ミドリ』が死亡し、2003年10月10日朝には『キン』の死亡が確認され、日本産のトキはすべて死亡した。
ただし、生物学的にはまったく同一種である中国産のトキを用いて人工繁殖を行っているため、日本におけるトキの扱いは「絶滅」ではなく「野生絶滅」のままである。なお、「中国産」と「日本産」の差異は個体間程度のものにとどまるため、中国産のトキは外来種ではない。また、昭和初期の佐渡島や韓国には、現在日本で繁殖・放鳥が進められている「中国産」トキと同じ、ミトコンドリアDNAのハプロタイプがタイプ2にあたる個体がいたことも判明しており、日本と大陸の間でも遺伝的交流があったとみられる。『ミドリ』や『キン』の組織は冷凍保存されており、この2羽の皮膚細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作り、日本産の遺伝子を受け継ぐ個体を復活させる取り組みを、国立環境研究所が2012年から開始している。
この記事への反応
・あれっ、今放鳥しているのは中国のトキで外来種のはずだけど???
・日本のトキは粉うことなく絶滅したんだよ。日本人の手によって。その事実を消しかねない。レッドリストの意味がなくなる。
・いや、絶滅は絶滅でしょう、、、
・ジュゴンも国内で絶滅しそうだけど、海外から運んで増やせばいいという話に繋がるのかな。海外にはたくさんいるもんな。飛躍しすぎかな。
・日本のトキはいなくなってしまったんやし そのままにしとくべきちゃうかなあ 教訓として
・日本・中国・朝鮮半島・ロシアのトキは(ミトコンドリアDNAレヴェルで)完全に同一種なので「野生絶滅」指定を「絶滅危惧1A類」に見直すこと自体は妥当。
・何だこりゃ( ゚д゚) 絶滅したと思ってた種が実はまだ生きてたっていうのと違うでしょうが…日本固有のトキは絶滅したんだよ。
・野生復帰というレベルか? そもそもニッポニアニッポンは一度絶滅したんだよね。 野生復帰してないよね。 なんだかなあ。
・絶滅でしょ。ある意味外来種な訳だし...新しい分類を追加するべきかな。
・これトキじゃなくサギだ
中身が同じだから別の国から持ってきて繁殖させれば絶滅じゃなくなる
それでいいのか・・・?
それでいいのか・・・?

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