
エボシとサンが母娘であるという説がある。それを是として父親を考えると、サンは15才、僕の考察では当時が建武元年(1334年)その15年前となると元応元年(1319年)これは後醍醐天皇即位の年でエボシと後醍醐は関係があったと考えるからサンの父親は後醍醐天皇ということになる、つまりもののけ姫は pic.twitter.com/EDR96dRnXn
— 七井コム斎 (@nanai_komusai) May 25, 2021
エボシとサンが母娘であるという説がある。
それを是として父親を考えると、
サンは15才、
僕の考察では当時が建武元年(1334年)
その15年前となると元応元年(1319年)
これは後醍醐天皇即位の年で
エボシと後醍醐は関係があったと考えるから
サンの父親は後醍醐天皇ということになる
つまり『もののけ姫』は父と娘と母の戦争ということになり国家レベルの戦争をたったの一家族でやっていることにもなるわけだ。これは不朽の名作の構造だ
— 七井コム斎 (@nanai_komusai) May 25, 2021
つまり『もののけ姫』は父と娘と母の戦争ということになり
国家レベルの戦争をたったの一家族でやっていることにもなるわけだ。
これは不朽の名作の構造だ
この説を補強する証拠は、エボシが娘をモロ(山犬)に向かって投げたということ、つまり捨てたということでなぜ娘を捨てたのか、それは自分を犯した憎い男の子であるからという可能性が大である
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この説を補強する証拠は、
エボシが娘をモロ(山犬)に向かって投げたということ、
つまり捨てたということでなぜ娘を捨てたのか、
それは自分を犯した憎い男の子であるから
という可能性が大である
エボシが後醍醐天皇と関係を持っていたであろう証拠は、エボシが勅書を女達に見せることである。これは大変な不敬行為であるが天皇と男女の関係にある女ならできそうだし、男から来た手紙を女友達に見せるという行為はいかにも好かぬ男への仕返しという感じがする pic.twitter.com/JqRJIdTQrx
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エボシが後醍醐天皇と関係を持っていたであろう証拠は、
エボシが勅書を女達に見せることである。
これは大変な不敬行為であるが
天皇と男女の関係にある女ならできそうだし、
男から来た手紙を女友達に見せるという行為は
いかにも好かぬ男への仕返しという感じがする
また、エボシを犯した天皇が後醍醐であろう証拠は、通常天皇は下賤の者とは交わらないこと、しかし後醍醐天皇だけは下賤の者とも親しく交わり民衆のパワーを自分のものにしようという一種のオカルト思想を密教から得ていた pic.twitter.com/7oAPIPgmON
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シシ神の首を食えば不老不死になれる、という発想自体が密教の思想である、珍しい生物や初物を食べると寿命が伸びたり病気が治ったりする、すなわち神を食べれば神になれるというわけだ。この発想をしてこれだけの戦争を惹起できた天皇は後醍醐しかいない pic.twitter.com/HmhrRKZ9pB
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後醍醐天皇に密教を吹き込んだのが師匠連である。師匠というのは芸事の先生という意味の前に仏教の師弟がある、孫悟空が三蔵法師のことをお師匠様と呼ぶあれだ、師匠連はその師匠が何人かいて連合しているということ、それが後醍醐のブレーンであり最大の黒幕ということになる
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エボシとサンが母娘としてサンの年齢からたたら場にエボシが派遣されて15年が経つということが分かる、15年もの間シシ神の首を取るために森を焼いてシシ神を追い詰めてきた、製鉄も貴重な収入源であろうがついでのこと、師匠連は後醍醐即位の直後からこの計画に巨費を投じてきたというわけ pic.twitter.com/ycGq0iPchA
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ジコ坊を頭とする唐傘連は火薬を巧みに使う戦闘集団、その上部組織たる師匠連は真言宗と天台宗の寺社勢力、彼らこそ後醍醐天皇の尖兵となって日本中に天皇の勅書を届け鎌倉幕府討伐を成功させた力となった。この後、南北朝時代に入っても彼らは南朝に従って働き、紀州根来衆や伊賀の忍者の祖となる pic.twitter.com/szeEtV6OxE
