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全国初の17歳大学生となった「物理の天才」現在は大型トレーラー運転手に - ライブドアニュース

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記事によると



 1998年、千葉大学は全国初となる「飛び入学」を実施した。合格した3人は「17歳の大学生」となり、研究者としての将来を嘱望されていたが……。

「科学技術の最先端を切り開く人材を育てたい」と、千葉大学が全国で初めて導入した飛び入学制度。「高校に2年以上在籍した特に優れた資質を持つ17歳以上の生徒」に大学の入学資格を認めるもので、中央教育審議会がこの前年6月に制度化を答申していた。

合格者3人のうちの1人に選ばれた佐藤さんは、17歳の春、「大好きな物理の勉強に没頭できる」と意気揚々と大学の門をくぐった。

あれから22年。佐藤さんは今、大型トレーラーの運転手となって、夜明けの街を疾走している。

佐藤さんは大学院にも進み、光の伝わり方を制御できる「フォトニック結晶」を研究テーマに論文を書いて、修士号を得た。大学院を出ると、宮城県にある財団法人の研究機関に職を得た。科学者への道は前途洋々――かと思われた。

しかし、初任給を受け取った佐藤さんは目を疑う。

「え、手取りが15万円?」

就職した前の年、中学の同級生だった妻・裕子さんとの間に長女が生まれていた。

学生時代の奨学金の返済に加え、郊外に借りたアパートの家賃や通勤のための車の維持費もかかる。

ご飯と、おかずは1品にして食費を切り詰めた。月に1回、千葉の実家から米やレトルト食品を送ってもらうだけでは足りず、知人に野菜を分けてもらったり、カップラーメンで済ませたり。ギリギリの生活だった。

仕事はやりがいがあった。専門知識を生かしてベンチャー企業と偏光カメラも開発した。だが、「食べていけない」現実はつらかった。


30歳を超えて2年が過ぎた時、千葉大の仕事が切れた。ここで佐藤さんは、周囲が驚く決断をする。

「世の中には、プロを目指してもなれない人はいる」

2013年の春、研究者の道に見切りをつけ、運送会社に就職した。











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この記事への反応

   
マジで洒落にならない国家的損失

研究で食えないってのはもうホントに日本の科学は終わってる

中国とかじゃこれの5倍の金はくれるんでしょ?
そりゃ有望な研究者は海外に流れますわ


こーゆー問題が日本経済悪くしとる

トラック運転手に対する職業差別だとか
本人が今幸せならどうこうは関係なくて、
優秀な基礎研究者でも食えないってのが問題だって話ですよね。


あーー…、本当に才能ある研究者を食わせることのできない
日本で科学は発達せんわなぁ。
そりゃ、海外に持っていかれるわ。


トレーラー運転手が立派な仕事であることは間違いないが、
それでもこういう天才が「研究者では食べていけない」と
学問の道に見切りをつけてしまう社会には欠陥があると思うな…



ギフテッド教育もそうだけど
天才の子供をもてはやしても
相応のポストと給料を社会で用意しないのは
無責任というか終わってるというか……
日本の研究者冷遇は何なんや?





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