
松崎悠希 - Wikipedia
松崎 悠希(まつざき ゆうき、Yuki Matsuzaki、1981年9月24日 - )は、主にアメリカ合衆国・ロサンゼルスと日本で活動する俳優、声優、コメディアン[1]、翻訳家、英語発音コーチ、日本語発音コーチ、プロデューサー[2]、GIFアニメ職人である[3]。宮崎県出身。身長183cm。ココジャパン所属[4]。
硫黄島からの手紙 (2006年, 米映画)- 野崎陸軍一等兵 役
French Bomber Ditective (2006年, 米映画)- Ex Bum 役, プロデューサー, 編集, VFX制作[14]
The 8th Samurai (2009年, 米映画)- Yama-san 役
ピンクパンサー2 (2009年, 米映画)- ケンジ・マツド 役
幸せの始まりは (2010年, 米映画)- トリ 役
パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 (2011年, 米映画)- ガーヘン 役
松崎悠希さんのツイートより
日本で映像制作をされている方からよく「どうすれば自分の作品のクオリティを上げられますか?」と聞かれます。・・・もちろん、皆さんそれぞれ苦手な部分があるとは思うのですが、一つだけ多くの方に共通している大きな弱点があります。それは「台詞に頼りすぎている」という部分です。(続
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) January 2, 2022
日本で映像制作をされている方からよく
「どうすれば自分の作品のクオリティを上げられますか?」
と聞かれます。
・・・もちろん、皆さんそれぞれ苦手な部分があるとは思うのですが、
一つだけ多くの方に共通している大きな弱点があります。
それは「台詞に頼りすぎている」という部分です。
これは日本とそれ以外の「脚本」の「立ち位置」が違うことに主な原因があります。多くの場合、日本の脚本は最低限の「ト書き」と「台詞」で構成されています。そしてそれを俳優や演出家が読み解き、そこに「演出」を足していきます。これに対しハリウッドの脚本は「演出」がメインで構成されています。
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) January 2, 2022
これは日本とそれ以外の
「脚本」の「立ち位置」が違うことに
主な原因があります。
多くの場合、日本の脚本は最低限の
「ト書き」と「台詞」で構成されています。
そしてそれを俳優や演出家が読み解き、
そこに「演出」を足していきます。
これに対しハリウッドの脚本は
「演出」がメインで構成されています。
つまり、脚本家があらかじめシーンの「演出」を脚本に書き込んでいるのです。・・・たとえば、↓このような日本の脚本があったとします。「剛」と「薫」というキャラクターが、家の権利書を探して剛の実家にやって来たシーンです。ト書きと、セリフで構成されているのがお分かり頂けるかと思います。 pic.twitter.com/Ppjtr6dsUB
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) January 2, 2022
これと全く同じシーンを、ハリウッドの方式で書き直すと↓こうなります。まだ脚本段階であるにも関わらず、シーンの「雰囲気」や「映すべき画」が明確に描写されているのがお分かり頂けるかと思います。つまり、まるでアニメの「絵コンテ」のように、脚本家が「画」を書き込んでいるのです。 pic.twitter.com/taFYzn2DwE
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) January 2, 2022
この方式ですと「画を見たら分かる」セリフは最初から書く必要がなくなりますので、説明台詞が必要なくなり「台詞に全く頼らない脚本」になるわけです。それから、ハリウッド形式の脚本では「・・・」という、読む人の想像に任せる描写はありません。常に具体的に「何を」「どう」見せるのか書きます。
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) January 2, 2022
しかし、このような形式の脚本を見たら、「ここまで脚本段階で演出されたら、監督の自分の出る幕がないじゃないか」と思われる方が多くいらっしゃるかと思います。・・・実はここが何より一番重要なのですが、何とハリウッド形式では「脚本家の演出を変更/却下できる」んです。
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) January 2, 2022
このような形式の脚本を見たら、
「ここまで脚本段階で演出されたら、