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唐傘の衆と石火矢の衆は寺社の尖兵だがその出自は捨て子である、捨て子は山門に捨てるものと決まっており社会不安が増大すると捨て子も数も増え結果として寺社は軍隊を持つに至る、彼らは親がいないため寺社こそが家であり神こそが親なので結束力と忠誠心が異様に高い pic.twitter.com/5yqihLiHe6
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「ヤマトとの戦に破れ、この地に潜んでから五百有余年…」
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蝦夷の村の長老のこのセリフこそ年代特定の手がかり、朝廷の東方戦争で最後にして最大規模の征夷が行われたのは794年平安遷都とわざと同時に行われた、その桓武天皇というのも後醍醐天皇と同じくらい有名な困った帝王なのである pic.twitter.com/xQ8kDTIxLZ
長老のセリフから大体の年代が分かり、即位期間が最低15年はある天皇で密教に心酔し強力な隠密軍団を動かせる天皇となると、もう後醍醐しか考えられず、しかしシシ神の首を取ることに失敗したのだから、この後は凋落すると考えるとこれは建武元年(1334年)に推定される
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アサノ公方軍の兵士はそれまで登場した足軽主体の軍ではなく全員が侍でありそれは裸足の兵がいないことからわかり騎兵は後ろ向きに騎射できるほどの精鋭である。これは坂東武者、足利尊氏の御家人であるとみてほぼ間違いがない pic.twitter.com/L6UgCSW7sg
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後醍醐天皇の建武の新政はすこぶる評判が悪くわずか二年で崩壊、足利尊氏に破れ後醍醐の御代は終わったかに見えたが後醍醐天皇はその後もゲリラ戦を続け天皇が二人いる南北朝時代を拓くことになる、そんなカオスの中エボシもサンもアシタカも東北はむしろ平和になり生きていったと考えられる pic.twitter.com/CjrQIEtFxK
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めちゃくちゃな父親がいて、犯された母親がいて、捨てられた娘がいて、捨てられた他所の子がアシタカ、これは日本を舞台とした壮大な家族の物語である
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続もののけ姫考 おわり
今回のもののけ姫考察は一年以上も仕事ができない講談師の私が、ゲーム作りに本腰を入れるため日本史を勉強し直す必要に迫られこれらの本を読みまくった成果であります。全部声を出して読んだのでヘトヘトになりましたがやはり勉強は一番の近道かもしれません。僕の作るゲームにもご期待ください。 pic.twitter.com/UOghB30TLU
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大本の母娘説はこれです pic.twitter.com/H4mbMKU4Mx
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この記事への反応
・興味深く考察ツイートを拝見していったけど
出発点があの人の動画でずっこけた
・日本史が大好きなので読めば読むほどワクワクしちゃいました!
・大変ためになる考察ありがとうございました
・これぞ「考察」というものを拝見した気分です。
荒唐無稽でありながら、実はそうかもしれないという…
面白かったです
・考察とても素晴らしく凄く納得しました
となるとエボシはサンを手放したことを彼女なりに後悔してると言うことですかね
うろ覚えなのですがサンを人里へ云々と言うのを
言っていた覚えがあります。
・じゃあ最後は出雲の血を引くアシタカと
大和の血を引くサンが仲良くなって
共に生きていく的なアレもあるんすかね
・宮崎駿(はぇ~・・・)
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「もしかして…」と思わせる説得力があって
すごく面白い考察だった!
なお岡田斗司夫さんの考察は賛否別れる模様
日向夏(ヒーロー文庫/主婦の友インフォス) (著), ねこクラゲ(著), 七緒一綺(著), しのとうこ(著)(2021-05-25T00:00:00.000Z)
5つ星のうち5.0

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