
アクタージュ問題は、法治国家の住人なら当然「作品は残すべき」になるはずなんだけど、私刑大好きなみなさんが多数おられる野蛮な国へようこそ。
— ぬまきち@デイズBOX9/25発売! (@obenkyounuma) August 11, 2020
この気持ちはわかるけどこういう観点も
アクタージュの問題について編集者さんに聞いてみたんですけど、「サムの息子法」の問題があるみたいです。作家が犯罪を起こして知名度を上げることで、著作の売上を伸ばす、犯罪と著作の利益が結びついてしまう問題。これが野放しだと法制定が必要ではという話にまで行くので、打ち切り回収は妥当と。 https://t.co/xrT851ziBd
— kemofure (@kemohure) August 12, 2020
アクタージュの問題について編集者さんに聞いてみたんですけど、「サムの息子法」の問題があるみたいです。作家が犯罪を起こして知名度を上げることで、著作の売上を伸ばす、犯罪と著作の利益が結びついてしまう問題。これが野放しだと法制定が必要ではという話にまで行くので、打ち切り回収は妥当と。
余談として、例えばの話ですが、LOに掲載している18禁漫画家が今回のような事件を起こしたら、廃刊は免れないだろうと。なのでLOは凄く気を使っていて、性犯罪を強く非難して防止すべきということを紙面にたびたび載せているし、作家達も誰も犯罪は起こしていないと。媒体によって配慮レベルが変化する
— kemofure (@kemohure) August 12, 2020
これも余談ですが、著作権は容疑者である原作者が持っているので、原作者が集英社との出版契約を解消して、マイナーな出版社でアクタージュを出す等の可能性はありますが、その場合は、作画の宇佐崎しろ先生の許可も必要になるので、まだどうなるかは分からないと。
— kemofure (@kemohure) August 12, 2020
自分は打ち切り回収は妥当だと思いますが、どうしてもアクタージュを出版させたい方々は、そのことを集英社に言うのではなく、原作者が釈放された後に、原作者に集英社との出版契約を解除して、別出版社(大手は無理と思われ、マイナー出版)か同人出版で出すように要望する方が現実可能性があるかと。
— kemofure (@kemohure) August 12, 2020
今現在、既に、今回の事件で知名度が伸びたことでアクタージュを買ったという人々が沢山いる訳で、犯罪による知名度上昇が作家の利益と結びつく問題を考えると、打ち切り回収は妥当と思いますね。一ツ橋グループがそのような事態を放置していると他の出版グループから批判される事態は避けたいでしょう
— kemofure (@kemohure) August 12, 2020
サムの息子法 - Wikipedia
記事によると
・この法は、犯罪活動の結果として直接取得した金銭を押収することを意図している。
犯罪者が自らの事件を商業的に利用して得た金銭を奪うことにより、犯罪の収益性を除去するため、また、犯罪者が自分の罪の悪評を活用できないように作られている。
多くの場合、書籍出版や映画化などから得た収入は犯罪被害者への補償となる。この法が制定されたきっかけは、出版社が「サムの息子」ことデビッド・バーコウィッツに多額の報酬を提示して手記のオファーを出したことが問題視されたためである。
以降、数多くの改定を重ねて、ニューヨーク州は2001年に再び採択した。同様の法律は他の多数の州で制定されている[1]。
1978年の法は連邦最高裁でアメリカ合衆国憲法修正第1条に反すると違憲判決を受けた。そこで1992年に判決にそった改正を行っている[2]。
犯罪者による罪のビジネス化を防ぐ目的と同時に被害者・遺族救済のための法である。被害者への補償に関する法では、州法のほかにアメリカ連邦法にVOCAがある。
この記事への反応
・日本には『サムの息子法』がないから、少年Aが書籍を発表できたり、少年Aの母が書籍を発表できたりして、その印税をどうするかを論ずることすらできなかったりするの
・昨今の自称ユーチューバーの起こす事件を彷彿とさせる話しですね。
・私はアクタージュが凄く好きで、連載開始からずっと応援していたので、今回の事件と打ち切りは、悲しいですし、それ以上に腹立たしく思っていました。
kemofureさんのご指摘で、権力側から言われる前に、出版社自身が気概を見せた可能性があることが分かって良かったです。
・前例を作ってはいけないですよね…

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