
梅沢富美男 「24時間テレビ」への無配慮批判に不快感「感動ポルノって、おかしいだろ!」
記事によると
・俳優の梅沢富美男が、TOKYO MX「バラいろダンディ」に生出演し、「24時間テレビ」をめぐる心ない評価に異議を唱えた。
・番組では、日本テレビ系列の日本海テレビジョン放送の元経営戦略局長の男性が、「24時間テレビ」の寄付金の一部を着服していた件についてピックアップ。さらに、番組の存在意義にも疑問を唱える声を紹介した。
・その中で、梅沢が引っかかったのは「感動ポルノ」という言葉だった。番組では、障がいを抱える人たちがタレントたちと協力し、パフォーマンスや作品を手がけることが多い。もちろん出演者たちは番組の主旨を理解し、出演を了承しているが、SNS上では「感動ポルノ」という配慮に欠けた言葉も散見される。
・梅沢は「言い方が悪いっていうかさ、何だ?感動ポルノって、おかしいだろ!」と、強い不快感を示した。「それはそれとして存在するわけだからさ、こんな変な言い方するの、やめときなよ。情けないな。いろんな人が見ているわけだから、それ(番組への意見)はいいにしても、こういう言葉で批判するのは良くないと思う」と嘆いていた。
以下、全文を読む
感動ポルノ(かんどうポルノ、英語: Inspiration porn) とは、主に身体障害者が健常者に同情・感動をもたらすコンテンツとして消費されることを批判的に表した言葉。特に、「まじめで頑張り屋」など特定のステレオタイプなイメージを押し付けられた障害者や、余命宣告者などの同情を誘いやすい立場の人を用いて視聴者を感動させようとする「お涙頂戴」のコンテンツがこのように呼ばれる。
定義・背景
2012年に、障害者人権活動家で自身も骨形成不全症による身体障害当事者でもあるステラ・ヤングが、オーストラリア放送協会(ABC)のウェブマガジン『Ramp Up』の記事で用いた言葉である。後に、ヤングはTEDにて「私は皆さんの感動の対象ではありません、どうぞよろしく(I'm not your inspiration, thank you very much)」と題したスピーチを行い、そこでも「感動ポルノ」の語を使用した。
ヤングは、この言葉を「障害者が障害を持っているというだけで、障害を持つ人々を用いた感情を扇情的にさせるビデオ・記事」を指すものとして使った。gastroporn(フードポルノ。視聴者に食欲を誘発するコンテンツ)のように、英語の「ポルノ(porn)」には、視聴者にある感情などを誘引させることを意図されて作られたコンテンツという意味もある。日本語圏では、ヤングが『ポルノ(ポルノグラフィ)』という表現を用いた理由を「このようなコンテンツが観る側の自慰行為であることを表すため」と論じられることもある。
感動ポルノにおいては、障害を負った経緯や障害による負担・障害者本人の思いではなく、積極的・前向きに努力する(=障害があってもそれに耐えて・負けずに、乗り越えようと頑張る)姿がクローズアップされがちである。「清く正しい障害者」が懸命に何かを達成しようとする場面をメディアで取り上げることが「感動ポルノ」とされる。また、紹介されるのは「テレビ受け」する身体障害者に限られるのが常であり、一見しただけでは健常者と判別困難である精神障害者・発達障害者が登場することはほとんどないとされる。このような番組制作の姿勢について、百田尚樹は著書『大放言』の「チャリティー番組は誰のため?」において、「テレビ的に『絵になる』」障害者を取捨選択している」、デーブ・スペクターは「障害を持つ方へのサポートを目的にしているはずなのに、実際は広告代理店と企業の利益とイメージアップのために続けられている」とそれぞれ批判している。
英国放送協会(BBC)は1996年の時点で、障害者の「困難に耐えて頑張る」姿ばかりが描写されがちなことに対する抗議運動を受けて「障害者を“勇敢なヒーロー”や“哀れむべき犠牲者”として描くことは侮辱につながる」というガイドラインを制定している。
この記事への反応
・チャリティ番組ならボランティアで出演すりゃいいのに有料で出演、おかしいだろ。番組も感動の押し売りだし時代的に違和感しか感じない
・そこ?
24時間テレビで寄付金着服にはふれないんだ。
・無配慮な放送をした結果、出演した障害者から感動ポルノと批判された結果で、出演者も金って対価を受け取ってるからやってるだけって人が多いんじゃない?そもそも24時間テレビでしか障害者と関わらないって出演者いない?
今回の横領だって、一番大事な善意の寄付を適当で蔑ろにした結果発覚に何年もかかったんじゃないの?感動ポルノがいやならボランティア精神の無い寄付者のみボランティア番組とでも言うか?
言われる原因の局とかをまず責めろや。感動ポルノって言葉がどうのって批判がズレすぎ。
・障碍者は健気にハンディを乗り越えて努力する存在で、それを健常者が支える。そうした関係を健常者が感動や同情の対象として消費する。こうした一方通行の関係を定番化した番組作りに対して、NHKのバリバラが「感動ポルノ」と問題提起したのではないでしょうか。障碍者の見方を固定化してしまうことこそが、無配慮にも思えます。
「感動ポルノ」の中の「ポルノ」は「視聴者にある感情などを誘引させることを意図されて作られたコンテンツ」という意味なのだそうです。障碍者を主役に、さあ感動してくださいという作り方が、この「ポルノ」にあたるのでしょう。
バリバラを見てみれば、24時間テレビとの違いが感じられるように思います。
・結果的に『感動ポルノ』と言われてしまう様な局の作り方は正直否めないし、そもそも、チャリティーに参加するタレントさん達にギャラが発生する事自体も可笑しな話。いつからか24時間TVがショーになっていた。それでも、身障者の方々や被災者の方々、その他本当に困っている方々の力になれば結果オーライだったでしょうが、1番してはいけない事が発覚しまった。今の24時間TVは、色々と残念な事が多すぎます。
・「チャリティー」という名のビジネスだからアレコレ言われているだけだろう。
・愛やチャリティだというときにやたら障害者を利用して、障害者なのにこんなに頑張ってる、すごいでしょ!?みたいな見せ方は感動ポルノとしかいえませんよ。
感動ポルノって呼ばせたくないなら、普段の番組にもっと障害者使えよ。極論別に女子アナにチック症の人がいてもいいと思う。
・見なくなって10年程経ちます
身内に障碍者がいますが、24hTVのドラマは大衆向けに過度な美化を施したお涙頂戴感の強いものだという感想しか持ったことがありません
健常者からの「彼らは弱者だから皆で介助して援助してあげましょう!」という傲慢さが透けて見えるからです
あくまで個人の感想ですが、自分は24hTVドラマよりドキュメンタリー番組の方が遥かに有意義だと感じます
・何故か障害者に焦点を当てるのが24時間テレビの時だけだから、心無い声が出てきてしまうんですよね。
東京パラリンピックでパラアスリートの特集を組むことはおろか、競技の放映は全くしない。
そりゃ障害者を見世物にしてると言われても仕方ないよ。
障害者差別や誹謗中傷を肯定するつもりは一切ございません。
・いや、その言葉を作ったのは障がい者の側なんだけどね。
感動ポルノって、障害者自身から言われてることですからねぇ・・・


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