
原価400円のコロナワクチンが3000円に…「特許制度」はこのままでいいのか?
記事によると
・2021年の新型コロナのワクチンの売上高は180億ドル(1ドル135円だと2兆4000億円)で、税引き前利益で130億ドル(1兆7000億円)なので、利幅約7割になる(ちなみにファイザーのワクチンの売上高は370億ドル(5兆円)である)。
・モデルナのワクチンの場合、契約時の条件にもよるが、ワクチン自体の市場価格は1回の接種で19~37ドル、平均すれば3000円くらいとなっている。
・だが、国際NGOであるパブリック・シチズンの試算では、原価は1.18~2.25ドル(160~380円)と推定される。
・ちなみに、アストラゼネカ社のワクチンの場合は、開発の中心となったオックスフォード大学との取り決めで、パンデミック期間中は利益を上乗せしないことになっており、市場価格は3ドル(400円)とされる。
・この数字を見ても、おそらく、新型コロナのワクチンの原価についての先ほどの試算は正しいとわかる。
・日本には「薬九層倍」(薬の売値は原価に対して極端に高く、時には9倍にもなる)ということわざがあるが、まさにその通りといってもよいだろう。
・しかも、モデルナのワクチンの基礎技術は、主に米国での公的資金による研究がもとなので、研究開発は自己資金ではなく税金で賄われていることになる。
さらに、その実用化については、低中所得国でも利用可能な安価なワクチン提供を目的とする官民連携ファンド(感染症対策連合CEPI)の支援を受けている。
以下略
以下、全文を読む
原価って、開発費は……?
— 知念実希人 小説家・医師 (@MIKITO_777) July 18, 2022
そもそもファイザーなどは低所得国にはそもそも利益なしでワクチンを提供していますよ。
高級ブランド店の服にも『この布の原価は1000円だから、それで売れ』とか言うの?https://t.co/UjtObMy232
この記事への反応
・なんだその、鉄代が5万円だから戦闘機も5万でええやろ、みたいなアタマおかしい主張は。
・アホな議論だ。医薬品の開発知ってますか? 一つの成功した事例だけで話をするな。 1000億かけても世の中に出ない候補品はたくさんある。 そんなに言うなら国で開発したらいい。
・あ?製薬企業をボランティアか何かとお思いで?
・人が新しいものを生み出す為の努力に価値がないと主張してる記事。 薬価下げたことで日本がコロナワクチンを生み出す下地がなくなったのもわからないんだろうな。 今後他の国から薬やワクチンを買うしかない状況ってのがどんだけやばいのか考えてほしい。
・開発のコスト考えたら3000円なんてむしろ安すぎるだろ。
・途上国では問題になると思いますが、少なくとも先進国で3000円はかなり良心的な価格設定ではと思ってしまう…(HPVワクチンとかかなり高いのもありますし)
・「原価厨の医師」という自己矛盾の塊みたいのを見掛けた。筆者は「先生は問診で金とるんですか?原価ゼロなのに?」と言われたらどうするんだろうか?
・まず製薬会社は営利企業です。そして先進国では多少の利益が出ても発展途上国などでは半額以下~無償で配っています。自国だけでなくグローバルな視点で話してほしい。
・いいに決まってる。 その原料に至るまでの試行錯誤で費やした開発費や時間と人材。治験への協力機関探し、患者を集める手間と時間、その後のデータ収集。 ここまでやっても薬として販売できるかわからない。 開発なめんな。これだから日本の研究開発部門が伸びないんだよ
・誰かの研究成果を労せずコピって薬作って売れる様になることが適正な市場な価格な訳ねぇだろ馬鹿が 誰も新薬作らん様なるわい
緊急事態なんだから世界にもっと安く配れよって言いたいんだろうけど、そういうわけにもいかんだろうよ


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