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自分でヘビの毒を体内に、抗体獲得した男性の血液が治療に「革命」か
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記事によると



・免疫学者のジェイコブ・グランビル氏は2017年、コブラやマンバ、ガラガラヘビなど世界で最も危険なヘビの毒を何百回も自身に注射し、ヘビにかまれるままにした男性に関する報道を目にした。

・「記事は少し大げさだった。『クレージーな男性がヘビにかまれる』のような。しかし、読んでみたら、これはダイヤの原石だと気が付いた」。グランビル氏はそう振り返る。

・グランビル氏にとってのダイヤモンドはティム・フリーデ氏。フリーデ氏は米カリフォルニア州を拠点としており、独学でヘビの専門家になった。フリーデ氏は約18年にわたってヘビの毒にさらされ続けており、事実上、いくつかの神経毒に対する免疫を獲得している。

・グランビル氏によれば、フリーデ氏に連絡を取り、「厄介だとは分かっているが、あなたの血液を見てみたい」と告げたところ、「ようやくだ、この電話を待っていた」との返答があった。

・2人は協力することで合意し、フリーデ氏は40ミリリットルの血液サンプルを提供した。8年後、グランビル氏と、コロンビア大学バジェロス医学校のリチャード・ストック教授は、フリーデ氏の血液中の抗体と毒を阻害する薬物に基づく抗毒素の詳細について発表した。これは、少なくともマウスでは19種類の毒ヘビのかみ傷から身を守ることができる。


・研究チームが最終的に開発した混合薬には、フリーデ氏から分離された二つの抗体と、ヘビのかみ傷の95%に存在する酵素を阻害する低分子薬剤バレスプラジブの三つの成分が含まれている。この薬は現在、単独の治療薬としてヒトの臨床試験が行われている。

・研究によれば、抗毒素によって、マウスは13種類の毒に対して100%の防御効果が得られたほか、残りの6種類の毒については20~40%の部分的な防御効果が得られた。

・英ランカスター大学の専門家スティーブン・ホール氏は今回の混合薬について、人間ではまだ試験が行われていないものの、臨床での使用が承認されれば、抗体が人間由来なことから、馬や他の動物を使って従来の方法で作られたアレルギー反応を引き起こすことが多い抗毒素よりも副作用が小さい可能性が高いと述べた。

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この記事への反応



勇気あるなぁ

沖縄ですけど、ハブ抗毒素でも不純物のタンパク質が副作用を起こすので、昔は抗毒素を繰り返し打てないことが問題になっていました(今は純度が向上)。
また、例えば台湾になると、有毒蛇の種類が桁違いに多くなるので、何の種類に咬まれたのか、非常に重要な情報になってきます。
地方の人だと、蛇の知識や識別能力がかなり高いですね(遠目から見ただけで識別)。
この研究の優れている点は、ヘビ神経毒に対して汎用性の高い抗毒素を、しかも3種類だけで作り出せたことではないでしょうか?(多いと商業ベースに乗らない)
ただ、確かヒトは神経毒には抗体ができても、筋肉毒や出血毒には難しい、と聞いたことがあるので、その点が気になります。


この人、最初からそれが目的だったのかな?
ヘビ毒に18年間耐えれば大金になるって。
だとすれば新しいビジネススタイルだな。


リアル猫猫だ!

YouTuberにもよく毒をわざと刺される人いるからその人も調べてみたら面白そうですね

まるっきりジョルノ・ジョバァーナやね

まあ、ヒ素の耐性を持つ住民が多く住む集落があるわけだしなあ。毒蛇耐性を身につけた人がいても、不思議ではない。
でも、一歩間違えたらホントにこの世と……だったわけで。運良く生きてるだけよね……。






人類の役に立つためにずっとヘビ毒打ってたんか・・・?

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