uyuiwwww

ここから先、
25日に完結した漫画『宝石の国』の内容を含むので
ネタバレ注意

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市川春子(著), 城戸志保(著), つるまいかだ(著), ひぐちアサ(著), FiokLee(著), 石黒正数(著), BOMHAT(著), 北道正幸(著), 珈琲(著), 皆川亮二(著), 山嵜大輝(著), 幸村誠(著), 真刈信二(著), DOUBLEーS(著), 草水敏(著), 恵三朗(著), 泥ノ田犬彦(著), 滝川廉治(著), 陶延リュウ(著), 沙村広明(著), 藤島康介(著), ゆうち巳くみ(著), 榎本俊二(著), 安彦良和(著), ひの宙子(著), 椎名うみ(著), 矢子園知弓(著), カラスヤサトシ(著), アフタヌーン編集部(編集)(2024-04-25T00:00:00.000Z)
5つ星のうち4.4




























「宝石は装飾品になるしかない」から始まった宝石の国が、
「宝石も極楽浄土へ行ける」の表紙で終わるのとても美しいな。




宝石の国 12年間リアルタイムで連載読んでたので
後半からは毎話しんどかったけれど、
仏教の
『すべてのものが救われる世界でも
宝石だけは救済されず装飾品になるしかない』
を学んだ市川先生が
「ならば宝石が救済される物語を創ろう」から始まった愛の物語だったのかも
と最終話まで読んで思った。
















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市川春子(著)(2013-07-23T00:00:00.000Z)
5つ星のうち4.5



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市川春子(著)(2022-11-22T00:00:00.000Z)
5つ星のうち4.8



  


この記事への反応


   
フォスの願い、
誰からも愛されたかった

愛するもののためにいなくなりたい

だれかのきぶんをあかるくしてるといいな
愛から離れた人間は苦から解放されるという仏教の教えに基づき、
宝石の国最終話にして真に安寧と幸福を得て、
他者に対する慈悲に満ちた本当に清らかな存在になったなと思った


宝石の国 みんなと違う故に仲間外れにされていたフォスが
夜空で燃える美しい星(彗星)になるのが、
どこか宮沢賢治「よだかの星」のような風情があるなぁと思ったら、
そういえばあれも仏教思想から創作された物語だった…


宝石の国最終話 読んできて、
人間並に承認欲求を拗らせていたフォスフォフィライトが抱える"煩悩"を、
108話かけて丁寧に取り除いていく物語だったのかなと思った。

  
宝石の国最終話のタイトルが「宝石の国」なの、
般若心経が「般若心経」で終わるのと一緒すぎて合掌した


宝石の国最終話、市川春子先生の
「予定通り終わることができてよかったです」ってコメントが一番パワーあった 
作者の掌がデカすぎる


宝石の国、あれだけいたキャラたちへの愛着が消え去って、
フォスと兄機と小さな石達のことだけを想う静かなラストになったのが凄いな…
スケールの大きな物語なのに
世界は収束していき穏やかな国だけが残った


宝石の国の結末を友人僧侶が追いかけている最中、
徹夜で駆け抜けた天文学者が
「そういや今年はフォスフォフィライト色の彗星がくるぞ」とにこにこ教えてくれて、
隙がねえなこの漫画となった昼前、
市川春子の精神性たるや改めて人間のそれじゃあねえと思いましたわ。
花まつりで祝おうぜ、みんな。




最終回みました!
長い間苦しみ続けたフォスが救われて
本当に本当に良かった!
仏教知識は無かったから
こうしてXで仏教知識と合わせながら読むと
解像度上がってすごい助かる









B0D2H7BSNS
アトラス(2024-10-11T00:00:01Z)
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