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Facebookは1000社以上の「広告ボイコット」にも関わらず収益を増加させている


記事によると



・「Facebookはヘイトスピーチを放置することによって収益を得ている」として、2020年6月にFacebookへの広告出稿をボイコットする「Stop Hate for Profit(利益のためのヘイトをやめよう:#StopHateforProfit)」キャンペーンが起こった。

・コカ・コーラやユニリーバといった大企業が一斉にFacebookの広告出稿停止を発表し、1000以上の企業がこのキャンペーンに賛同した。しかし、2020年第2四半期(4~6月)の決算報告では、総収益は前年同期比で11%増加となる186億8700万ドル(約1兆9530億円)であったことが判明した。

・Facebookの最高財務責任者であるデイビッド・ヴェーナー氏は「Facebookの広告主上位100社が第2四半期の総収入を占める割合」が前年同期より低い16%であったことを発表しており、これは実際にボイコットにより大企業が離れたことを意味する。

・Facebookは広告価格を自動的に調整しており、広告枠が余ると単価が下がる。大手企業はほかに広告の手段を持つが、Facebookの広告に依存している中小企業が世界中に多数存在し、広告単価が下がるとそれらの中小企業が「買い時」だと判断してFacebookで広告を配信するようになるという。この仕組みにより、大手企業がボイコットしても、Facebook全体の広告収益には影響しないというエコシステムが完成している。



この記事への反応



まあ楽しい

此れだけ言われているのに増加する 摩訶不思議な世界...

大手スポンサーによる広告ボイコット。 Facebookの収益への影響度は限定的のようですね。 大手が出さなくなればその枠を2番手3番手が狙いに来る。 企業の評判に影響はあるものの、プラットフォーマーは固有の大手企業への依存度が少なく、力関係でも有利になるものです。

世間の批判にもかかわらず、ザッカーバーグ氏が強気だった理由もなんとなくわかる気がします。

Facebook、めちゃくちゃ成長してるやんけ_(:3 」∠)_





広告停止した大企業の皆さんはどうするのかねこれ