監督の自分の出る幕がないじゃないか」
と思われる方が多くいらっしゃるかと思います。
・・・実はここが何より一番重要なのですが、
何とハリウッド形式では
「脚本家の演出を変更/却下できる」んです。
つまり、脚本家がそのシーンで描きたかった
「演出意図」だけを汲み取り、
その「描き方」は、監督が自分流に変更できてしまうんです。
だからたとえ脚本に演出が組み込まれていたとしても、
演出家からブーイングが出ることはありません。
つまり、脚本家がそのシーンで描きたかった「演出意図」だけを汲み取り、その「描き方」は、監督が自分流に変更できてしまうんです。だからたとえ脚本に演出が組み込まれていたとしても、演出家からブーイングが出ることはありません。 pic.twitter.com/5b2zo5zFo7
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) January 2, 2022
この「台詞に頼らない」作品作りにトライしてみたい方は、ぜひ一度実験で、「これでもか」というレベルで演出を脚本に書きまくってみる事をオススメします。「どのような画を見せればそのシーンが成立するのか」を考えて。その際、日本の「縦書き方式」ですとスペースが足りなくなるかもしれません。
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) January 2, 2022
この「台詞に頼らない」作品作りにトライしてみたい方は、
ぜひ一度実験で、「これでもか」というレベルで
演出を脚本に書きまくってみる事をオススメします。
「どのような画を見せればそのシーンが成立するのか」を考えて。
その際、日本の「縦書き方式」ですと
スペースが足りなくなるかもしれません。
もちろん、現在の日本の脚本のスタンダードとは全く違いますので、今の方式が良いと思っている方からは怒られてしまうかと思います。ですので、もし実験される場合は理解のある方と一緒にやってみる事をオススメします。そしてそれで実際に完成品が良くなれば、次作でその方式を取る説得力が出ます。
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) January 2, 2022
試しに日本の「縦書き方式」ではなく、ハリウッド形式の脚本を書いてみたいという方は、WriterDuet というサイトをオススメします。このサイトでは無料トライアルで期間制限無しで3本までハリウッド形式の脚本を書いて保存することができます。日本語にも対応しています。https://t.co/natZBq6dtk
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) January 2, 2022
清水尋也(出演), 小原好美(出演), 大谷凛香(出演), 加隈亜衣(出演), 大塚明夫(出演), 木島隆一(出演), 平尾隆之(監督)(2021-12-03T00:00:01Z)
5つ星のうち4.8
この記事への反応
・海外ドラマ見慣れると、
日本のドラマの説明セリフ過多でテンポ悪くて
不自然な演出見てらんなくなる。
アニメはまだマシ、漫画はさらにマシ
(脚本と演出の距離の差かな?
漫画は漫画家が全部やるから
・邦ドラは台所仕事しながらの主婦が音だけで理解できるように
台詞で全部説明してた昭和の手法が根付いてしまった
という説を聞いたな。
映画もテレビ局主体の製作が増えて、
作りもテレビ(ドラマ)化したとか何とか。
・セリフ偏重のドラマ作りを考える日米脚本スタイル比較。
確かに米国の脚本はト書きが緻密で
映像が目に浮かびやすいものが多い。
けど、小津も黒沢も溝口も成瀬も
日本式スタイルのホンで撮っていたわけで…
・「なぜ日本のドラマや映画は説明台詞が多いのか?」
に対する考察として非常に興味深い
(脚本の書き方一つとっても海外とはずいぶん違うんだなぁ)
・ハリウッドは長年英語圏以外の国でも
映画を売るビジネスをしているので
「言っていることが聞き取れなくても
照明やカメラの位置、俳優の仕草などで
話の流れを掴める」演出に長けてるのよ。
・ 日本の映画は本当に俳優の顔のアップと単調な画面、
音作りで眠くなってくるよ。
静かに喋って顔が交互に映るだけのシーン、
棒読み感満載のセリフ、なんでなんだろう。
・納得感ある。
海外ドラマ見てるとセリフがない俳優の動き・表情に
意図があるのが伝わってくる。
セリフなくても何のシーンなのかがわかる。
伝えたいことを複数人のセリフに分散して
自然にするとかもあるけど。
セリフ音だけで全てが理解できるラジオドラマの
延長みたいな日本ドラマや邦画のお話
なるほどなぁ

- カテゴリ

はちま起稿
ゲーム全般カテゴリ 2 位
過去記事の閲覧ができます

1. はちまき名無しさん
立憲民主党最低