
Twitterより
どうもクリエイターには「リアル病」というものがあって、これにハマると「リアルなんだけど面白くない」物を作ってしまう。
— 滝川クリティカル (@TakigawaCritica) March 6, 2021
史実として正しい、物理法則として正しい、人間心理として正しい...それらを積み重ねて、できるのは「正しいが別に面白くはない」物だったりする
「正しさ」は目に見えた結果になるけど「面白さ」はとらえどころが無い。制作に悩んでくると確実なものに縋りたい心理にはなる。
— 滝川クリティカル (@TakigawaCritica) March 6, 2021
創作を受け取る側としても、「どうしてリアルに感じたのか?」は論理的に説明できても、「なんで面白いと思ったか?」を言語化するのは難しい
面白い創作を受け取ったとき、「リアルだから面白い」と感じてしまうことがある。その感想が正しいこともあるが、多くの場合はリアルさというのは面白さの一部でしかない。「リアル=面白い」だとすれば、鏡で自分の顔を見るだけで面白いことになってしまう
— 滝川クリティカル (@TakigawaCritica) March 6, 2021
創作で先人の模倣をするとき、表現に含まれる「リアルさ」を真似することはできるのだが「面白さ」を真似することは難しい。なんで面白いのか、自分でも良く分かっていないからだ。
— 滝川クリティカル (@TakigawaCritica) March 6, 2021
この問題を確実に回避する方法は「少なくとも自分にとっては面白い」ものを作ることなのだが、それが売れるかどうかはまだ別の話。
— 滝川クリティカル (@TakigawaCritica) March 6, 2021
創作者にとって「自分と同じ感性の人間が多い」というのはそれだけで有利なんだ。これは今の若い人が不利な部分、とも言える。
感性というのは同じ世代というだけである程度は似てくるので、ミもフタもないことを言うと、売れっ子の条件の1つは「同年代に産まれた子供が多いやつ」とも言える。
— 滝川クリティカル (@TakigawaCritica) March 6, 2021
クリエイターが歳を取ると不利かというと、場合によってはそうでもないかもしれない。同世代も同じように歳を取るから。
鉄血とかのパターンやね。強者は弱者を踏み潰して生き残る・主人公補正も諸共に押し潰すという、とても分かり易い現実
— スターク (@Orphensteel) March 6, 2021
しかし客は「ここに無い現実」を求めて物語を見るので、ただの現実は需要と合わない
なお、稀に「正しいどころか道理から思いきり背いた上で面白くない」という地獄も発生する
完全にリアルになるとむしろ面白いんですけどね。
— fusipuro (@fusipuro) March 6, 2021
「リアル」と「リアリティ」は違うと言うか、「読者にとってどうでもいいリアル」ってありますからね…
— もじのくまさん@アマゾンズ媚眼連載中 (@Dousesuimasen) March 6, 2021
この記事への反応
・荒唐無稽文化財。面白さの言語化って難しいよ。
・俺は「ファンタジーの中にある壮絶なリアル」という世界に惹かれる。
今の呪術廻戦、ヒロアカなんてまさにそうだし。
逆に青年誌向けな「全てがリアル」という世界には興味がない。
・物事を人に伝える時も同じことを感じる
より正確に、写実性をもって全てを伝えようと話すと間延びするし興味を持たせにくい
より詳細で、精細な表現はまず1発のパンチをガツンとキメて相手に興味を持たせてからの深掘り段階じゃないとやる意味がないんだね
・これ本質的にエンタメ作るのに向かない人が陥る病気よね
楽しむ事を忘れちゃってる
リアルの中にある面白さを増幅するのがエンタメであって面白いものは何処かリアルを含んでる、というのが正解なんだよ、出発点が違う。
逆にどんなに奇抜でも出発点がリアルの面白さがないと面白くない。
・リアルのさじ加減が大事かも。
現実世界や同じ物理法則の世界観だとある程度リアルじゃないとツッコミ処多発になってしまうし。
・いや、そりゃ積み重ね方が足りないんでしょう。積めるもんは全部積んでからの省略作業にせんとペラペラになるでしょう。
・やってしまう…何でもない人なのに、
ただ、漫画やアニメで互いが最高値を出しあって戦うのが好き過ぎる。例えば、ブリーチのマユリ様、進撃の巨人のリヴァイとか。でも、全員が強キャラだったらそもそも問題おこらんのか
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1. はちまき名無しさん
もうゲハは任天堂だけでいいんじゃないか