「日本のやり方はうまくいかない」韓国のe-Sports協会「KeSPA」合同取材で見えた日本のビジネスモデルの穴 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト
2月11日の「闘会議2018」で、韓国のe-Sports協会「KeSPA」へのメディア合同インタビューを実施。韓国のe-Sports事情に詳しい方々に、自国と日本のゲーム文化の違いをはじめプロライセンス制度の課題などを語ってもらいました。
記事によると
・韓国のe-Sports協会「KeSPA」のメディア合同取材より
一部抜粋
――PCゲームの普及は通信環境が整っていたからとのことですが、モバイルゲームはe-Sportsとしていかがでしょうか?
Jung氏:モバイルゲームにもいろんな種類があるので一括りには言いづらいですが、今回日韓戦を行った「クラッシュ・ロワイアル」はe-Sportsの枠に収まると考えています。
ただ、どうしてもモバイルゲームはPCゲームと比べると単純なゲームが多い。複雑で戦略的なゲームの方が、視聴者はスポーツのように楽しめますので、そういった面では成熟にもう少し時間がかかると思います。
――これから日本においてはプロライセンスを持つ人がプロゲーマーと定義されるようになりますが、韓国ではどのような人をプロゲーマーと呼ぶのですか?
Jung氏:実は韓国でも、スタークラフトが流行していた頃には同じようにライセンスを発行していたんです。
しかし現在は“名簿リスト”といったものを協会が管理しており、そこに名前が載っていればプロゲーマーと定義されます。
とはいえe-Sportsはまだまだ発展途上。どうしても制度は日々変わっていきますね。
――日本でこれから施行していくe-Sportsのビジネスモデルは、主催者であるゲームメーカーが賞金を出し、収益に関しては大会への一般参加だったり動画視聴だったり、さらにはグッズを含めたソフト以外のことまで見込んでいる状態です。それに対して、韓国の場合はゲームメーカーがあまり関わらないといった認識で大丈夫ですか?
Jung氏:日本のビジネスモデルと韓国のビジネスモデルは違います。
日本のようにゲームメーカーがお金を出して大会を開催することは、もちろん反響という面ではいいかもしれませんけど、長期的に維持していくには体力的に難しい。
そういった観点から韓国では、資本力のある企業にスポンサーとして協力してもらい、e-Sports文化をより定着させていこうと取り組んでいます。実はe-Sports大国と呼ばれながら韓国も非常に悩んでいるんですよ。
ただ、それでも今の日本のやり方はうまくいかないと考えています。
やはり資本力のあるスポンサーたちを集め、しっかりとお金をe-Sports選手に還元すること。そうするとe-Sports選手に憧れる層も増え、コンテンツが成熟していくはずです。
・韓国のe-Sports協会「KeSPA」のメディア合同取材より
一部抜粋
――PCゲームの普及は通信環境が整っていたからとのことですが、モバイルゲームはe-Sportsとしていかがでしょうか?
Jung氏:モバイルゲームにもいろんな種類があるので一括りには言いづらいですが、今回日韓戦を行った「クラッシュ・ロワイアル」はe-Sportsの枠に収まると考えています。
ただ、どうしてもモバイルゲームはPCゲームと比べると単純なゲームが多い。複雑で戦略的なゲームの方が、視聴者はスポーツのように楽しめますので、そういった面では成熟にもう少し時間がかかると思います。
――これから日本においてはプロライセンスを持つ人がプロゲーマーと定義されるようになりますが、韓国ではどのような人をプロゲーマーと呼ぶのですか?
Jung氏:実は韓国でも、スタークラフトが流行していた頃には同じようにライセンスを発行していたんです。
しかし現在は“名簿リスト”といったものを協会が管理しており、そこに名前が載っていればプロゲーマーと定義されます。
とはいえe-Sportsはまだまだ発展途上。どうしても制度は日々変わっていきますね。
――日本でこれから施行していくe-Sportsのビジネスモデルは、主催者であるゲームメーカーが賞金を出し、収益に関しては大会への一般参加だったり動画視聴だったり、さらにはグッズを含めたソフト以外のことまで見込んでいる状態です。それに対して、韓国の場合はゲームメーカーがあまり関わらないといった認識で大丈夫ですか?
Jung氏:日本のビジネスモデルと韓国のビジネスモデルは違います。
日本のようにゲームメーカーがお金を出して大会を開催することは、もちろん反響という面ではいいかもしれませんけど、長期的に維持していくには体力的に難しい。
そういった観点から韓国では、資本力のある企業にスポンサーとして協力してもらい、e-Sports文化をより定着させていこうと取り組んでいます。実はe-Sports大国と呼ばれながら韓国も非常に悩んでいるんですよ。
ただ、それでも今の日本のやり方はうまくいかないと考えています。
やはり資本力のあるスポンサーたちを集め、しっかりとお金をe-Sports選手に還元すること。そうするとe-Sports選手に憧れる層も増え、コンテンツが成熟していくはずです。
この話題への反応
・さすがKeSPAは分かってるなぁ
まず日本は「スポンサーが金出して興行を成立させる」という韓国や欧米のe-sportsシーンが踏んだステップを通り越して、
いきなり「ゲームメーカーが金出してプロゲーミングシーンを盛り上げる」という方向に進んでしまっている
薄っぺらいe-sports文化が広まるだけで、長期的にに根付くような強い文化にはなりえない
あとKeSPAがライセンス制度を一度やめた経緯もJeSPA(笑)は理解すべき
当時世界最高のBWの大会はほぼKeSPA主催の大会であり、プロゲーマーとして生きていくのにはKeSPAの試合に出るためのプロゲーマーライセンスが必須だった
しかしながらSC2、LoLの時代になると、海外の大会の賞金プールの比率が一気に上がり、KeSPAの大会にでれなくてもプロゲーマーとして生活できる韓国人が一気に増えて、ライセンス制度が破綻していった
何の権威もない、しょぼい大会を単発で年何回かしか行わないであろうJeSPAのプロゲーマーライセンスに何の意味があるのか
本当のプロゲーマーならJeSPAなんか頼らず海外の大会で結果出して金を掴み取ればいい
・やっぱりこの分野に関しては韓国は先進国だな
JeSPAも目先の利益ばっか追わないで先達を見習ってくれよ…
・韓国もCounterStrike Onlineとか記事中のサドンアタックとかで
結構やらかしてる(金で無理矢理盛り上げようとしてイマイチ)
日本はそういう歴史から学んで、要領よく段階を踏んでほしいね
・さっさと法改正で賞金の壁をなくせばいい
・金の匂いを嗅ぎつけた汚い連中の始めたことだからな
まったく期待できない
必要なのは規制の緩和なんだし
・本文とは関係ないツッコミだけどJeSPAは解散しとるで・・・
・成功してる部分も失敗してる部分も、ここまで良いお手本が近くにいるんだから
きちんと学んでいくべきだろうね
・何が悲しいって、協会が発足しちゃった事で景表法の法改正の議論が遠のいた事だよね。協会の言う解釈論噛ませればメーカーが高額賞金出せるって流れになるんであれば、現行法のままなんでしょ?
・オリンピックだー世界だーって言ってんだから
こういう先輩の意見は参考にして欲しいけどもう無理そうですね
色々欠陥だらけの日本のe-sports界隈
韓国のこういうところはお手本にして頑張ってもらいたいが・・・
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