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児童文学作家・菅野雪虫さんのツイートより






子ども向けのファンタジーを長年書いているが、

「ラストは王子と結婚させてほしかった」
という感想を少なからず見る。
子どもからの手紙には無いのに、
成人(結婚=幸せでもないと見聞きし経験しているであろう)女子から
多いのはなぜだろう。

「結婚しなきゃダメですか?」

児童文学でこれを言うとは。




これに対してある成人読者が解説








本当に申し訳ない。
これ男女、男男、女女関わらず
なんか結婚というものの大団円感がすごくて
物語を閉じるときに結婚式があると尻が落ち着くんですよね。

逆に結婚生活はもう日常だから必要なくて。
結婚式はファンタジーの葬式で、物語の死だから、
結婚することで全てが閉じるんです……




逆に言えば物語を殺して
キャラクターを日常の世界に解き放つために
結婚というものがある。

その世界を諦める儀式と言いますか……。

だからこそモノノ怪姫とかはなんとなく無限に続く気がしますし、
ジャンプの長期連載漫画が
最後結婚しまくるのも理解できます










  


この記事への反応


   
一方、結婚しても家庭そっちのけで
妻を家に一人残して働きもせず
自分勝手に冒険しまくる『ドラゴンボール』の孫悟空という主人公がおってな。


宮崎駿も同じような事を言ってました。
『紅の豚』ラストでポルコはジーナと結ばれることが示唆されますが
結婚は飛行機乗りとしての死だから
ハッピーエンドではなくある意味葬式エンドだと。


前作主人公はパン屋になって日常に帰ったから
今回の戦争には呼ばないって言うエピソードも好き。

  
確かに。
子供向け番組の鳥人戦隊ジェットマンでもレッドとホワイトの結婚式で終わりましたからね。
ブラックはなんかやけになって街のチンピラに刺されて、式場で死にましたが。
確かにいまだに伝説です。


結婚があると物語を閉じるとき尻が落ち着くとかいう
ふざけた考えをぶち壊すために、物語があります


正直それまで恋愛要素皆無だったのに
その尻を落ち着けるために、あんまり仲良くなかったキャラクターたちが
くっついて行くと子供ながらにすごく白けた経験もあるから、
書き手の大人の好みだと思う。
結婚に落ち着けないと丸く収められないのは
それぐらいの力量って言いたくなっちゃう。


『結婚式はファンタジーの葬式』すごく上手い表現だなと思いました。
個人的に現実でも『結婚は子供時代の終焉』
『結婚はモラトリアム期間の終焉』だと思っているので、
幼かった主人公が冒険と恋を経て大人になり、
卒業式(結婚)を経て日常に帰っていく流れは納得できます



ワイ個人は結婚して幸せに日常暮らしてる
前作主人公とか好きやで
この手の話題になると
毎回鬼滅が叩かれるような気がw





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